2013年12月7日土曜日

ミョウガが不作の原因は地下茎の過密状態?過密していた地下茎を3カ所に移植

さあ今年も残り少なくなってきた。
この1年の野菜作りを振り返ってみると、期待以上の収穫を得て大喜びした日や、期待を裏切られガックリした日々など様々思い出される。

そんな野菜の中で、今年最も期待を裏切られた野菜の一つはプランターに植えたミョウガだった。
ミョウガは去年から育てている。去年は葉っぱもこんな風には育たなかった。
去年のミョウガは収穫ゼロ。そこで今年は苗を追加購入してこのプランターに植えた。
そして、今年はこの葉っぱの茂り方を見て大いに期待してしまった。

6月頃は、プランターに溢れんばかり葉が茂って、夏の時期の大量の収穫を期待させた。
しかし、真夏のソーメンに入れる気でいになっていた肝心のミョウガ(花芽)は、このプランターでは全く収穫出来なかったのだ。
葉っぱの方は7〜8月には更に背は高くなったのだが、やはり花芽は出てこなかった。
8月初め頃のプランター。葉っぱは大きく茂りプランターが小さく見える

その頃はしばしば、プランターの中で乱立している茎の根元を探してみた。
茎はいっぱい出ていたが、花芽はついに出なかった。
残念ながら、このプランターのミョウガには大いに期待させられた分、失望も大きかった。


そんな中、今年1個のミョウガが収穫出来た。
それは、去年植えてもう枯れていると思った所から1本芽を出した茎葉の根元から出てきたヤツだ。
室外機の側のミョウガ。ここには去年植えたのだが、もう完全に枯れていると思っていた、
なぜか、今年同じ場所に1本だけ元気な芽を出した。
そして、その根元に花芽が出てきたのだ。
初収穫の1個が、最終収穫の1個になるとはつゆ思わなかった。
さて、来年のミョウガ作りについて少し考えてみよう。
室外機の側のミョウガはそのままにしておくとして、問題はプランターの方だ。

この時期、プランターの土より上部の茎葉は完全に枯れてしまっている。
葉っぱが十分茂ったのにミョウガが出来にくい理由を調べてみると、どうやら地下茎が密集し過ぎたことも原因になるらしい。

もしかしたらそうなっていた?
さっそく、このプランターをひっくり返してみた。
プランターの土の中では確かに地下茎が密集していた。
確かに地下茎は密集していた。
これだけ地下茎があれば、数カ所に分散移植が出来る。

移植場所にどこがよいか考えてみた。
ミョウガはある程度日陰の所がよいとのことだ。
かといって、全く日が当たらないのもよくないとのことだ。

先ずメインの移植場所は地植えで探そう。我が家の菜園で適度な日陰になり易い場所は?

昨年、室外機の側がいいと思って植えたのだが、朝から昼まではがんがん日が当たる。
ここは思った程いい環境ではなかったようだ。
ウ〜ン、ここはどうだろう?イチジクの木の下だ。
ここなら、夏の間は半日陰、そして駐車場の横なので出てきたミョウガの花芽を見落とすこともないだろう。
今年の夏のこの場所はイチジクで半日陰になっただけでなく、近くから自生したゴーヤが伸びてきた。
そして辺り一面を覆い、側においていたダストボックスのゴボウは日当りが悪すぎて育たなかった。
同じようなことが起こるとちょっと困る?
さっそく、10cmほどの地下茎を10本程をこの場所に植えた。
ミョウガの移植操作で、ある程度イチジクの根を傷めたのは仕方ない。
しかし、イチジクは強いので、こんなことではビクともしないだろう。
今日植えた10本程のミョウガの地下茎で、来年はどれくらいのミョウガが茂るのだろう?
そして、どれくらいの収穫があるのだろうか?来年夏の収穫時期が今から楽しみだ。

次に、4本程の地下茎を鉢に入れ、建物の裏に置いてみた。
ここは、かなり日当りの悪い場所だ。
ここは、日当りが悪過ぎるかもしれない。
こんな日陰でもミョウガが育つかどうかには興味がある。


そして最後は今まで通りのプランターの中。
ここには、6〜7本の地下茎を入れてみた。
写真に見える黒っぽい髭のようなものは根。
土が外れて明るい茶色に見えているのが地下茎の一部だ。

このプランター今までと全く同じ場所に置いている。
さて来年、ここでミョウガの花芽の収穫はできるだろうか?
収穫出来れば、今年の不作の原因は地下茎過密だったということになる。
さて来年、どこに植えたミョウガがどんな風に育つか、楽しみに見て行こう。
我が家の中で、ミョウガに適した環境を見つけたいと思っている。
そして来年こそは、ミョウガのさわやかな香りと歯ざわりを楽しむのだ。

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