2016年2月14日日曜日

大きくなった雑木、甘夏などまわりのミカンの木をいじめ始めた。

先日、果樹園の剪定をした時にミカンを収穫して帰った。
比較的きれいなものを、こんな風に並べて眺めている。
なぜか、とても平和な気分になるのだ。
一番左がザボン。その横が八朔。右の3個は伊予柑。手前にあるのが金柑。

こんな風にして、収穫したミカンを眺める習慣は以前から変わっていないようだ。
今日は、10年程前の懐かしい写真を引き出してみたら、同じような記念写真があった。
10年前の写真。ここにも、八朔や伊予柑とレモンが写っている。
この時の伊予柑は今収穫している木とは別の木からのものだ。


ところで、5月くらいからの収穫予定の甘夏の木の後ろに、最近どんどん大きくなって気になっている雑木がある

この木が、5〜6年前から異常に大きくなり、甘夏に覆い被さるようになってきた
手前に見えるのが、甘夏の木。

そこで直接、甘夏の木にかかるところは、高枝切り鋏で落としていたが、それより高いところはとても届かない。
私の体力テスト&トレーニングのような気分で、なんとかこの木を切り倒そうと、ノコを入れたことがある。
全く無駄な抵抗だった。
今では、幹の太さは優に直径30cmを超えている。
下の傷跡は、数年前切り倒そうとして挑戦した時のもの。
もちろん、ヘタに素人がこんな大木を切り倒すとしたら危険を伴う。

昨日も、少しでも抵抗しようとノコを入れてみたのだが、私の力ではどうしようもない。
梅の枝を切るようにはいかないのだ。
そうこうしているうち、この木の幹の下の方に、木の中に貫通している緑色のロープを見つけた
このロープを見た瞬間、とても懐かしくなった。
もちろん引っ張ってもビクともしない。
見覚えのあるロープなのだが、なぜこんな形になったのかは分からない。

今では、この雑木の後ろにはレモンの木がある。
レモンの木も、この雑木の下に隠れるようになってきて、日当りが悪そうだ。
この雑木、5〜6年前から成長スピードが急に早くなった?。
写真右下に見えているのが甘夏。真ん中下の方にレモンの木が見えている。
左手に少し見えているのは八朔の木。

ロープを見た瞬間から、それを使っていた日々がとても懐かしくなったので、今日は少し昔の写真を取り出してみた。

下の写真は11年ちょっと前のもの。
下の写真の右手に見える木が、現在問題になっている雑木だ。
ン〜細い!この頃はまだ高さ2〜3m、幹の太さも直径6〜7cmくらいだ。
樹形もよかったので、この辺のシンボルツリーに丁度良いとして、切り倒さずに下枝だけを切って放置していた。
その頃、下の写真で黄色い実が数個なっているミカンの木が根食い虫にやられて倒れかけていた。
その木が倒れないように、この雑木に緑色のロープを掛けて支えていたのだ。
こちらは2004年12月の写真。
とても分かり難いが、雑木には地面から20cm程の場所に緑のロープがみえる。
このロープで、奥の倒れかけたミカンの木を支えていたのだ。
手前に見える八朔の苗木はこの頃植えたようだ。

こちらは、今から丁度11年前のその木
まだこの頃までは可愛いものだ。
2005年2月の写真。この雑木、この頃の樹形は頭でっかちな観葉植物みたいだ。
手前の枯れたミカンの切り株の跡地に、今ある甘夏の苗を植えたのだ。
この甘夏の木を覆い被さるまでに、この雑木が大きくなるとは。。。
11年前は、倒れかけていたミカンの木を助け、今ではまわりのミカンの木をいじめ始めている雑木
今のままのペースで大きくなると、まわりのミカンの木はそのうち、日当りがさらに悪くなり全滅するかもしれない。
もちろん、この雑木が悪気がある訳ではないのだが。。。
ところで、この雑木は非常に硬い。木としての材質は素晴らしいようだ。
それでもこれからも、昨日のような僅かな抵抗を時々やってみよう
それで、この木の成長スピードを少しでも遅らせられたらと思う。

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