まずは、最初に種芋を植えた畝だが、そこでは昨夏収穫して、違う条件で3箇所に保存していた種芋があった。
これらの芋は、比較のため出ている芽は全て芽掻きせずに植えていた。
この畝では、それら種芋の芽出しや、収穫状況を比較する予定だ。
ここに28個の種芋を並べた。 植えた後は遅霜対策で不織布を掛けていた。 |
不織布を掛けていたのだが、最近見てみると下からテント状に突き上げられていた。
どうやら、デストロイヤーが芽を出しているようだ。 一番突き上げが強そうなのは一番手前の方だ。 |
この畝には3箇所で保存した種芋を植えているが、まず最初に紹介するのは、手前に植えた10個。
これらは冷蔵庫で、いくつかをまとめて新聞紙に包んで保存していたもの。
種芋シワが少なく、まずまずの状態のように見える。 |
そして、こちらが実際に出てきた芽。
確かに写真で出てきている芽は元気良く、特に左側の2株(上の写真で畝の一番手前にあたる)の芽の成長は凄い。
3月中旬にこんなに成長している苗は我が家では初めてだ。
出てきた芽7本、特に左の2株は、非常に元気がいい。 しかし3個に芽出しがなかった! 実際の芽出し率は70%だ。 |
出てきた芽はさすがに元気よかったのだが、芽出し率70%とは意外だった。
さっそく、芽が出ていなかった3個の種芋を掘り出して調べてみた。
冷蔵庫の中には、まだ種芋として使える芋が残っていたので、3個を取り出して芽が出ていなかった種芋と入れ替えをおこなった。
次に紹介するのは畝の中ほどに植えた10個の種芋。
これらは、日陰で新聞紙だけを被せて保存しておいたものだ。
この種芋は完全にシワシワ状態だ。
そしてそれらの、実際の芽出しの状態がこちら。
出てきた芽は、冷蔵庫保管のものより小さいものの、芽出し率100%だった。
そして、最後に紹介するのは、畝の奥に植えた8個。
こちらは丁寧に1個1個新聞紙で包んで、日陰に保存していたものを種芋にした。
こちらの8このうち3個の芽出しはしているものの元気は今ひとつ。
だが他の5個は極めて元気そうな芽出しだ。
ということで、芽出しだけを見てみると、シワシワの不良種芋と思われたものに、全く問題がなく、一番条件がいいと思われた冷蔵庫保存のものに芽が出ていなかったものが30%もあった。
一見健康そうに見えた種芋でも、芽が出ていなかったものは、芽出しに時間がかかるのだろう。
一方、前記の種芋よりやや遅く、マルチに穴を開けずに種芋を植えたものがこの畝。
ここでも、4日前に見てみるとマルチがテント状に下から突き上げられていた。
4日程すると、新たに掛けた不織布の下で、もやしのような黄色い色から、緑色に変わった芽が透けて見えた。
その他、マルチに穴を開けて植えた種芋の芽出し率は今のところ50%くらいだ。
さらに、掛ける不織布が用意してなかった畝には、5cm以下の小さな種芋を植えている。
マルチのそれらしきところに穴を開けてみると、まだ小さめだが、芽が出ていた。
この畝にはウコンの枯れ葉や竹笹を掛けているが、出てきた芽を完全に覆い尽くしている訳ではないので、これからの遅霜に対する効果は?だ。
さて今日は、九州北部に期間限定の霜注意報が出ていた。
不織布や、ウコンの葉で遅霜予防がしっかり出来ると嬉しいのだが。。
さっそく、芽が出ていなかった3個の種芋を掘り出して調べてみた。
確かに、芽は出ていなかったが、腐れている訳でもなかった。 冷蔵庫の中で芽出しが始まっていない芋を使うと、芽出しまで時間がかかるみたいだ。 これら3個の種芋はメインの畝から予備畝に移動してもらった。 |
冷蔵庫の中から、新たに取り出した種芋。 どれも少しではあるが芽出しが始まっていたのでこの3個を植えた。 |
次に紹介するのは畝の中ほどに植えた10個の種芋。
これらは、日陰で新聞紙だけを被せて保存しておいたものだ。
この種芋は完全にシワシワ状態だ。
比較試験のため、これらの中から大きめの10個を適当に選んで植えた。 芋自体が弱っている感じがしたので、実際の芽出し率がかなり悪いのでは? |
以外も以外。シワシワの種芋からの芽出し率は100%だった。 |
そして、最後に紹介するのは、畝の奥に植えた8個。
こちらは丁寧に1個1個新聞紙で包んで、日陰に保存していたものを種芋にした。
芋のシワはよっているが、芋の状態はまずまずのように思える。 |
だが他の5個は極めて元気そうな芽出しだ。
一応芽出し率は100%だが、3株はすこし元気がない。 |
ということで、芽出しだけを見てみると、シワシワの不良種芋と思われたものに、全く問題がなく、一番条件がいいと思われた冷蔵庫保存のものに芽が出ていなかったものが30%もあった。
一見健康そうに見えた種芋でも、芽が出ていなかったものは、芽出しに時間がかかるのだろう。
一方、前記の種芋よりやや遅く、マルチに穴を開けずに種芋を植えたものがこの畝。
ここでも、4日前に見てみるとマルチがテント状に下から突き上げられていた。
右の手前1個をまずマルチを破ったところ。 日光不足で太いもやしのような芽が出ていた。 |
14個種芋を植えていたが、芽出し率は100%だ。 さっそく、遅霜予防に、この上から不織布を掛けた。 |
それにしても、霜被害は今のところないのだが、冷たい雨はよく降る。 僅か4日日に当たっただけで、出てきた芽の色が変わっている。 |
その他、マルチに穴を開けて植えた種芋の芽出し率は今のところ50%くらいだ。
ここの畝は、少し遅目に種芋を植えた。 だから、今芽が出ていないところでも、これから先芽が出てくると思われる。 |
これらの畝にも、これからの遅霜対策として不織布を掛けておいた。
このままで2週間様子を見て、芽が出ないところは種芋が悪いのだ。 そこには、残っている種芋を植える予定だ。 |
さらに、掛ける不織布が用意してなかった畝には、5cm以下の小さな種芋を植えている。
この畝には小さな種芋をマルチに穴を開けずに植えていた。 |
マルチのそれらしきところに穴を開けてみると、まだ小さめだが、芽が出ていた。
この畝にはウコンの枯れ葉や竹笹を掛けているが、出てきた芽を完全に覆い尽くしている訳ではないので、これからの遅霜に対する効果は?だ。
マルチを破ってみると、小さな芽が出ていた。 |
さて今日は、九州北部に期間限定の霜注意報が出ていた。
不織布や、ウコンの葉で遅霜予防がしっかり出来ると嬉しいのだが。。
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