今期も昨期と同じくらいの収穫が出来れば文句なしだ。
ただ、今年は大きなチャレンジをしている、マルチにして雑草予防効果で使うならOK
とされる松葉を、里芋を植える畝予定地に1ヶ月前に鋤き込んだ。
土がホクホク状態になるのではと思ってやったことだ。
松葉は、土を酸性化させると聞いていたのだが、それはどうやらまだ青々とした松葉の話のようだ。
松林の下に行って、松葉が積もった土でPHを測ってみたら土は酸性化してなかった。
ならば、畝の土に松葉を鋤き込んでも酸性化は起こらないと確信した。
果たして、松葉を鋤きこんで1ヶ月。
土の酸性度は変化しただろうか?
pHは6.7。
土は、私が予想した通り酸性化していなかった。
が、調べてみると松葉には他の植物が育つのを抑制する力があるとのこと。
だから、雑草予防にマルチとして使うのには優れているが、土に鋤きこむのは良くないとのことだ。
そんなことを松葉を土に鋤き込んだ後に知っても、もう遅いかも?
一応、親芋を植える場所だけ掘って、松葉を外し、そこにミミズ堆肥や牛糞堆肥をたっぷり入れ込んだ。
昨年より若干株間を狭くして、全体で13個の親芋を植えるようにした。 白く見えるのは、一応撒いてみた有機石灰。 |
植え場所から掘り返した松葉は、周りに置いておいた。 |
あとは、大きな親芋の、種芋としてのパワーを信じるしかない
ということで、今日はまず種芋として植える親芋を選別。
これまで保存してきた親芋で大きいものから選んでみた。
上の5個が赤芽大吉。真ん中の5個が以前からあった里芋(品種不明)の親芋。 下の4個は土垂、こちらは3個のみ使った。 |
「赤芽大吉」と以前からあった「品種が分からない里芋」の親芋が5個づつ、それらは10cmクラスで満足な大きさだ。
ところが、「土垂」の種芋は5m級で小さなものしかなかった。
選別した親芋の、上1/3〜1/4の場所でカットし、そこに木灰を付けて、その面が下になるように植えていった。
いわゆる、逆さ植えだ。
左の芋は木灰をつける前のカット面。 |
親芋の逆さ植えでは、芽はカット面近く、すなわち深い位置から出てくるので、順行植えより土から芽が顔を出すまでの時間は遅い。
左下に見えるているのが、出始めている芽。 |
それでも、出てくる芽同士の間隔が広いので、4本くらいの芽を、芽かきせずに育てることが出来、最終的に収量が多くなるのだ。
ということで、こちらが今日親芋を植え終えた畝。
雑草抜きの手間を減らすために、近日中にビニールマルチを掛ける予定だ。 |
ところで、今日冷蔵庫の上で保存していた親芋を全て確認したのだが、いい状態の芋は8割程度。
やはり少し腐れ始めたものや、完全に腐れたものもあった。
去年はこんな一部が腐れた親芋も種芋として使った。 今年は種芋として使えるいい状態の親芋がたくさん残っている。 これらの親芋はミミズくんの餌になりそうだ。 |
冷蔵庫の上で保存していた親芋は、赤芽大吉や以前からあった里芋の親芋を中心に、いい大きさの親芋が種芋として十分量残った。
これらの親芋なら、今年は第2菜園の里芋にも期待出来そうだ。 |
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