畑では、つい先日植えたような気になっていたデストロイヤーが、もう半分くらい花を付けていた。
思い出してみると、ここにデストロイヤーの種芋を植えたのは8月の終わり。 野菜の成長も早いが、時の経つのも早いものだ。 |
さて、下の写真に見えている野菜。
一見全部同じようだが、よく見ると、2種類の野菜がある。
ここには、リーフチコリーとスイスチャードがあるのだ。 |
葉にギザギザが付いているのがリーフチコリーで、ギザギザがないのがスイスチャードだ。
収穫したものを見ると、違いはよく分かる。
こちらの野菜が、スイスチャード。
葉はホーレンソウを細長くしたような形で、味は若干苦みがあるが、ホーレンソウによく似た食感だ。
こちらは、クセが少ない野菜だ。 |
そして、こちらがリーフチコリー。
畑で見ると、タンポポそっくりだ。
このリーフチコリー、タンポポに似ているが故に余り食べる気になれなかった。 鉛筆くらいの根を食べるとは、本当かな?とても信じ難い。 |
どちらの野菜も、これまで食べたことはなかった。
リーフチコリーの食べ方を調べてみると、リーフチコリーには多くの種類があり、ほとんどは葉を食べるのだが、このタンポポ型のものは根を食べる、と記載されたものがあった。
しかし。こんな細い根っこは食べる気がしない。
種袋には、その葉の姿が載っているので、葉も食べれるのだろう。
根を食べる野菜なら、種袋には根の写真も一緒に載せると思うのだが? |
実際、食べてみると、このリーフチコリーの葉の味は、なかなか面白い。
最初食べたときのは、細かく刻んで炒めてもらったのだが、かなり苦みがあり大根の葉を少しまずくした、“ごわごわ感”がある感じだった。
食べれないことはないが、この時期同じような食感なら、大根の葉があり余る程ある。
リーフチコリーには出番がないと思っていた。
ところが、今日は少し長めに切って、オリーブオイルと肉で炒めてもらった。
と、前回の時と印象が大きく変わった。
ごわごわ感は全くなかった。苦いのは相変わらずだったが、何となく病みつきになりそうな深い味わいがした。
葉っぱ野菜なのに、かなり噛み応えがあり、噛むたびに味が滲み出てくる感じなのだ。
スイスチャードとリーフチコリー、両方とも、イタリアのシチリア島の土産だ。
シチリア島は物価が安いみたいだ。大きな種袋が1ユーロだったらしいが、我が家で食べる分の種蒔きでは、1〜2年で使い切るのは難しそうだ。
種蒔きの適期は、結構長いようなので、これからも少しづつ時間差で植えてみよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿