2017年4月21日金曜日

私が理想としていた立花山の麓のアーティチョークの園はやはり片付けられていた。温室内のアーティチョークの芽出し率、期待に反して低い!

まだまだ春の花壇は賑やか。
チューリップはほぼ咲終わっているが、新たに咲き始めた花。
この花、球根を植えた記憶はあるのだが、何の花なのかが分からない。


さて、私が理想としていたアーティチョークの畑
それは東区の立花山の麓にあった。
しかし、昨年からその畑でアーティチョークが見れなくなっていた。
先日、立花山から降りてきた時、丁度その畑で主人と思われる方が仕事をされていた。

で、楽しみにしていたアーティチョークが見れなくなったことについて尋ねてみた。
ご主人がその畑で、アーティチョークを育て始めたのは、その方の息子さんが福岡のホテルでイタリアンレストランのシェフをされていて、10数年ほど前に、その息子さんからの苗のプレゼントがきっかけとのこと。
ご主人曰く、苗はとても強く、ある時期からは自然発生的に畑いっぱいにアーティチョークが育っていったとのことだ。
毎年初夏に楽しませてもらっていた、立花山の麓のアーティチョーク。
ここが、私のアーティチョーク栽培の目標になった畑だった。

ご主人の話では、最近、息子さんが転居され、蕾を使う方が居られなくなったので、苗を片付け、同じ畑を珍しいみかんの苗に植え変えたとのことだった。
今では、立花山の山歩きの際見ることが出来なくなったアーティチョークが懐かしい。

となると、我が家の菜園のアーティチョーク、早くあの立花山の麓のような立派なアーティチョークの園にしてみたい。

ということで、今年は温室内のポットに種を蒔いたのだが、一袋に10個入っていた種で、芽出しに成功したのは5個のみ。
温室の中で発芽させたので、100%近い発芽率を期待していたのだが。
聞くところによると、アーティチョークは発芽率が低いものらしい。
発芽率50%というのは数年前と比べても全く進歩がない。
調べてみたところでは、ゴボウのように窓辺で浅い皿に水を張ってキッチンペーパーの上で芽出しさせ、その後ポットに移植する方法を取っている方がいた。
発芽率を上げるには、この方法がいいのかもしれない。
次に機会があったらやってみよう。

それでも、今日は数少ない貴重なアーティチョークの苗の植え付けだ。
この冬は3本しか冬越しできなかったアーティチョーク。
ここがアーティチョークの小さな苗の植え場所だ。
元々、雑草よけシートに以前育てていた苗のための穴が開いているのだが、そこの土を掘り返し、少し肥料を入れて小さな苗を植えていった。
熱い思いを込めたアーティチョークの植え付けだ。
何とか元気に育って欲しい。
ついでに、近くにある雑草も少し片付けた。

まだ、今年は大きな飛躍は期待できないが、試行錯誤しながら、いつの日かここに立派なアーティチョークの園を実現したいものだ。

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