2017年10月23日月曜日

いや〜参った!遠くを進んで被害はないと思っていた台風被害は甚大だった。

今回の台風、直撃ではなかったのだが、今日一日では、あと片付けも出来なかった程の被害の大きさだった。
30m以上の突風はなかったと思われるが、20m前後の強風が、かなりの長い時間続いていた。
今日は、そんな悲しい被害の報告だ。

こちらは落ちていた、オリーブの実。
悲しいが、自然災害なら仕方ない。
先日まで2本で20個ほどなっているのを確認し、収穫を楽しみにしていたオリーブは木を見る限り、一つも実は残っていなかった
それどころか、苗を植えて5年目で、もう少々の風でぐらつくことはないと思っていたオリーブの木が、大きく傾いていた。
頭でっかちになっていたためだろうか?
右隣の黄色モクレンの木は倒れていなかったのだが。。
幹を見ると、大きく傾き、今にも根が土から飛び出してきそうな感じだった。
丁度、今日の夕方、若さ溢れる、女性の助っ人が現れた。
鉄杭を打って、二人で、倒れた木を元に戻し、幹をその杭にロープで固定した。
今年はダメだったが、来年こそは初収穫を期待したい。

さて、今回の台風被害、私の予想をはるかに超えていた
その特徴を示すのが、このサツマイモ。
台風前まで青々と茂っていた蔓葉が枯れて縮んでいる。
強いサツマイモの葉がこんなに縮れるとは!
いかに長い時間強風にさらされたかを示している。

当然、もっと弱い小さな苗はほとんど全滅
強いと思っていたリーフチコリーの苗でもこんな感じだ。
強そうなリーフチコリーの苗でもペッチャンコ。
元気に育っていた玉ねぎの小さな苗も、幾つかは吹き飛んでいた。
太めで元気そうな苗も全て倒れていた。
11月終わりの移植時期にどれくらいの苗が使えるだろうか?

畝の小さな苗にかけていたマルチは、半分くらいが吹き飛んでいた。
マルチの固定が甘かったのだ。
マルチが吹き飛んだアーティチョークの畝
やっと芽が出て、育ち始めたばかりの苗も弱った。
果たして、どれくらいの苗が復活するだろうか?
ニンニクの畝でもマルチは半分以上位剥がれていた。
育ち始めた苗が復活してくれると嬉しいのだが。
こちらはニンニクの苗。
ダメージはかなり大きいようだが、球根なので復活するだろう。

雑草よけのシートは、剥がれないように重しを載せたりして固定したりしているつもりだったが、しっかり吹き飛ばされていた。
雑草よけのシートが、近くの蔓植物の畝を覆っていた。
これでは四角豆もゴーヤも完全に終わりになりそうだ

吹き飛ばされた、といえば、数日前掛けたばかりのパオパオも、畝の上にはなかった。
中に植えていた、小さな秋冬野菜の苗はほぼ全滅?

これまでの風では、全く問題がなかった簡易温室も。
簡易温室、風には弱いのいは分かっていた。
しかし、二方向壁に囲まれたところにピタッとつけていたので大丈夫だと思っていた。
ただ、パイプを差し込むだけの構造だったので、再設置は簡単だった。

ブロッコーリの苗に掛けていた虫除けネットも吹き飛ばされ、これまで順調だっった苗も根こそぎ倒れていた。
秋冬の収穫にちょっと暗雲だ。

これまで元気いっぱいで、感激していたピーマンの苗も倒れ、これからの復活は難しそうだ。
成っていた実は、オリーブの木の固定を手伝ってくれた女性にプレゼントした。
こんな感じで、ピーマンやマスの苗はほとんどが倒れていた。
これを機に全部苗を抜いてしまうか、再度起こして支柱で固定し直すか思案中だ。

まだまだ元気と、収穫を11月まではしない予定だったつくね芋も、こんな感じ。
強風に弱いつくね芋は、支柱ごと、かなりの傾斜で倒れていた。
この感じだと、収穫時期を予定より早めることになりそうだ。

というような有り様で、苗の片付けや、畝の整備など、今日1日の空いた時間ではとても終えることができなかった。
今回の台風、遠く離れていたので、被害は微々たるものだと思っていたが、自然の力はそんなに甘くないことを、久しぶりに思い知らされた!
家庭菜園でも、これだけの被害だったので、農家の方々はさぞかし大変だったと思われる。
せめて、近くの田んぼの収穫が全て終わっていたのでよかった。

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