2018年7月31日火曜日

2018年7月の菜園。

7月自然環境が厳しかった
まず台風7号がやってきて、続けて豪雨
そしてそのあとはカンカン照りの猛暑が続き、弱ってくる夏野菜も増えてきた。
そして最後は被害はほとんどなかったが台風12号だ。
豪雨の時の田園?風景。
菜園の向こうは広い湖状態。
その前の台風7号では、大きなオリーブの木も倒れた。
起こした後、今は立ち直って、付けていた多くの実も落ちていない。

カンカン照りの猛暑の菜園では、水やりがひと仕事だった。
風で少し倒れたのと、水不足がたたって、ヤーコンな苗の一部が枯れたのは残念だった。

こんな7月の水やり以外のもう一つの重要な仕事は草抜き
畝間の草がぼうぼうだと、野菜の収穫もままならなくなるのだ。
抜いた草は、土の中に埋めるのがベストなのだが、この暑い時期そこまでの余裕は出なかった。
ポリバケツやコンポストに入る分はいいのだが。。
抜いた雑草のほとんどは山積み状態。
こんな場所には、コオロギなどが大量発生して、秋野菜に大きな被害を及ぼすのだ。


そんな厳しい7月の菜園では、ピーマンとナスが必要量の収穫に事欠かなかったのは良かった。
トマトも、上等とは言えなかったが、日々使う分は収穫できた。
管理の悪い場所では、雑草の中にトマトの実が見える状態。

6月はズッキーニの姿を見るのが、怖いくらいの収穫になっていたが、7月は種取り用に飾られているだけの状態。
最近、白ズッキーニとうす緑ズッキーニだけは少し復活している。

ただ、我が家で2年目の長〜いズッキーニはまだいっぱい収穫できている。
長いズッキーニはヒョウタンの仲間なので、8月の方がもっと元気が出るのかもしれない。
今年は蔓用野菜の棚でも、この長いズッキーニを育てている。
まだ目標の120cmを超える実は収穫できていない。
皮が硬いので、若干若取りするのが食用にはいい。
黄緑色はやや若取り、茶色味を帯びたのは食用には遅すぎる。

カボチャの収穫はまずまずだったが、台風と豪雨の影響で例年のように3kgを超えるものが1個も取れなかった。
それでも、いろいろなタイプのカボチャが収穫できて満足している。
例年通り白いカボチャも採れ始めた。
バターナッツカボチャの初収穫もあったし、次の候補も順調に育っている。
こちらはもう25cmを超えている。
ただ、バターナッツカボチャには相変わらず成長する前に腐れる実が多い。
バターナッツカボチャは、我が家の菜園には合わないのだろうか?

デストロイヤーは、7月10日頃が最終収穫。
その頃収穫したものは傷んだものが多かった。
7月中旬からの長く続く高温で、保存中の芋が次々に腐れていくのが悲しい。

ゴーヤは極めて順調。
自家採種した種で育てているが、白いゴーヤだけは1本苗を買った。

今月の2回の台風でも、ツクネ芋の支柱が倒れなかったのは嬉しかった。
だんだん頭でっかちになってきているので、これからの台風は心配だ。

ショウガは芽出しがうまくいかなかったので、少数の株を水不足にならないように育てている。
豪雨の後は、それらのショウガも土が流れてたねショウガが露出していた。

落花生の苗は今のところとても順調なように見える。
カラス予防で防鳥用に防虫ネットを掛けている。

ゴボウ栽培は、ビニール袋やダストボックスで育てているゴボウの苗は元気だったが、1個のビニール袋の苗だけが急に枯れた。
順調に育っていた苗が枯れた。
原因はまだ不明だが、この枯れ方は病気だろう。
元気に育っている他の苗に病気が広がらなければいいのだが。
ところで2年目のゴボウは花が咲き、種取りが出来る日を楽しみに待っている状態だ。
1本の苗から大量の花が咲いている。
ゴボウの種は来年蒔くためだけでなく、薬用の利用を考えている。

トウモロコシは、収穫が終わったが、虫食いが多かった。
収穫量、味ともに最終的に満足とまではいかない結果に終わった。

葉っぱ野菜では、ツルムラサキモロヘイヤ、スイスチャードそしてエンツァイが順調に食べれている。
こちらは収穫したエンツァイの葉。
肉との炒め物が合う野菜だ。

初めて育てている、モリンガも今のところ順調のようだ。
8月の終わりころには葉の収穫をしてみたいと思っている。


この時期に、昨年に続いてトライしたのが、太陽熱マルチ掛け。
こちらは白菜用の太陽熱マルチを設置したところ。
この畝と葉っぱ野菜とニンニクの畝の3畝にこのマルチを施した。
この太陽熱マルチ、透明マルチの下では70度以上になり、雑草の種や虫の卵がなくなるらしい。
しかし、雑草の種がやられる前に、私自身が太陽熱吸収でピンチになった。


大豊作だったは、塩揉みした紫蘇を加え真っ赤になり、天日干しも予定通り終わった。
今年の梅干しは最高の出来だ!

残った紫蘇を使った紫蘇ジュースも、最初薄くてダメだったが紫蘇やレモンを追加して文句ない出来上がりになった。
最終的にかなり濃くて味わい深い紫蘇ジュースが出来上がった。

先日、カラス除けに釣り糸を木のあちこちに張り巡らせたイチジクでは、最初の収穫はカラスに持って行かれることなく2個ほど私の口に入った。
8月は毎日のように収穫できるだろう。

この7月に続き8月も暑い厳しい日が続くだろう。
また台風も近づく時にはまた心配だ。
どうか、野菜にも人間にも少しは優しい夏になって欲しいものだ。

2018年7月30日月曜日

7月中旬に、植え忘れていた種芋を植えたツクネ芋、どうなった?

 * 福岡ミミズ日記は引っ越ししました。           

       https://danji.blog/

この時期のツクネ芋、しっかり茂って2mの高さの緑の壁になってきた。
今月2回あった台風にも耐えてくれて、今年は大きな芋の収穫に期待がかかる。


さて、こんなツクネ芋は通常3月に種芋を植えるのだが、7月の中旬に、袋の中に植え忘れて芽が出ているツクネ芋を数個発見した。
白いのは芽だ

袋の中に入れていた8個の芋のうち、芽が出た状態の芋は4個だった。
芽が出ていない芋はカラカラに乾いて、乾燥腐れの状態だった。
芽が出ていた芋も、芋の大部分はカラカラで、芋として生き残っているのは芽が出ている付近だけのように思えた。
そんな芽が出ていた4個の種芋は、このまま植えても、芽がそのまま成長していくか全く?の状態だった。

それでも、これらの芋を見つけたすぐあとに、第2菜園のツクネ芋の畝で丁度芽が出ていなかったところがあったので、そこに植えてみた。
早く結果を見てみたかったのだが、立ち寄る暇がなく今日のチェックになった。
で、芽が無事育っているのは4個中1個だけだった。
ここまで芽を伸ばせば、ある程度までの成長は間違いないだろう。
ただし、どれくらいの芋ができるかは全く不明。
さっそく、この芽のそばに竹支柱を立てた。
竹に目印をつけているので、収穫の時に間違えることはないだろう。
この株からどんな芋ができるか楽しみだ。

そして、残念ながら他の3株はこんな状態。
白かった芽はそのままの状態で茶色く枯れてしまった。
そんな枯れた芽の下の芋を掘り起こしてみた。
残念ながら、芽が育つだけの余力がなかったみたいだ。
ところが、もう一つの枯れた芽の下の芋を掘り起こしてみてビックリ。
何と、芽が出ていたところと別の場所に根が出ていたのだ。
左側が枯れた芽。右下に見える白いのが根。
ということは、この芋は埋め戻しておいたらまだ芽がでる可能性があるのだ。
で、もう1個の芽が枯れていた芋は掘り起こすことはせずそのまま様子見。
根が出ていた芋はすぐ埋め戻しておいた。

7月の中旬、他の苗が2m以上に成長した時期にツクネ芋の種芋を植えたのは全く初めての経験だったが、さすがに芽が出たのは4個中1個だけだった。
それでも別の1個は、芽は枯れていたが、根が出ていた。
芽が順調に育ち始めたい株、そしてまだ芽は枯れたが根が出ていた芋。
さらに、芽は枯れたが、掘り起こしていない芋。
これらがどんな風に育つか、興味を持って見ていこう。

2018年7月29日日曜日

芽かきついでに株分けして植えてみた里芋。90%は根付いたが小さい。枝豆の最終収穫は味に問題。

今晩は異例のコースで西日本豪雨にあった地域を進んでいる台風12号が、福岡にも直撃しそうだ。
暑い中、けなげに咲いていたバラの花も散ってしまうに違いない。
この台風、福岡付近ではスピードが遅くなるらしいので、我が家の畑では台風7号の時のような風被害が怖い。


さて、里芋は3週間ほど前に、芽かきついでに、株分けをしてみた。
逆さ植えなので、大きな芽はそのまま残した方が収量が上がる。
傍についている小さな芽だけを軽く掘り起こして移植した。
こんな株のいくつかをスコップで持ち上げ、小さな株だけを外し移植していった。
こんな感じで、細い苗を移植していった。
3週間前の写真だ。
植えた苗は弱々しい苗だったので、この先は根付いてしっかり成長するか枯れてしまうかの二つに一つだと思った。
物は試しの株分けだったので、3株ほどこり起こし、株分けした10株を移植した。

今年の里芋の畝を見渡してみると、育ちはまずまずといったところだ。
こちらは昨日の第1菜園の里芋。
ここの手前側には種芋に大きな親芋を使ったので育ちも一番いい
奥には初めて植える“白芋”も4株ある。
去年のように芽出しに失敗することもなかった。
こちらが、昨日の第2菜園の里芋。
こちらは、種芋としてあまりいい状態の親芋が植えれなかったのと、若干水不足で元気がないようだ。
ここの3株を株分け移植してみた。
株分けに使ったところも、特に問題なさそうだ。
で、株分けしたところを見てみると、1本は枯れていた。
おそらく株分けした後の水不足が枯れた原因だろう。
他の9本は、大きく成長しているとは言えないが、生着はしている。
生着率は90%なので合格だろう。
これらの小さな株からもそれなりの収穫が望めるだろうか?
そうだとしたら、芽かき株分けは毎年やるようになるかもしれない。


ところで、昨日は枝豆を最終収穫した。
見た目に激しく汚れているものは外して収穫して帰ったのだが、それでも汚れた豆が多い。
ほとんどがカメムシ被害だろう。
写真下にある、汚い豆は収穫した後に除外した。
こんな感じの豆を湯搔いたのだが、残念ながら豆は美味しくなかった。
前回の収穫の時にも思ったが、今年の枝豆は味は落ちる!
この程度も汚れなら、問題なく美味しく食べれた年もあったように思うのだが。
昨年は、雑草被害で全く収穫できなかった枝豆。
今年は、雑草被害予防に、種まきのときマルチに開ける穴を指で開けた。
これは成功だったので、来年からの種まきもこの方法を取ろうと思っている。
収穫は4回おこなって、量としてはちょうど良かったのだが、味の方が満足できなかった
まずまず美味しいと思えたのは、最初の2回の収穫のみ。
これは前回、2週間前の収穫。
この時点で、かなり味が落ちていた。

かなりの数がいたカメムシ被害で味が落ちたのだろうか?
以前から枝豆にカメムシ被害はあったので、今年は一応、苗が育つ途中までは、使い古しの破れた防虫ネットを掛けていた。
枝豆にも、収穫までしっかり防虫ネットをかける必要があるのだろうか?
枝豆の苗に防虫ネットを掛けている方はあまり見かけたことがないのだが。。

来年の枝豆栽培は、味の良い豆を収穫するのを第1の目標にしよう。

2018年7月28日土曜日

今年のイチジクのカラス対策は、釣り糸で!

こちらはこの時期のイチジクの木
木の横幅は5mくらいに広がっている。
よく見ると、月初めの台風7号でかなり実が傷んだものもあるが、昨年同様ものすごい数の実が成っている。
今後順調にいけば、かなりの量が収穫できそうだ。
熟れ始めた実もある。
例年通りこの時期から収穫開始になりそうだ。

去年のイチジクは、ある程度カラスにやられたが、ナイロンのネットでかなり予防できた。
去年のイチジクの初収穫もこの時期。
ただ、食べたのは私ではなくカラスだった。
こんな実をそのまま置いておくと、次はスズメバチが集まるので厄介だ。
ナイロンのネットは、以前蔓植物を育てた時の物を使い回し。
木の周りに1m幅のネットを張り巡らせていた。
しかし、上の方からカラス目線でイチジクの木を見てみると、スキだらけだった。
で、ネットをかけた後もある程度のカラス被害は続いた。
それでも昨年は豊作で、我が家では消費しきれないほどの収穫があった。
去年はこれまでで最高の収穫量があり、我が家で食べる分と、お裾分け、そしてジャムにしても食べた。

今年も豊作のようなので、同じようにイチジクの実を楽しもうと思っているが、秋頃少し硬くなったイチジクは、去年はカラスに食べ放題にさせていたので、今年は乾燥イチジク作りにも挑戦しようと思っている。

で、イチジクのカラス対策だが、去年と同じようなネットも100円ショップにはあるのだが、今年は別の方法を試してみたい。
今年100円ショップでゲットしたのはこれ。
釣り糸だ。
知り合いの方が、農作物のカラス被害を防止するのには釣り糸がいいと言っていた。
カラスは頭がいいので、見えない糸で一度でも嫌な思いをすると、そのあと近づくことはないというのだ。
写真で確認することは難しいが、木のあちこちに釣り糸を張り巡らせている
この写真にも下1/3くらいのところに横に張られた1本の糸がある。
私の予測では、この釣り糸の効果は去年の中途半端なネットより、はるかに効果があるような気がする。
果たして結果はどうだろうか?