2017年2月17日金曜日

EMボカシなる肥料を作ってみよう。

我が家での野菜作りにおける肥料、その中心になるのはミミズ堆肥だ。
もちろん、牛糞堆肥、鶏糞堆肥、油かす、化成肥料なども使っている。

ただ、肥料に関しては出来るだけ自作のものでまかなえると気持ちがいい。
ミミズ堆肥に関しては、今年の夏はミミズ君が激減して、出来る堆肥の量がかなり減っている
さらに、菜園が第2菜園に新しい畝が広がって、ミミズ堆肥以外に自家製の肥料が欲しいこの頃だ。

そこで、EMボカシなる肥料を自分で作ってみようと思い立った。

最近you tube で他の方の野菜作りを見ていると、よく自家製のボカシ肥料を使っているのを目にする。
ボカシ肥とは、有機肥料を発酵させて肥効をボカシた(穏やかにした)ものをいう。
原料となる有機肥料は、油カス、米糠、鶏糞、魚カス、骨粉など多様だ。
日本には何百年も前からあるのだそうだが、通常は使えない食材の残り物を肥料に出来るとのことで、欧米では導入されて間がないが、最近はやり始めている

最近、Bokashiでyou tube検索すると、外国でボカシ肥料を作っている動画がたくさん見つかる、
世界に先んじて、素晴らしい肥料を作ってきた日本。
ならば、私もボカシ肥料を使わない手はないだろう

丁度、我が家には、EM1希釈液を作ろうとして、うまくいかなかったため、そのまま残っているEM1原液と、糖蜜があった。

EM-1液というのが買ってかなり時間が経っているのが気になるが。。
で、EM-1を使ったEMボカシ肥料の作り方をネットで調べてみた。
材料は
米ぬか     20kg:こちらは農協で手に入ると聞いたのだが、最近はイノシシの罠用に使われる頻度が高いとのことで、先日買いに行った時には売り切れて居た。1kg30円とのことだった。
油カス  7.5kg:これはいつでも手に入る。
魚カス  7.5kg:こちらは注文取り寄せしないと手に入らないとのことだった。
EM1         50ml:我が家にあるので問題ない。
糖蜜    50ml:こちらも我が家にある。糖蜜は60℃くらいのお湯で溶かして、その後EM1と水を加えるとのこと。
水    7L:おおよそこれくらいの量の水を、少しずつ湿り気具合を確かめながら加えるらしい。

初めておこなうボカシ肥料作りなので、基本的にはyou tubeで紹介されている通りにやってみたかった。
しかし米ぬかや魚カスなどの材料が、揃わなかったので諦めていた

そんな時、海辺近くに住んでいるおじいちゃんが、私の菜園に立ち寄り、話し込んでいたら、その彼がEMボカシ肥料を自分で作り、彼の菜園で使っているとのこと。
そして、海辺近くの住まいで魚カスはすぐ手に入るらしく、米ぬかも入手簡単とのことで、それらを持って来てくれるとのこと。
なにやら申し訳ない気がしたが、好意に甘えることにした。

彼は、魚カスと米ぬかと、EMボカシのレシピを持ってきてくれた。
米ぬか   7kg、油カス 1.5kg、魚カス 1.5kgEM1  40ml、糖蜜 40ml水2L
若干私が調べたものと、配合比が違っていたが、彼の教えてくれた通りに作ることにした。

そして、出来たものをポリバケツに入れた。
湿り気は、手で握って形が崩れない程度がよいとのこと。
うまく出来たように思う。
ン?でも、用意していたポリバケツが大きすぎた?
嫌気性発酵をさせるので、容器の中に余分な空気を入れたくない。
でも、用意していたポリバケツが大きすぎたので仕方ない。
私なりに出来るだけ空気が触れないように工夫してみた。
でも、なんとなくビニールの隙間から空気が触れるような気がした。
しかし、じっと眺めていると不安になったので、少しでも空気が触れにくいように、大きなビニール袋をかぶせてみた。
初めて作ってみたEMボカシ肥料。
果たして上手く出来るかどうか、とても楽しみだ。
今日は暖かくなったが、まだまだ寒い日が続くはずだ。
夏ならこの状態で1ヶ月待てば、ボカシ肥料が出来上がるとのことだが、この時期なら3ヶ月くらいかかるとのこと。
蓋を開けるのは5月中旬の予定。
それまでは、時々ポリバケツの外から触れて温度を確かめておこう。
通常なら、発酵が始まると温度が上がり、それが治ると温度が下がるのだそうだ。
もし、悪臭が漂う時はうまく作れていない可能性が高いとのことだ。
さて、初めて挑戦するボカシ肥料ボカシ肥料作り。
3ヶ月後の出来上がりが楽しみだ。




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