来年の今頃、その奇麗な花が咲き始めることを夢見ている。
ところが、そのハードルは私にとっては結構高いようだ。
まずは芽出しに苦労した。
2月から時間差で種を撒いているだが、ポットでの芽出し率は半分くらいだ。
さらに、うまく芽出し出来たものを予定地に移植したのだが、移植間もなく1/4程の苗が脱落した。
直播きした種もあったが、芽は出ても無事育つものは今のところない。
さて、アーティチョークには日本の梅雨と、真夏の暑さが合わないと書いているものを見たことがあるが、確かに梅雨は大きな関門のようだ。
ある程度大きくなったアーティチョークは全て順調に育つと思っていたら、そうでもない。
下の写真は、風よけあんどんから伸びた葉が外に出てきて、もう心配はなかろうと思っていたアーティチョークの苗。一見正常に育っているように見える。
数日前、芽の中心を見てみると、病気をしていた。
ヘナヘナだ。
そして、よく見るとアブラムシがいっぱい居た。
こんなアブラムシが、新芽のところにいっぱい居たのだ。 |
そして、今日見てみると、どうやらこの苗はダメみたいだ。
中心部分が完全に枯れた。 恐らく、この苗は立ち直り不可能だろう。 |
別の苗も調べてみたが、他にも危なくなった苗がある。
写真で分かり難いのだが、真ん中にある新芽がフニャフニャなのだ。 こちらはアブラムシの姿は見えなかったが。 |
もちろん下の写真の様に元気いっぱいの苗もある。
病気しそうな気配が全くない苗も4本ある。 この先も無事に育ってほしいものだ。 |
今のところ、弱った苗がアブラムシにやられて苗が弱ったのか。それとも弱った苗にアブラムシが攻めてきたのかは分からない。
ただ、この梅雨の時期がアーティチョークにとって、一つの関門であるのは間違いなさそうだ。
他の苗に同様の現象が起こらないか、しばらくは注意深く観察していく必要がありそうだ。
ま、こんなこともあると思っているので、先日から手に入れた種をポットに植えて少しづつ小さな苗を育てている。
そして、芽を出した苗を数本づつ予定地に移植している。
ところが、移植して数日後に見てみると、双葉のところがさっそく元気をなくしているものもある。
この状態では今後無事成長するか全く分からない。 |
こちらは、移植する前のポット苗。
移植する前はこんな感じでヘルシーなのだ。
まだ、これからもいくつも関門が来るのかもしれない。
丁度この時期、立花山の麓にはこんなに奇麗なアーティチョークが咲いている菜園がある。
きっと、私にも出来るはずだ!
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