2018年12月25日火曜日

ビニール袋栽培のゴボウを収穫。先端が折れたがそれでも75cm。袋栽培での最長記録だ。久しぶりにミミズ堆肥を大量収穫。

今年は、波板栽培であっさり80cmの記録が出て、少し意気消沈?のビニール袋栽培のゴボウ。
とは言っても、ダストボックス栽培と共に我が家のゴボウ栽培の主力であるのには違いない。
何といっても収穫がとても楽しいのだ。
下の写真は、今日の収穫風景。
一番感激するのは、地面から林立するゴボウを見るときだ。
以前こんなゴボウを見たときからゴボウ栽培がやめれなくなった。
取り出す前は、ビニール袋に包まれてこんな風景なのだが、
袋は太めの竹4本で支えている。
袋を外すと、円柱にそそり立つ土の塊が見えてくる。
ここから先がとても楽しいのだ。
竹を外し、土を地面の高さまで外したのが最初の写真だが、さらに土を20cmほど掘っても、今日のゴボウは仲々抜けない。
ということは、これまでの70cmという、袋栽培の記録更新に期待がかかる。
エイっと力強く抜いてみたのだが、やはり先端が折れてしまった。
それでも、長さを測ってみると、最長のゴボウは75cm
他のゴボウもほとんど60cmに達している。
袋栽培ではこれまでで、最高の出来だ!
先端が折れなければ、もう少し記録が伸びただろうが。
収穫したゴボウはさっそくアク抜き作業。
明日の夕飯は豚汁だろうか?
今年のゴボウ、3種類の育て方で、それぞれ満足な収穫があったが、まだダストボックスとビニール袋には収穫していないものが残っているので、来年も収穫の楽しみが続きそうだ。

ところで、今日は天気が良かったので、久しぶりにミミズ堆肥をバケツ4杯収穫した。
金子3段ミミズ小屋と、箱3段ミミズ小屋だ。
どちらも、堆肥は最高の状態だった。
こちらは金子3段ミミズ小屋の下段。
見ただけで、最高の堆肥ができているのが分かる。
上、中段のミミズ君たちも元気そうだった。
これから2月までの寒い時期は、ミミズ堆肥収穫も少し億劫になるかもしれない。

2018年12月24日月曜日

フェンネルの茎元の収穫が順調。移植したディルは元気。レモン初収穫。モロヘイヤは種用の鞘を収穫。

他の収穫みかんたちに混じって、今日はレモンの初収穫
とてもいい香りが部屋の中に立ち込めている。
初収穫のレモンを見て、『綺麗なレモンね』と家人。
今年のレモンは数はまずまずなのだが、残念ながら大部分がスス病で汚れている。
そのススをタワシで落として持って帰ったのだからきれいなはずだ。


さて、こちらはディルのメインの畝。
この畝には9月に種をバラ蒔きした。
大きな苗を移植したためか?
まだ苗が多すぎるのか?
残っている苗は小さく一部の葉はもう寒さのためか茶変している。

今年は苗をメインの畝から別の畝にも移植してみた。
育ちを見てみると、そんな移植したディルの苗圧倒的に育ちがいい
ここの精鋭部隊は高さ50mに達している。
こちらにはマルチに小さな穴を開け、その穴に1本づつ移植した
移植した時に、一番育ちの良い苗を選んだのだが、確かに元気がいい。

こちらでは、マルチのないところに2〜3本づつ移植した。
こちらもとても元気に育っている。

種をバラ蒔きした畝から出た苗のうち、優秀そうな苗を選んで移植するやり方は、どうやら大成功だ。
来年からもこのやり方をやろうと思っている。
ただ、こんなに移植苗がうまく育つと思っていなかったので、育てる苗の数が必要量よりかなり多くなってしまった。
それでも、ディルの花は大好きなので来年の花が咲く時期がとても楽しみだ。


さて、フェンネルの茎元は大好きな食材だ。
こちらは今日収穫した株元。
この時期になって、株元も膨らんで大きなものが採れ始めた。
こちらが、フェンネルの畝。
茎元収穫目的で今年3月と9月に種をまいて育てているフェンネルの畝。
これだけの数の苗を育てたのは初めてだ。
花が咲いているのは、3月に種を蒔いた苗だ。
今年9月に種を蒔いた苗は順調に育ち、先月から少しづつ茎元を収穫できている。
1ヶ月前からこんな感じで、茎元には土寄せをしている。
フェンネルの茎元に土をかけるのを『軟白処置』と言う。
茎元が成長とともに硬くなるのや、黄色く変色するのを予防するという意味からついた名だろう。
で、横から見ると白い株元が見えないくらいに軟白処置をしている。

若い茎元は生で細くスライスすると独特の香りと味が最高なのだが、この『軟白処置』により茎元が大きくなっても極力同じような食感で食べようと思っているのだ。
9月に種まきした苗では、一株から1個しか採れないので貴重なのだが、まだ20本くらい残っているので、しばらく週に2回ほどの収穫が続けられそうだ。


ところで、モロヘイヤは力強い野菜で、今年も夏野菜が弱る8〜9月にもしっかり茂り、思う存分収穫できた。
こちらは9月初めの写真。
4〜5本の苗が大きく成長していた。
そして寒くなったこの時期には、鞘だけが枯れた枝に付いていた。
よく見ると、種が弾けて出ている鞘もある。
間違いなく収穫適期だ。
細い鞘に1列に並んだ多くの種は、鞘が開くとともに次々飛び出している。

モロヘイヤは、この時期の苗元を見ると、野菜というより木のようになっている。
そんなモロヘイヤの苗を、今日は片付けた。
ついでに、いつもの習慣で20本ちかい鞘を収穫して帰った。
種は沢山要らないので、2〜3本の鞘を持ち帰れば十分なのだろうが。。
タッパーに入れて持ち帰ったが、もう弾けた種が幾つか見えてきた。
これらの種は鞘ごと封筒に入れて保存した。
うまくいった今年と同じように、来年も4月の後半にこの種をプランターに蒔いて、その中で育ちの良い苗を数本選んで畝に移植することにしよう。

2018年12月23日日曜日

夏の台風で心配したヤーコン、今年はまずまずの出来。まずは1/3の株を抜き起こし。

11月末に試し掘りしたヤーコンが甘くなって美味しい。
ヤーコンは取れたての頃はまだ白っぽい。
時間を置くとこんな感じの飴色になる。
こんな色のヤーコン丸かじりは美味しい。
ちなみにこんな美味しいヤーコンは、こんなシワシワ状態なのだ。
通常の場所での保管は、だいたい1ヶ月が限度だ。
その限度近くの芋が、一番美味しい。

今年のヤーコンは、植えた種芋が小さめだったこと、そして7月の台風で1/3の苗が枯れ心配した。
しかし、その後晩秋までいい天気が続いて、残った苗が立派に復活した。
10月の初霜でまた葉がほとんど枯れたが、茎は最近まで青々としていた。
そんな初霜の後に、試し掘りをして一安心していたのだが、それからもうすぐ1ヶ月、寒い日が続きかなりのヤーコンの茎も枯れてきた。
茎も茶色く枯れてきたので、収穫適期だ。
7月の台風のときからよくここまで復活してくれた。

そこで、先日全体の約1/3の株を抜き起こし収穫してみた。
他の芋のように掘り起こしではなく茎元を持って抜き起こしだ。
途中で折れる芋も多いのだが、手間がかからないのがいい。
抜いたとき、一番大きな芋が付いていたのはこの株。
長さ25cmくらいの芋がいくつも付いていた。
昨年のこの時期と比べ芋の状態は少しいいみたいだ。
芋は昨年よし少しいい状態なのだが、ピンク色の種芋の方は去年よりはるかに大きい
芋の収穫も嬉しいが、大きな種芋が収穫できると安心する。
来春植える種芋については全く心配しなくていいようだ。

で、1個の容器に入りきらない量の芋と種芋を持ち帰った。
早速1個食べてみたが、あっさりしすぎてまだ甘さが足りない。
そして、芋と種芋それぞれに、数年前から始めている保存法をおこなった。
大きめの容器にバーミキュライトに埋めて保存すると長期保存ができるのだ。
この保存法では6ヶ月間美味しく食べることができる。
この日の収穫では、この大きな容器が満杯状態になった。

今回収穫したヤーコン、消費するのにはしばらく時間がかかりそうだが、残っている2/3の苗の収穫もすぐ1月には待っている。
なので、ヤーコン好きの友人に一部をクリスマスプレゼントとして送り、消費を手伝ってもらうことにした。

今回の収穫は十分満足な状態だったので、来年1月の収穫では、数年ぶりの30cm超えの芋が収穫できるのではと期待している。

2018年12月22日土曜日

この冬はローズマリーとラベンダーともに不織布を掛けず、挿し芽にも防寒処置をしないで様子見しよう。

こちらは、この時期に咲いているローズマリーの花
なぜか数輪だけが咲いている。
こちらが、数年前から育てているプランター苗。
まだまだ元気にしている。
去年はこの時期から防寒に不織布を掛けていた。
そしてこちらは去年挿し芽したローズマリー。
こちらも元気に育ち、肉料理の時などにかなり使ってもらっている。

以前ハーブの越冬出来る温度を調べてみたことがあった。
バジルやレモングラスは5〜10°Cが必要とのこと。
フェンネル、タイム、ローズマリーはー5°Cまで耐寒できるとのことだ。
そして、ラベンダーとレモンバームはー10°Cまで耐寒とのことだった。

そこで、この冬のローズマリーは不織布を掛けず、挿し芽の際には防寒処置をしないことにした。
今年は防寒処置をせずに挿し芽してみた。


一方こちらは、この時期に咲いているラベンダーの花
ラベンダーも、なぜか1本だけが咲いている。
そしてこちらが、数年前から育てているプランター苗。
ラベンダーは花や若い芽をハーブティーとして使っている。
今年は水不足で枯れることもなく順調だった。
ラベンダーも昨年はこの時期から防寒のため不織布をかけていた。
そしてこちらは、去年挿し芽したラベンダー。
なぜか1本しかうまく育たなかったが、その1本は元気だ。
ラベンダーも安心のため、今日挿し芽をしておいた。
ラベンダーは−10℃までは越冬できるとのことだったので、この冬は苗に不織布をかけず、挿し芽にも防寒処置はしないで様子見することにした。
半分ほど挿し芽がうまくいけば御の字だ。

2018年12月21日金曜日

来春植えるデストロイヤー。芽の出方で植える順を決めよう。

春と秋年2回咲いていたバラ(Qween of Sweden)が季節外れに蕾をつけている。
今年は9月の残暑厳しい折にも咲いていたし、11月に入っても咲いていた。
そして12月の下旬、また幾つか蕾をつけているのだ。
バラ園でこの時期花をつけているのは普通にあるらしいが、我が家では初めてのことなのでびっくりしている。
こちらは今にも開きそうになっている蕾

こちらは今年11月に咲いてびっくりさせてくれたバラの花。
11月にはこんな綺麗な花を見せてくれた。
この寒い12月にもたくさんある蕾は咲いてくれるのだろうか?


さて、この時期秋ジャガとしてのデストロイヤーを時に収穫している。
今日はこの時期初めて11cm超えの芋が収穫できた。

デストロイヤーの種芋は、1月中旬から3月中旬にかけて時間差で植えていく。
1〜2月に植えるのは、初夏から7月にかけて収穫した芋たちだ。
そんな芋は、冷蔵庫の野菜庫に新聞紙で包んで保管していたのだが、芋の収穫時期などの影響なのか、芽の出方は色々だ。

そんな種芋を、芽の出方により三つのグループに分けてみた。

こちらが、しっかり芽が出ているグループ
当選、こんなしっかり芽が出ている種芋には、来年最初の植え付けを任されることになる。
これらの芽が出た種芋は1月中旬に植える予定だ。
大き目の芋は2分割にして植えるつもりだ。
こちらは、1月の終わりに植える2番手グループ。
これらの芋は僅かに芽が出ている。
こちらでも、2分割して植える芋が多そうだ。
さらに、2月の上旬に植える予定の数多い芋たち3番手グループ
大きくて、個性溢れる表情の芋が多いが、まだ芽はほとんど出ていない。
こんな立派な芋も現時点では食べれる新ジャガがいっぱい採れつつあるので、食卓に上がることはなくなった。
こちらの芋は立派で、皮を厚めに剥けば全く問題なく食べれる芋たちだ。

で、1〜2月の植え付けるために順番を付けた芋は、再度新聞紙に包んで、冷蔵庫に戻すことをせず、暗所に置いておいた。
新聞紙には植える時期がわかるように番号を付けている。
これで1月中旬から順に植え付けができるはずだ。

ところでこちらは、週に1回ほど収穫している新ジャガたち。
こちらは、今月採れたデストロイヤー。
サイズは小さなものが多いが、やはり新ジャガは美味しい。
そして、この時期に収穫できている芋には、3cm前後の小さな芋も多いが、これらは3月からの植え付け用として冷蔵庫の保冷庫に貯蔵を始めている。
こちらは、3月の植え付け用に分別している3cm前後の芋。
来春も植える種芋が十二分にできそうなのは嬉しい限りだ。

2018年12月20日木曜日

四角豆、来春蒔く種を選別。

こちらは我が家の食卓の上に現れた新参者。
デンドロビウム ノビルだ。
以前あった株が枯れたので10年ぶりくらいに購入した。

こちらの写真は何かというと、四角豆の根(芋)
先日試食して、繊維の強い里芋といった感じだった。
美味しかったのだが、その後声が掛からずじまいだった。

さて、四角豆は2年前から自家採種した種を蒔いて育てている。
今年もそんな種まき用の種を選別する季節がやってきた。

先日から部屋の中で四角豆の莢から豆を取り出していた。
この莢は数週間前に収穫して部屋の中で保管していた。
収穫した豆はタッパーの中に入れていた。
取り出した種は大きさや色が様々だ。
種を取り出すときに、こんな割れかけの莢からなら文句なしだ。
また、種の色がこんな色なら安心する。
ただ、まだ緑色が残ったような莢からは、大きくても若干白っぽい豆が採れる。
去年のチェックでは、こんな種から立派な芽が出ていた。

これらの豆を選別するには、まずキッチンペーパーの上にすべての豆を広げる。
こうして見ると、僅かな豆の大きさの違いがよくわかる。
ここに並べている豆は、極小や不健康な感じのものを外している。
だから、蒔けばほとんどの豆から発芽すると思われる。
そして、最初に選別するのが種まきに実際使用するベストの豆たちで、『特上』の豆袋に入れた。
自信満々の大きな豆たち。
30個以上あるので、まずこれ以上種まき用に豆が必要になることはないだろう。
それでも、予備にひとグループ選別し、『上』の豆袋に入れた。

で、『特上』の豆は来春の種まき用。『上』の豆は予備、場合によっては再来年の種まきに使う予定だ。
そして、それ以外の豆を『並』の豆袋に入れ、これは希望者へのお裾分け用

四角豆は春に種を蒔く蔓野菜の中では最も遅く、6月に入ってやっと芽を出した。
来年は種まき時期を5月中旬から6月の初めに限ってみようと思っている。