2015年9月11日金曜日

この時期のイチジク、豊作なのだが味が今ひとつ。それでもカラスやスズメバチは喜んで食べにくる。

品種によるものなのか?、雨不足の時期によるものだったのだろうか?
6月頃からボチボチ収穫出来ていたイチジクが、8月の初めころから収穫出来なくなっていた
その頃も、実はたくさん付いていたのだが、なかなか熟れないし、木全体も少しガレた感じがしていた。

ところが、8月の終わり頃からまた復活
1本の木で、食べきれない程の収穫が始まった。
食べきれないイチジクはどうなるかというと、
人間以外で、一番の消費者はカラス。
下の写真の様につつかれたり、1個丸ごとくわえていったりしていた。
イチジクを千切りにいくと、ガサガサという音で、カラスが飛び立つことがある。
食事中のカラスは、そう簡単には逃げないのだ。
我が家の近くの道路には、カラスが運搬中に落としてしまったイチジクがしょちゅう落ちていた。

次の消費者は、スズメバチだ。
こんな感じで熟れて割れたイチジクの中にはスズメバチが居る。
スズメバチは甘い果汁が好きなのだ。


こんな感じで、少々虫や鳥がイチジクを食べに来ても、私が食べれる実も多いので、全く気にしていなかった。
イチジクにとって、最も恐いカミキリムシをチェックするようにしているが、この姿がないのも幸いだ。

ところが、9月に入って、イチジクの味が明らかに落ちてきた。
最近の日照不足が一因だろうか?
今のところ、カミキリムシの姿は見えない。
カラスや蜂はイチジクにとって恐くはないが、カミキリムシは恐い。
成った実をよく見てみると、色付いた感じの割りには、今ひとつ張りがない。
最近のイチジク、甘さが今ひとつなのだ。

それで、我が家でのイチジクの人気はがた落ちで、置き去りにされてそのまま落ちてしまう実も増えてきた。
それでも、相変わらずカラスやスズメバチには高い人気を誇っている。
最近では、腐れかけのイチジクを放置していることもあり、常時5〜6匹の小さなスズメバチを見かける。
スズメバチは苦手なので、余り刺激しないようにしている。

このイチジクの木、まだ植えて4年目に入ったばかりなのだが、大きくなり過ぎたのが問題のようだ。下の写真のような枝が、四方に広がっている。

今年は、シーズンが終わったら、かなり積極的に剪定をして、小さくても力強いイチジクの木になるように仕立ててみよう
そして来年は、人間様にもっと人気が出るイチジクになってほしいものだ。

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