大梅の梅ちぎりや梅干し作りが、この時期のお祭りだとしたら、大梅より1歩先におこなう小梅の梅ちぎりや梅漬けは前夜祭みたいなもんだ。
去年作った小梅の梅干しはなかなか評判が良かった。
塩8%というかなりの減塩でやや甘い味付けで、焼酎が結構加わっているのが食べ易さにつながっているみたいだ。
そこで、今年も同じパターンでいくことにした。
手順はと言うと
1)まず小梅の収穫。
2)その中から水洗いしながら、きれいそうな小梅を7.5kg選別。その時点でヘタも出来るだけ取るようにしている。
3)塩+焼酎もみ
4)樽で梅漬け
だ。
1)小梅は1本しかないし、かなり大胆に剪定していたので、今年の収穫は去年よりかなり少なくなると思っていたら甘かった。
千切ってきた小梅は20kg程もあった。
2時間半かけて収穫したが、今日の午後は今にも雨が降りそうな曇天だったので私としては助かった。
上の二つの容器の入れているのが、水洗いする前の小梅。 |
使う梅はヘタをとって7.5kg選別した。
それが下の写真。
毎年小梅は虫被害のためと思われる小さなキズがたくさんある。 農薬は使いたくないので仕方ない。 |
今回はこの操作で使わない梅があまりに多く残ってしまった。
それらの梅はミミズ君に与えるしか今のところ使い道がない。
それでも、一度に大量に与えると梅が発酵してミミズ小屋の環境悪化が起こることがある。ミミズ君が大好物の梅だが、与え方には注意が必要なのだ。
3&4)そして塩と焼酎を入れた鍋で小梅を少しづつ揉みながら、それらを樽に入れていった。樽は20L用のものだ。
小梅が7.5kgで,例年通りの割合で、塩600g、砂糖750g、それに焼酎を750mlを加えた。
これが全ての操作が終わったところ。
漬けた樽は涼しい日陰に置いている。
7kgの重石を乗せると樽の蓋が閉まらないが、梅酢が数日で上がってくるはずだ。
そしたら重しを半分に減らして蓋も閉める予定だ。
塩以外に砂糖と焼酎が入っているので、出来上がりは僅かに甘さがある梅。
今年はどんな出来になるだろうか?
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