2019年2月28日木曜日

2019年2月の菜園と果樹園。

今月、多くの鳥たちが私を楽しめせてくれるはずだった。
しかし、遊びに来てくれたのは閑古鳥?
こちらは、仕事場側に吊るしていた晩白柚の皮で出来たメジロ君の家。

ということで、今月は鳥よりも花が私を楽しませてくれた。
雑草の花にも可愛いものが多い。

こちらは『オドリコソウ』
下の段から順に咲いていく。
傘をさした踊り子がそこにいるとは知らなかった。

こちらは『ホトケノザ』
花は小さいがよく見るときれい。
仏様というより可愛い宇宙人のような姿が見える。

そしてこちらは紫というよりピンク色の『ムラサキカタバミ』
南アメリカ原産の帰化植物だ。
繁殖力が強いので環境省により要注意外来生物に指定されているらしい。
私には、少々増えても気にならない雑草なのだが。。

こちらは、『ひよこ草(ハコベ)』の花。
ひよこ草は食べれる雑草なのだが、野菜が多いこの時期食べることはない。

こちらは、ひよこ草そっくりの『ミミナグサ(在来種)』かオランダミミナグサ(帰化植物
私にはこの二つの雑草は区別がつかない。

こちらは『オオイヌノフグリ』だろう。
コバルトブルーがきれいな花だ。


2月の菜園では葉っぱ野菜にトウが立ち始めるものが多く現れたが、放置するとすぐ食べれなくなるので、それらの収穫が忙しかった。
こちらはターツァイのトウ立ち菜。
こちらは白菜のトウ立ち菜。
こちらは小さなチンゲンサイのトウ立ち菜。
こちらはルッコラのトウ立ち菜。
こちらは小松菜そっくりのPak Choy


ブロッコリーも一歩間違えは、花園になってしまいそうなので、取り遅れないように週に3回くらいの収穫を続けている。
ここ数ヶ月、ブロッコリーは側花蕾を収穫している。
数日収穫しないと、すぐ花が咲いている。

トウ立ちした野菜は店では売っていないだろうが、これがなかなか美味しいのだ。
ただし、家人によればルッコラのトウ立ち菜以外は湯掻くときに多くの虫が現れるのだそうだ。
それも、美味しい証拠みたいなものだろう。
ちなみに、私が一番美味しいと思うトウ立ち菜は白菜

レタス類は今年はロメインレタスのみを育てているが、ほぼ毎日朝食に生で食べていた。
こんなロメインレタスも時間差で種を蒔いて、今の時期巻いているものから、一番小さな苗はまだポットの中でこんな感じ。
こんな小さな苗も、あと1ヶ月ほどすると収穫できそうだ。

チコリー類のほとんどは年中収穫できるのだが、この2月は初めて育てたチコリー(パラロッサ)も真っ赤に色付いたので収穫している。
生で食べれるチコリーは貴重だし、色もいい。
気に入ったので、今小さな苗をまた育てている。
ただ、夏に育つパラロッサは、葉が赤くならないらしい。

こちらは相変わらず元気なディル
必要な分のみ収穫している。
お裾分けしても、とてもとても収穫しきれない。
そして、ディルの一部の苗では花芽をつけ始めたのには驚いている。

フェンネルの株元も順調に収穫している。
こちらは、昨年9月に種まきして、土寄せ(軟白栽培)している株。
白くて生でも美味しい。
一方、毎年出ている株からの茎元は大きいが緑かかって味も落ちる。

この時期はナスやトマトなどの夏野菜も温室のポットに種まきしたものが小さな苗になっている。
今これくらいなら、5月に畝に移植する時期には立派な苗になっていると思われる。


さて、芋類ではデストロイヤーとサツマイモ、そしてバーミキュライトの中に保存しているヤーコンは食べる分に問題ない。

そして、この2月はデストロイヤーはほとんど、ヤーコンはすべての種芋の植えつけが終わった。
こちらはデストロイヤー植え付け後の風景
芽が出た後、霜にやられないように不織布をかけている。
こちらはヤーコンの種芋の植え付け風景
今年は種芋が大きかったので、芋の出来が楽しみだ。

変わったところでは、葉タマネギと早どりのラッキョウを収穫した。
こちらは、クズタマネギを植えて育てた葉タマネギ
見た感じは、完全に白ネギだ。
こちらは、通常のタマネギを早どりした葉タマネギ
早どりラッキョウは味噌漬けにしたが、とても美味しく食べれている。
こちらは早どりラッキョウ(エシャレット)


果樹園では、甘夏などに覆いかぶさって長年気になっていた雑木をついに切り倒した
数年前から、何度かチャレンジして、腕力が足りずその都度諦めていた。

大きな雑木がなくなると、このあたりの景色が変わった。
また海を眺めながら甘夏千切りができるようになった。
で、こちらは先週の日曜に収穫した甘夏
来年はもっときれいな甘夏を収穫できるに違いない。

果樹園の多くの木は、少し時期が遅れた梅を含め、そのほとんどを剪定した。

果樹園ではもうすぐ楽しい山菜の季節。
来月に入ったらまもなくツワブキの収穫が始まり、その後ダラの芽、ワラビなどの収穫が続くだろう。

2019年2月27日水曜日

空豆:今年もアブラムシ対策は大変そう。枝は今年も逆ハの字型に誘引しよう。花壇に花が増えてきた。

今日は若干気温が下がったが、ここ数日春の陽気の暖かい日が続いている。
花壇では大きな水仙が咲き始めた。
アリウムコロニーも花が増えてきた。
小さな青い花もきれいだ。
ラベンダーの花も咲き始めた。
ヒアシンスもこれから次々咲きそうだ。
花壇にも本格的な春が、すぐそこまで来ているようだ。


さて、菜園では空豆の成長が早く、もう防虫ネットに頭がつかえている。
近くから見るとこんな感じだ。
窮屈そうなので防虫ネットを外したのだが、苗の先端にはアブラムシがいっぱい
アーティチョークと同様、防虫ネットではアブラムシを予防できなかった。
今後の被害拡大が心配だ。
そこで、可及的に先端の葉をアブラムシと一緒につまみ落とした。
実は、この操作は12月、まだ苗が小さかったときにもやったのだが。。
アブラムシ予防に、銀色マルチも推奨されているが、今期は去年の夏に使った黒色マルチをそのまま流用した。
ここ数年は銀色マルチをかけた畝にソラマメの苗を育てたのだが、その効果は?だった。
しかし、今のものすごい数のアブラムシを見ると、いいとされることは全てやっておいた方が良かったみたいだ。
今のアブラムシの激増の一番の原因は暖冬だろうが、第2菜園のこの畝では水かけシャワー法ができないので、今後出来うるアブラムシ対策として、テデトール法(手で取る)だけでなくニームオイルとトウガラ焼酎シスプレーの散布、それにキラキラ銀色キラキラテープ張りくらいは近いうちにやっておこう。
今年は、久しぶりに黄色いバケツ法も取り入れることにしてみよう。

まずは、今年も苗の枝を逆ハの字に誘引していくつもりなので、畝の端に鉄パイプ支柱を立てて、一番下の方にビニールテープを掛けておいた。
ビニールテープは、最終的に3段くらいにする予定だ。
この感じだと、3月に入ると一斉に花が咲きそうだ。
その頃までには少しでもアブラムシを減らすようにしたいものだ。

2019年2月26日火曜日

今年のアーティチョークの株では、去年のこの時期と同じように蕾は見えてきた?これからの苗の成長はアブラムシ対策にかかっているようだ。

花壇ではミニアイリスが綺麗な花を咲かせている。

さて、私にとってハードルはかなり高いのだが、昨年は初めて多くの蕾を食べることができたアーティチョーク
昨年5月の終わりに収穫していたアーティチョーク。
そんなアーティチョークで一番多くの蕾を収穫をして、多くの花を楽しませてもらったのが、第1菜園で育てていたこの株だ。
この株は去年一番多くの花をつけた。
この株では去年の今頃、ちょうど最初の蕾が顔を出していた
その株の、去年の今頃の姿はこちら。
去年は、ちょうどこの時期に防虫ネットを外した。
この株に数本あった苗の先端にこんな時期から蕾が見え始めていたのだ。
アーティチョークは今年も去年に負けないくらいの蕾収穫と、花を楽しみたい。
果たして今年のアーティチョークの株には、去年と同じように蕾が見え始めた苗はあるだろうか?

まずは上の写真の株を見てみた。
こちらの株には去年と同じように防虫ネットを張っていた。
ところが、アブラムシに対して全く効果がなかったのでかなり前に外した。
株の大きさは去年の半分くらいだろうか?
この株に数本の苗が出ていたが、その先端を覗いてみたが、残念ながらどの苗にも蕾の姿はなかった

この株は去年のこの時期一番大きく成長していたのだが、今年はアブラムシ被害がひどかったためか3番目の大きさ。

そこで、もっと大きな株に蕾が現れたかをチェックしてみた。
下の2枚の写真がアーティチョークを育てているメインの場所。
多くの苗は雑草マルチに囲まれて冬越ししている。
これら、第2菜園の多くの株にも防虫ネットをかけていた。
しかし昨年秋、アブラムシに対し全く効果がなかったので取り外した。
その代わり、雑草マルチを多くの株に施した。


そこで、今の時期一番大きく育っているこの苗をチェックしてみた。
大きくで元気そうな苗なのだがアブラムシは多い。
残念ながら、蕾が出てくるであろう先端にはまだその姿がない。
アブラムシで、葉が真っ黒になっているのが心配だ。
そして、No2のサイズの株もチェックしてみた。
やはり、こちらも蕾は見えなかった。

ということで、今年育っているアーティチョークの中で、3つの大きな株には、まだどれも蕾はついていなかった。
確かに、3つの株ともに、大きさでは去年の一番大きかった株より劣っていた。
ただ、全体的な苗の数は去年より少し多いような気がするので、これからに期待しよう。

昨年秋、アブラムシに効果がなかったので外した防虫ネット。
さらに今年は暖冬のためか、どの株でもアブラムシの発生はすごい。
下の写真のようなアブラムシで真っ黒に覆われた葉を見ると、今後の苗の成長が心配だ。
これからアブラムシにはニームオイルやトウガラシスプレーを散布してみようとは思っている。
こちらは今ある株の中で中間的サイズの株。
この数のアブラムシでは今後の苗の成長は厳しそう。
こちらは冬越しさせようとした苗で出来なかった株。
枯れ雑草マルチで保温と保湿を保ったつもりだったが。。
枯れ雑草を外してみると枯れた茎元のみが見える。
こんな枯れた株も幾つかあった。
こんな場所には、この春新たに苗を育てて植えていくことにしよう。
今年も大好きなアーティチョークの蕾を食べて、花も大いに楽しみたいと思っている。
冬越しは、枯葉マルチの効果もあってまずまずできたと思っているが、アブラムシ対策については、もう少し頭を使う必要がありそうだ。