初収穫したカボチャは、“えびすカボチャ”でも“ロロンカボチャ”でもない。
こんな、長ヒョロカボチャだ。
このカボチャ、10日程前に見に行ったとき、もう20cm以上になっていた。
別の場所にも、同じくらいの大きさの長ヒョロカボチャが見えた。
こんなカボチャ見たこともないぞ!
いやいや、よ〜く思い出してみると、昨年、第1菜園のカボチャ用の竹3段の棚のところで、珍しいカボチャがあると思い買って来た1本の苗を育てたのだった。
そのカボチャがこんな形だった。
ただ、その苗は病気して、丁度これくらいのサイズのものを2本収穫しただけで終わったと思う。
去年は、ロロンカボチャやえびすカボチャが豊作で、その影でこのカボチャのことは全く忘れていた。恐らく、このサイズのものを収穫した時に種を残しておいたのだろう。
そして、その種がえびすカボチャの種と一緒になっていたのだろう。
種を撒いた場所は第2菜園。広々としたところで思い切り成長しているようだ。
いや〜この形のカボチャを最初に見た時は本当にびっくりした。
一瞬、交雑でこんな新種が出来たのだろうかと思った。
しかし、ある程度記憶がよみがえり納得した。
この苗は昨年その形に惹かれて買ったのだが、その時に苗の名前を確認してなかったので、何という種類のカボチャか分からない。
ネットで調べると、このような形の長カボチャという種類の中に数種類があるようだ。
『外見はヘチマのように長細く、長さは40~60cm程で重さは2~4kg。表皮は薄い灰緑色(宿儺かぼちゃ)のものから濃い緑色のものまである。マダラの模様が入っているものが多く、表面はとてもすべすべした滑らかな肌をした「宿儺かぼちゃ」の他はややざらついた感じのものが多い。食感は栗カボチャに近い』とのことだ。
どうやら長カボチャで濃い緑色のタイプであることは間違いない。
しかし、表面はざらざらしていない。
何という種類かまでは分からなかったので、長ヒョロカボチャと呼んでおこう。
さて、先程の20cm程の長ヒョロカボチャも見たとき、すぐにでも収穫したい衝動に駆られたのだが、カボチャの収穫は実が付いている果柄(かへい)と呼ばれる部がコルク化したとき。
まだ早かったのだ。
それで、最近はズッキーニの収穫で週3回は第2農園に寄っていたので、そのついでにこのカボチャを見に行っていた。
その都度、大きくなったなと感心しつつも、収穫せずに我慢していた。
下の写真は4日前、長さは35cmの大きさにまでなっているが、まだ果柄は全くコルク化していなかった。
果柄がコルク化するときは、そこの白いスジの様なところから茶色に変化を始める。 そして、果柄全体が茶色く硬くなっていくのだ。 |
それで、昨日見てみると、少し果柄がコルク化し始めていた?
白かった部分がやや茶色味を帯びてきたのだ。
こんな長さのカボチャを見たのは初めてだ。もう我慢が出来ないということでちょっと見で4個大きくなったものがあったが、中でも大きく育っている2個を収穫してきた。
果柄はコルク化を始めたといっても、しっかりコルク化しているわけではない。 ただこれ以上置いていてさらに大きくなるかどうかは全く分からない。 ところで、こんな大きなカボチャは食べてしまうのに何日もかかるだろう。 ということで、さっそく1個はお裾分けした。 |
さっそく、家に持ち帰った1個をサイズチェックだ。
まずはその長さ。
一番最初の写真のように、何と40cmもあった。
そして、その重さは2.8kgもあった。
「大きい!」と感激したのだが、ネットで調べた長カボチャのサイズは40〜60cm。
40cmあっても、一番小さい方?なのだ。
こんなに大きくなっていても、まだ大きくなる可能性があったのだろうか?
昨日見たところでは、あと2個は35cmサイズの長ヒョロカボチャがあった。
苗には勢いがあるので、まだまだその後も実を付けてくるだろう。
これらを収穫するとき、今回のカボチャよりさらに大きくなっていたら嬉しい。
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