2017年11月10日金曜日

Beetrootの芽が出揃ってきたので、間引き&移植。この時期の葉野菜は虫被害が多い。

この時期、秋の初めに種を蒔いた葉っぱ野菜収穫の適期になっている。
ただ、育てる野菜の種類や場所によって、虫被害の程度は様々だ。
左下の小松菜と、右下に見えるターツァイ虫被害がすごい
左上のサニーレタスと右上の大根菜ある程度の被害
そして真ん中のリーフチコリーだけは全く虫被害が出ていない
我が家では、家人と私が食べる野菜は、少々の虫被害は気にせず食べている。
無農薬の葉っぱ野菜を虫被害なしで育てるのは、とても難しいのだ。
それでも、今パオパオの中で育ち始めている、小さな葉野菜は、虫被害がぐっと減ってくるはずだ。
そんな、虫被害が少ない葉野菜を早く収穫したいものだ。

こんな葉っぱ野菜の仲間入りができるか、先日、Beetrootの種をパオパオの中に蒔いた。
Beetrootは根も葉も食べれる便利な野菜で、一般的にはカブに似た形の真っ赤な根を料理に使う。
ロシヤ料理のポルシチなどの材料になることでも知られている。
我が家では、葉はサラダに、根茎はスープやジュースとして使うことが多い。

日本でこのBeetroot(Beetsとも呼ばれる)の種蒔き適期とされているのが、3月末から4月。そして8月末から9月だ。
以前我が家で育てた時は、確かに3月末に蒔いた種が育ちが良かった。

2週間ほど前、ヨーロッパの旅行帰りの友人から、前回と同じ種を頂いたのだが、もう秋の種蒔き適期を過ぎ、10月も後半だったので、パオパオトンネルの中に種を蒔くことにした。
この時期にBeetrootの種を蒔くのは初めてだ。
このパオパオの中なら、12月末か1月頃でも収穫できるのではと考えた。

種を蒔いた畝には、小さなアーティチョークの芽もちらほら見える。
ここはもともと、アーティチョークの種を9月に蒔いていたところ。
10月の台風で、小さな苗がほとんどが枯れてしまったのだ。
で、残ったアーティテョークはそのまま、空いた場所にBeetsの種を蒔いた。

そして、種蒔きから2週間、出てきた芽はこんな感じ。
1箇所に、2〜4粒の種を蒔いていた。
Beetrootは一粒の種から2本の芽が出るのだ。
だから、多いところでは、こんな感じで芽が出ている。

Beetrootを育てている方の動画を見せてもらうと、最終的に1カ所に1本の苗を残すようにしている。
やはりそうした方が、取れる根菜が大きくなるのだろう。
蒔いた種が、十二分にあるのなら、こんな数本の芽が出ている場所を1本だけ残して間引きして終わりにするのだが、何せ蒔いた種の絶対数が少ない。
通常の蒔き時でなかったので、たくさんの種を蒔いて全滅させるのが怖かったのだ。
小さなスコップで掘り起こし、根を切らないように間引きした。
こんな感じの、間引いた小さな芽は全て移植した。
まだ苗と言える代物ではない。小さな芽なのだ。

1箇所が1本になるように間引きしたのだが、収穫するBeetrootが少しでも多くなるように、間引き芽は全て移植した。
10cm間隔に1本の割合で小さな芽を植えていった。

まだ小さすぎて、うまく育つか全く予測がつかないBeetrootの芽。
小さな芽が、苗と言えるような大きさになったら、もう心配ないような気がする。
果たして、この小さな芽が立派に育つか、時にパオパオトンネルの中を覗いてみよう。

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