こちらは、昨年秋に種を蒔いたコリアンダー。 初めて育てているのだが、ここ数日暖かくなって急に元気を出してきたみたいだ。 |
さて、ここ数年楽しみに作ってきたゴボウの栽培。
ゴボウの種植えは4月の初めに予定している。家庭菜園をされる方は、波板をを利用した栽培法が一般的なようだが、我が家では狭い場所でも作れるようにということで、これまでガラ袋、ビニール袋、ダストボックスなどを使ってきた。
収量が一番多かったのは、ガラ袋だが、最終的にガラ袋が崩れて回収出来ないような細かいゴミが出た。で、この方法は中止。
ダストボックスは、深さ70cmあるのだが、栽培中土嵩が減って、いつも40cmくらいのところで直角に曲がるゴボウが出来てしまう。
ダストボックス自体が毎年使えるので、今年も最終的には使おうと思っているのだが、今のところ気が乗らないので、まだ準備してない状態だ。
これらの中で、シンプルで、且つまずまずの収穫が得られたのがビニール袋栽培だ。
今年も、昨年に続いてゴボウ作りの主役は、ビニールを使っての袋栽培だ。
ビニール袋栽培では、まずビニール袋を置く場所の下を耕し、土が柔らかくなるように牛糞堆肥などを混ぜておく。
使うビニール袋は、牛糞堆肥が入っていたような袋で、上下を切って筒状にしたものを使う。
ビニール袋は倒れることがないように、中心に支柱となる太い竹を置き、四隅は形が崩れないように細い竹4本で支えている。
袋に入れる土は手に入るものを適当に入れているが、ミミズ堆肥や牛糞や鶏糞堆肥も混ぜ込んでいる。
2月末から少しずつ準備をしていた。
そして、まず第1菜園に5個が完成した。
昨年と同じく、ここがゴボウ栽培のメイン会場だ。 袋栽培では、同じ場所でも連作にならないのがいい。 |
さらに、先日第2菜園の笹竹を切って少し畑の陣地を拡大した。
その畑と笹竹の林の境界領域にも、袋を設置してみた。
手前に見えているのはタマネギの畝。右端はヤーコンの畝だ。 ゴボウの袋の手前に見える長い畝は、ズッキーニを植える予定にしている。 袋を置く周囲の土は掘り起こし、可及的に笹竹の根や芽を抜いている。 |
こちらの袋は、試しに中央の支柱を入れず、四隅の細い竹だけで袋を固定している。
実は、第2菜園でのゴボウの袋栽培は、数年前も同じ場所で同じようにやってみて失敗した。
その時は、種を蒔きっぱなしで、そのあと見に行くことが少なかった。
芽はきちんと出ていたのだが、雨が降らないと枯れてしまうし、雑草にやられたものもあった。
もちろん笹竹の侵入に逢った袋もあり、最終的に1本のゴボウも収穫出来なかったのだ。
今年も管理の方はあまり自信は無いのだが、以前より第2菜園に足を運ぶ機会が増えてきたので、時には水やりも出来そうだし、もしかしたらうまくやれるかも、と期待している。
通常、ゴボウの種蒔きは、バラ蒔きをして、あとで出た芽を間引くのが普通らしい。
我が家では、水に浸けた種から元気に根出ししたものを、育てる数だけ袋の上に並べる、というやり方をやっている。
4月初めの種蒔きは、今年もこの方法でおこなうつもりだ。
今年のゴボウは70cm以上のものを収穫することを目標に置いておこう。
ところで、昨年のこの時期に第2菜園にクコの苗を植えた。
クコや中国では中華料理にも使われるし、薬用にもなっている。
私もその効用にあやかって、赤いクコの実や、その葉でお茶を作ってみたいと思ったのだ。
植えた苗は、高さは80cm程あるが、茎や枝は極めて細かった。
写真を撮ってもどこにあるのかわからないほど細い枝だった。
1年前、植えたあとの記念撮影。 細い茎や枝だが、高さは80cm程あった。 |
そして、植えて1年後の今の姿が下の写真だ。
雑草やカボチャの蔓葉に圧倒されて、一時はその姿も見えなかったクコだが、間違いなく根付いたようだ、
茎や枝はまだまだ細い。
それでも、昨年よりは少しは大きくなっているのは間違いないようだ。
植えて1年後の記念撮影。 まだまだ細い枝だが、枝の数も、太さも、長さも少しづつ成長はしているようだ。 |
今年は、赤い実で作るクコ茶を飲めるようになるのだろうか?
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