昨年の夏から秋にかけては、私の畑の至る所で勢力を広げ、他の野菜をいじめながら、あちこちにゴロンゴロンと実を付けていた。
あちこちに芽が出てきたのは、畑の色々な所に撒いたミミズ堆肥の中に種が残っていたためだ。
今年は、昨年のように他の野菜が痛めつけられないように、自然発生した冬瓜の芽は丁寧に抜いていった。
そのため、冬瓜の苗が残っているとは思っていなかったのだが、そこは生命力溢れる冬瓜。
カボチャが終わりを迎えた頃、片付けていくカボチャの苗の側に、抜かれないで残った小さな苗の姿が何本かあった。
そんな苗が、秋になって少しづつ元気を出していたのだ。
そして、強い冬瓜とは言え、11月も近づけば、さすがにその苗は元気とは言い難く、最後の力を振り絞って無理やり実を大きくしている感じだ。
この時期になると、冬瓜の苗も青さの残る部分は蔓を伸ばした先っぽだけ。 そんな葉っぱの陰に冬瓜の実が見え隠れしていた。 |
葉もほとんど枯れてしまった冬瓜の蔓に、実だけがゴロンと付いている。 こんな実は、これ以上大きくなるとは思えない。 ここは夏の時期、カボチャの蔓葉が茂っていた場所だ。 |
いうことで、この時期になって初めて、いくつかの冬瓜をまとめて収穫できた。
季節外れの冬瓜は、少しみずみずしさが足りない感じ? 料理法が限られるためか、カボチャのような人気がないのが残念だ。 |
芽を出す時期は、カボチャとそんなに変わらないのに、この時期まで実を付ける冬瓜の生命力には脱帽だ。
しかし冬瓜は、やはり、夏に広い場所で、元気いっぱいに育ててあげたい気がする。
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