2015年10月4日日曜日

「黒ニンニク」を作ってみよう。秋冬葉っぱ野菜、収穫の一番手はミズナ。

「黒ニンニク」、といっても、収穫するニンニクが黒いニンニクという訳ではない。
体に良いニンニクを、いやな臭いをさせることなく食べるための術なのだ。

先日のヨーロッパ旅行の際、立ち寄ったスイスのバーゼル在住の友人H氏の奥様が作っていて、その写真を見せて頂いた
丸ごと蒸されたニンニクの皮が剥げて、中に美味しそうな真っ黒なニンニクが見えていた。
全く臭わないどころか、フルーティーないい香りがするとのことだ。
もちろん、体に良いのは折り紙付きだ。

知らなかったが、この黒ニンニク、アンチエイジングな食剤として魅力的なため、巷で結構流行ってるらしい。
H氏の奥様は、そのための専用の炊飯器を購入し、長時間蒸すことにより、黒ニンニクを作っているとのことだった。

家に帰ってネットで調べてみると、黒ニンニクの作り方に付いては、とても詳しく載っていた。

『使うニンニクは採れたてのものより、十分乾かしたものがよいとのこと。
保温する時間は2週間もかかるとのこと。
(だから、炊飯器を一つ買う必要がある。)
炊飯器は長時間保温を続けてもスイッチが切れないタイプのものがよい。
保温を始めて最初しばらくは、とても臭い(その臭いはアブラムシに対して忌避効果がある程)ので、炊飯器を置く場所に配慮が居るとのこと。』

いや〜なかなかハードルが高そうだ。
しかし、そう思うとなおさら、やる気がムンムン湧いてきた。

よ〜し。「黒ニンニク作り」、うまく作って毎日1片程食べることを目標に掲げよう。

この目標を達するには、自前でかなりの量のニンニクを作る必要がある。
ところが、今年植えた種ニンニクは、例年よりかなり多いのだが、毎日1片を食べるとなるとちょっと足りない感じだ。
この畝は8月末に植えたニンニク。やっと芽が揃ってきた。
この写真の畝の他に、もう1箇所、同じくらいを植えていた。

と、慌てて最寄りのホームセンターに行ってみた。
「今年の種ニンニクは完売です。」
そうだった、去年も10月に入って種ニンニクを買いにいったら売り切れていたのだ。
その思いで、今年は8月末に種ニンニクを手に入れ、丁度オババにも余った種ニンニクを頂いたので、それらを早めに植えていたのだった。

仕方ない。
取り置きのニンニクをある程度、種ニンニクとして使おう。
ここで保存していた10個程のニンニクを、種ニンニクとして使うことにした。
「黒ニンニク作り」。この先長い旅になりそうだが、なかなか面白そうだ。


さて、秋冬の葉っぱ野菜の収穫が始まった。
植えた葉っぱ野菜の種は、ホーレンソウ、スイスチャード、チンゲンサイ、小松菜、ミズナ、シュンギクなどだった。
そして、最初の収穫はミズナだ。
ルッコラやダイコンの間引き菜は一足先に収穫していた。
こちらが昨日収穫したミズナ。

種も8月末から蒔き始めたが、最初にマルチを掛けたところに植えたホウレンソウなどが、芽が出るかでないかのうちにコオロギにやられた。これらはマルチを剥いで種を蒔き直し、今度は順調に育っているようだ。

これから、少しづつ色々な葉っぱ野菜の収穫が始まりそうで楽しみだ。



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