2017年12月21日木曜日

イチジクの木を剪定、根も一部カット。

今年1月の初めに剪定し、カミキリムシ対策をしたイチジク
今年は、最高の収穫で気分最高だった。
収穫適期を過ぎても成り続けていたので、一部ドライイチジクにも挑戦。
もう少し、思いつきが早ければカラスに食べられることなく、大量のドライイチジクができたのだが。
今年は僅かに試食程度のドライイチジク。
皮は食べれなかったが、中身は甘くなりとても美味しかった。

さて、福岡では今朝は例年より2週間早い初氷とのこと。
で、イチジクの木に対しても昨年より2週間早めの剪定と、根の一部カットを行った。
こちらが剪定を終え、しっきりしたたたずまいのイチジクの木。

剪定を行う前のイチジクの木は、葉も萎れ少し寂しい姿。
これまでも乾燥イチジクを作る際、かなりの枝を落としていた。
そして、今日も遠慮することなくバサバサ枝を落としていった。
切った枝がこんな状態なら文句なし。

ところが、切った枝のうち1本に、空洞が見つかり、カミキリムシ被害の可能性があった。
穴の空いている幹にはカミキリムシの幼虫が残っている可能性が否定できない。

今年1月の剪定時には、幹の下に、カミキリムシ幼虫被害を示している木屑が数カ所落ちていた。
これは、明らかなカミキリムシ幼虫被害のサイン。
嬉しいことに、今の時期は、こんなサインが全くなかった。
そこで、その時は何ヶ所か見つけた小さな穴に、細い管を差し込んでスミチオン希釈液を入れておいた。

おそらくその効果だったのだろう、今日見てみても、幹の下には全く木屑が落ちていなかった。
ということは、今日見つけた空洞にもカミキリムシの幼虫はいないのだと思われるが、念のためその空洞には、スミチオン乳剤希釈液を入れて、切断面はすべて木工用ボンドでカバーした。
これなら、来年も虫被害なしでいけるに違いない。
数年前から使っている100円ショップで買った木工用ボンド。
容器の中で、半分固まりかけていた。

一方、根のカットは、根の活性化と、隣のアスパラの畝への被害減少のために行った。
イチジクの根は浅く大きく広がる。
隣のアスパラの畝は、枝葉と根の両方の被害を受けていた。
今日は、アスパラの畝に枝がかかりにくいように剪定したつもりだ。
さらに、この根きり作業で、来年のアスパラが少しでも元気を出してくれると嬉しい。

そして、今日の作業の後には、枝もたくさん出たが、ミミズ君の餌も大量。
1月に剪定した時は、数本の枝を挿し木して、今はそれなりに育っている。
今日の枝は、すべて土に戻そう。
また、切り落とした枝には、思った以上の実が成っていた。
シマミミズ君たちも、さぞかし嬉しいに違いない。

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