2016年7月11日月曜日

デストロイヤーの小さな種芋、この時期にキクイモの日陰に植えてみた。果たして無事に育つ? アーティチョークの種採りはどうやら失敗。

ン〜?
この小さなデストロイヤーに大きな芽が出ている姿を見て、考え込んでしまっていた。

この芋は、この1月に収穫したデストロイヤー
8月終わりには6月頃収穫した芋と一緒に、種芋として植える予定にしていた。
こんなに芽が出て、4cm前後の小さな芋はシワシワ。
すぐにでも植えて下さいと言っているようだ。
デストロイヤーは年2回植えることが出来る。
植え時期の一つは、1月から3月。
そして、もう一つの植え時期は8月の終わりから9月の初めだ。

ただ、8月の終わりまで、上の写真の芋を置いておくのは、芋が小さくて無理な感じだ。
とは言え、秋ジャガを盆前に植えると種芋が暑さで腐るのだそうだ。
だから、皆さん秋ジャガは8月の終わりから9月の初めにかけて種芋を植えるのだ。

ならば、この時期でも、芋を腐らせずに植えれる涼しい場所がないものかと、第2菜園を見渡してみた。
丁度今の時期、キクイモが2m以上の高さになり、その近くには日当りの悪い場所が出来ていた。
真ん中に見えるのがキクイモ。
右手に里芋があるのだが、手前側の日当りのいいところは通常の大きさだ。
しかし、キクイモのすぐ側では苗の育ちが悪い。
キクイモに囲まれた、日当りの悪い場所では気温も上がらない。
こんな場所なら、今の時期にデストロイヤーの種芋を植えても、種芋が腐らない可能性大だ。
まず、4〜5日前に上の写真の種芋を植えてみた。
一方、9月頃にはキクイモの多くは強風で倒れるので、キクイモの側でも日当りが良くなる。
もしこの暑い時期を乗り切れば、ここに植えたデストロイヤーは、その後立派に育つ可能性があるのだ。

で、他にもまだ芽を出している同じ様な小さなデストロイヤーがある。
こんな小さな芋で、このまま8月の終わりまで置いておくのはかわいそうだ。
これらの芋も時間差で、同じ様な日陰に植えていくことにしよう。

全国的にはどうか知らないが、ご近所で7月にジャガイモの種芋を植えたという話は聞いたことがない。
もし、うまくいけば、今後のジャガイモ栽培の参考になりそうだ。


ところで、今年のアーティチョーク栽培の楽しみの一つ種採りがうまくいくかどうか?
ということだった。
昨年咲いた3個の花では、枯れたあとそのままチェックしてみたのだが、種が花ガラのどこに出来るのかさえ分からなかった。
今年は、収穫した花ガラを吊るしていたのだが、先日から一つ、また一つと期待を込めて種が出来ているかどうかをチェックしている。
ガクを外して、白い綿毛が見えているものが種採りチェックをしたあとだ。
で、今回は種はどこに出来るかということは分かった
綿毛の付け根部分だ。
この写真では、種はまだ真っ白で未熟だ。
明らかに成熟していない。
このまま吊るしておいても、恐らく使える種は出来ないだろう。
いくつか集めて並べてみるとこんな感じ。
色も白いが、大きさも小さい。
そして、ペチャンコだ。

一番大きかった花ガラでは、種は黒く色付いていたので、ちょっと期待した。
ところで、種に付いている綿毛、何かに使いたくなる程きれいだ。
でも、やはり使える種にはなっていなかった。
一番大きかった花ガラでも、種はこんな状態だ。
ここまでくればもうちょっと、という感じなのだが。。。
どうやら、今年期待していたアーティチョークの種採りは失敗だ。
夢に描いている、アーティチョークの花が咲き乱れる楽園作りまでには、まだまだ長い道のりが続きそうだ。

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