2016年2月29日月曜日

2016年2月のシマミミズ君&菜園。

野菜の収穫がボチボチの2月の畑や近くの川で賑やかだったのは、鳥たちだ。
鳥たちの中でも、私と友達になったツグミ君が何と言っても独壇場だった。
今日も寒い中、私が用意した餌場に遊びに来ていた。
後ろの釜とその周りに、ミミズ堆肥収穫の際に出てくるミズアブの幼虫が置いてある。
マルチの上のミズアブは喜んで食べているのだが、釜の中のミズアブには気付いてくれない。

このツグミ君、畑のあちこちで、この1ヶ月色々な表情を見せてくれた。
そんな、ツグミ君のスナップを数枚紹介しよう。





ただ、ツグミはテリトリー意識が強いのか、畑に遊びにくる他の鳥を追い回すことがある。
メジロを追い回すのも見たことはないのだが、スズメは追い回していた。
このツグミ君の存在が気になったかどうかは不明だが、メジロ君は予定よりかなり遅れて遊びにくるようになった。
メジロ君がなかなか来なかったので、今年はザボンの家を2個作った。
早く家の中まで入ってきてほしいのだが、今はバルコニー止まりだ。

ヒヨドリは、時に見かけるが、まだ今年は来訪回数が少ない。
ここは、イチジクに取り付けているミカン。
ヒヨドリとメジロが時々食べにくる。

このヒヨドリは少し小さい。まだ若鳥なのだろうか?

ヒヨドリで見てみたいのは、ホバリングの姿なのだが、ブロッコリーの上に吊るしているミカンにはまだ興味を示さないのが残念だ。
こちらはブロッコリーの上に吊り下げているミカン。
今のところ、ここでミカンを食べているのはメジロ君だけだ。

ところで、3年前の2月には、畑のすぐ前の水田で鶴の姿を数日間見ることが出来た。
とても嬉しかったのだが、2年前からは全く来ていない
3年前の鶴は、鹿児島の出水から北帰行中の鶴が立ち寄ったのか、伊万里に立ち寄った鶴がさらにこの地に羽根を休めたのかは定かではなかった。
またその姿を見せてほしいマナヅル。
どうやら、今年もその姿を見ることはなさそうだ。


畑の方では、収穫出来る野菜が少ないこの時期、パオパオの中の葉っぱ野菜の収穫と、土の中で保存した里芋で助かっている。
また、新聞紙で包んで保存しているツクネ芋やジャガイモ(デストロイヤー)、土を掛けて保存しているヤーコンも、まだ美味しく食べれている。
ただ、パオパオの中のチンゲンサイにはトウが立ち始めた。
ターツァイももうすぐトウが立ちそうだ。
下の方の葉っぱは固くなったが、上の方の葉や蕾は食べれる。
それでも、もう直き全て撤収に成りそうだ。


果樹園では、甘夏と僅かなレモンを残して、八朔などのミカン類の収穫が終わった。
ボチボチ剪定や、薬かけなどをやっている。
梅や柿の木の剪定もこの時期に終わっている。


それでは、定例の[ミミズ小屋の現況報告]だ。
ミミズ小屋は現在7個、寒くて若干堆肥の収穫量が減っているようだが、小屋も環境は特に問題ないようだ。
下の3個はマンションの踊り場に置いている。
金子3段2/14バケツに1杯半の堆肥、上等だ。芋類は残っていた。青年〜大人ミミズ君中心に600匹くらい。中段下段にもかなりのミミズ君が居る。受け皿の方への逃亡ミミズは100匹くらい。
箱3段2/8堆肥極めて上等、バケツ2/3杯。受け皿には50匹子供。下の段は50匹くらい子供〜青年。予備小屋から赤ちゃん〜青年ミミズを50匹移動。卵胞なし。餌は芋類残る。大人ミミズは上段や中段にしっかり移動。餌は芋類や冬瓜など。
バケツ3段2/9下段には50匹くらい子供〜青年ミミズ。受け皿にはミミズ君50匹くらい。予備小屋から赤ちゃん〜青年ミミズを50匹移動。中段上段にミミズ君の移動良好。堆肥は良好バケツ1/2杯。餌は芋類など色々。
次の4個は、畑の側の小さな小屋に入れている。
どんぶり1号2/5堆肥は上等バケツ2/3杯。下段には大人が約10匹、受け皿にはも大人ミミズ10匹。ほとんどが中段上段に移動している。餌は芋類、解凍梅&キクイモ。とくに屑ジャガがいっぱい。あとで予備小屋から赤ちゃん〜青年ミミズを50匹移動。
どんぶり2号2/5下段にミミズ500匹、芋類がそれなりに残っていた。受け皿に100匹。ミミズ君中段には移動しているが、上段への移動は不良。堆肥上等バケツ2/3杯。餌は解凍梅、キクイモ、芋のクズ。とにかく下段に残っていたミミズ君の数にびっくり。
どんぶり3号2/12下段に大人ミミズが200匹残る、受け皿30匹。堆肥はバケツ1/3杯上等。餌は解凍梅、芋のクッズ、
ボックス3段:2/23堆肥は上等、バケツ1杯。ミミズは大人と赤ちゃんで1000匹。受け皿にも大人50匹。餌は解凍キクイモと梅。

続いて、[観察小屋の現況報告]だ。
観察小屋は以前に比べて減って、寿命実験をおこなっている5個だけになっている。
それだけ、色々な実験をおこなって、シマミミズ君の生態は分かってきた?
何といっても、私が世界最長寿命のシマミミズと思っている、観察小屋1号のミミズ君が元気なのが嬉しい。
54匹寿命実験13年と8ヶ月目(2/1)。最長寿命記録を毎回更新しているミミズ君は5匹のまま。卵胞がは今回は見つからなかった。
50匹寿命実験2:27ヶ月半目(2/25)25匹(50%)変わらず。妊娠みみずおそれなり、平均寿命記録の2位になる。
35匹寿命実験322ヶ月半(2/7)35匹(100%)
50匹寿命実験426ヶ月目(2/9)。ミミズ君は21匹(生存率42%)。きわめて元気。ほとんど妊娠ミミズ、卵胞は少ない。餌は芋類色々。
40匹寿命実験5:2年と8ヶ月目(2/23)28匹(70%)で平均寿命の記録更新中。

2016年2月28日日曜日

アーティチョーク、落花生などの種をポットに蒔いてパオパオ内で育てよう。今年のたまねぎの苗、元気そうだが生着率は7割程と低かった。。

今日は昨日の午後とはガラリと変わっていい天気
満開が間近の梅には、蜜を吸うメジロのが嬉しそう。

下の方から蜜を吸いながら上の方に移動して、

枝の一番上に来たら、また別の枝に飛んで行く。

一つの花に付いている蜜の量なんて知れたものだろう。
だから、梅の木に居るメジロ君はとても忙しそうにしている。
我が家の、ザボンの家の中なら、ゆっくりミカンが食べれるのだが。。。
来週くらい、家の中に入ってくれるだろうか?



さて、我が家の野菜の種蒔きの時期は試行錯誤だ。
先日、アスパラの種植えは終わったが、まだ芽が出ていない。
夏野菜の場合は、3月半ばから4月頃が適期のものが多いようだ。
種蒔き適期がよく分からない野菜には、時間差種蒔きという方法を取っている。

下の写真にあるアーティチョークや落花生なども、種まき適期がよく分からない野菜のひとつだ。
こちらは今日ポットに種蒔きした野菜。
全てパオパオの中に置いている。

落花生は昨年は苗を買って育てたのだが、今年は収穫した種から育てようと思っている。
殻を外して、種を植えるべきなのか、殻を付けたままでいいのかが分からなかった。
今回は試しに1個だけ殻を外したものを植えている。

こんな風にパオパオの中に種蒔きしたポットを並べている。
これは、あくまで第1弾。
ちなみに左の列が落花生で、黄色いポットに殻を外した落花生を蒔いた。
10日に1回くらい同じような種蒔きをするつもりだ。

少し、古びてきたパオパオだが、それでも保温効果はあるはずだ。



ところで、昨日笹竹との戦いをしていると、タマネギのまわりの雑草が目に付いた
ここはタマネギの小さな苗を昨年末に植えた畝。
穴空きマルチにタマネギを植えていたが、雑草が目立ち始めた。
そこで、写真の手前の方から雑草を抜いていった、
下の写真は、おおよそ雑草を抜き終わったところ。
一見、上等と見えるのだが、
元気な苗が目立っているが、よく見ると3割程が生着しなかったようだ。

近づいて見ると、主が居なくなった空き家状態の穴がたくさん見える。
去年の苗の生着率は8割程だったので、今年の方がちょっと成績が悪い。
今回の苗の生着率は7割くらいだろうか?
それでも、生着した苗は元気そうなのだで、今後に期待しよう。
タマネギの苗が生着するかどうかは、植え方というより、買った苗の状態によるのだろう。
来年くらいは、最高の苗が植えれるように種蒔きから挑戦してみたいものだ。

2016年2月27日土曜日

笹竹との戦い、今年はキクイモの力を借りよう。今年のカワウは『口曲がり君』一羽のみ?

口を大きく開けたこの鳥。

そう、いつもの川の中洲で休んでいるカワウだ。
最初このカワウを見た時、くちばしの噛み合わせが悪いのでは?と心配した。
1月に初めてこのカワウを見たときは、噛み合わせに問題があるように見えた
『口曲がり君』と名付けたのだが、その後はきれいな噛み合わせになっていた。

このカワウ、歯医者に行ったのだろうか?
いや、あれは口の中に食べ物を入れている時、あんな感じになるのだそうだ。
その後、同じ川で、今年は数羽のカワウが見れるに違いないと思っていたのだが、どうやら今年はこのカワウだけしか、会えなかった。
近くの田んぼや畑では、以前に比べ農薬の使用は減ったはずだが、まだ多くのカワウが食べる程の魚が、この川に居なかったのだろう。

『口曲がり君』いつものように、私と目を合わせると

今日も少し、威嚇のポーズ


以前のように、強烈なポーズをとるのが面倒になったのか、
今日はそのまま羽ばたきのポーズ
もしかしたら、このまま鈍臭い飛び立ちの姿を見せてくれるかと思いきや
カワウの飛び立ちは鈍臭くて面白い。
飛ぶふりだけをして、中洲の端で立ち止まり、

羽根を閉じて、

そのまま、泳いで行ってしまった

で、今年は、カワウの鈍臭い飛び立ちを、まだ一度も目にしてない。


さて、このカワウが居る川のすぐ近くにある第2菜園は、元々セイタカアワダチソウと、笹竹の勢力が凄かった。
セイタカアワダチソウの方は、昨年畝を広げる時にかなり片付けたのだが、笹竹は相変わらずだ。

ここが、この春ズッキーニを植える予定の、最前線ともいえる畝。
10日程前の写真。
畝の右側には笹竹がうっそうと茂っている。
笹竹の勢いは凄い。
畝から少しでも、笹竹を後退させようと、暇な時に少しづつ切り倒した。

最前線の畝を耕そうとすると、笹竹があちこちで顔を出す。
見つけた笹竹の切り株は可能な限り深く掘り起こして引き抜く。
しかし、引き抜けずに切ってしまうことも多い。
で、今回は笹竹の勢力を削るために、笹竹を根元で切るだけでなく、キクイモの力を借りる事にした。
第2菜園では。ちょっと畝を起こしているとキクイモがたくさん採れる。

そのキクイモを、笹竹の生えているところの近くにバラまいていったのだ。
キクイモはかなり強い植物だ。
もしかしたら、笹竹の勢いを押さえてくれるかもしれない。
作業していると、キジバトが時々側まで遊びに来ていた。
ここに遊びにくるキジバトには、私の存在が全く気にならないようだ。
自分たちの食べ物を用意する僕(しもべ)と思っているのだろうか?
そして、今日の時点で、最前線の畝から笹竹を3m程後退させた。

新たに出来たスペースには、小さな畝を作って、この冬人気が出てきたヤーコンの余った種芋を追加植えした。



こちらが今日の写真。
こんな感じで、最前線の畝から笹竹の林の方に数メートル攻め込んだ。
右のマルチを掛けている畝にヤーコンの種芋を、7株追加植えをした。
それでこの畝が、笹竹との戦いの新たな最前線になった。

少しは攻め入ったのだが、それでも笹竹は奥に背高く茂っている。
そして春になったら、畝の方に勢力を広げようとするのだ。
この笹竹、第2菜園にとっては防風林。
せめぎ合いをしながらも、仲良く共存したいと思っている。
今日は、もう少し畑仕事をしたかったが、午後から雨が降り出した。
残した仕事は、明日にすることにしよう。

2016年2月26日金曜日

冬収穫のデストロイヤーの種芋植え付けは植え付けの深さを変えて見てみよう。この鳥はムクドリ?

まだ暖かくはないが、日差しが出てくると気持ちいい。
こんな日に畑にいると色々な鳥が遊びにくる。
畑を低空飛行している黒っぽいこの鳥、なんだろう?

立ち止まった姿や大きさは、ムクドリに近い。
ムクドリ?
側に居た、つがいの片割れと思われるもう一羽は、くちばしが黄色でよりムクドリらしい。
ムクドリだとは思うのだが。。。
まだ鳥に関する知識が少ない私には、ムクドリと言い切る自信が無い。



さて昨年は、この時期に半切したデストロイヤーを植えた時、切った面を上にするか下にするかで、収穫量に影響するかどうかを見てみた。
結果に差は出なかった
里芋の親芋を植えるときは、逆さ植えの方が収量が多いという結論が出たので、その辺はやはり芋の種類によって変わるのかもしれない。

今回の冬収穫のデストロイヤーの種芋植えで、比較してみたいのは、芋の深さによる収量の違いだ。
調べてみると、植えるジャガイモの深さは植える人により、5cm〜20cmと様々に記載されていた。
種芋とそこから出来る芋の位置から考えて、浅く植えたときは、出て来た芽に早めにたっぷり土寄せする必要があるだろう。
ただ、浅く植えた方が芽出しは早いのは間違いない。
腐れ易さは、温度より水分の方が関係するように思えるので、深植えの方が腐れさすいのでは?と思っている。

種芋として利用するデストロイヤーは半切する程大きな芋が残っていなかったので(7〜8cm)、ほぼ同じ大きさの芋を深さを変えて植えてみることにした。
実験に参加する種芋は14個。
個人的には種芋はかなり浅く植えていいように思っているので、これまで植えてきている深さは土から芋の上縁までが7〜8cmというところだ。
今回の実験では右手は土から芋の上縁までの深さが10cmに、左手は深さ3cmという浅めに植えた。
芋のまわりには、ミミズ堆肥などほぼ同じ量の肥料を施した。
もし、深さ10cmの方がいい結果が出たら、来年は深さ20cmでも試してみよう。
もちろん芽が出てきたら、不織布で、遅霜対策はするつもりだ。
実験に使うのは全部で14個の種芋なので、芽が出てきたあとの土掛け、芽掻きなどの管理はきちんとやれるだろう。

今回の実験では芽出し状態、生育状態、収穫量などの比較をやってみよう。
もし10cmの方がいい結果が出たら、次回は20cmの深さとの比較を。
3cmの方がいい結果が出たら、次回は1cm土を掛けるだけのものも比較試験をしてみよう。




2016年2月25日木曜日

シマミミズの寿命実験第2弾27ヶ月半目は25匹(50%)で平均寿命2位の記録。アスパラが昨年より早く顔を出した。メジロ君が家の中に入らない。

まだまだ、寒くて春は遠い感じがしていた。
ところが我が家の畑では、アスパラの一番手が昨年より1週間も早く顔を出してきた。
昨年末は焼き芋が作れるくらいかなり強い火で、土の表面を焼却熱消毒していた。
それで、熱でやられて、もしかしたら芽が出ないのでは?とちょっと心配していた。

こちらの芽は、もう数日前に顔を出していたのではと思われる高さになっていた。
なぜか、今年出て来た芽はみな赤い。
焼却熱消毒したことと関係あるのだろうか?

こちらは土手に顔を出したツクシ。
顔を出したばかりの頭が黒いツクシだ。
今からグングン育ってくるはずだ。

こちらは、少し咲き始めた菜の花。
ここは、バンがよく遊んでいる水路だ。
もう2週間もすれば、この土手が黄色一色になるはずだ。

こちらは、花壇のクロッカス。  先日から少しづつ咲き始めた。


まだまだとても寒いのだが、出てきたツクシやアスパラ、そして咲き始めた花が、本格的な春がそんなに遠くないことを教えてくれている。


ところで、ザボンで作った家のバルコニーに、メジロ君は遊びにくるようになったのだが、まだ家の中には入ってくれない

ただ、バルコニーは気に入ったようだ。
餌の近くのバルコニーに立って、食事の態勢だ。
バルコニーに取り付けたミカンを食べる時は、メジロ君得意の曲芸を見せてくれる。
ゆっくり体を前に傾けて、

逆立ちになって、ミカンの実を少し咥えると

体を起こして美味しそうに食べている。

何度も何度も同じ動作をくり返している。
『そんな無理な姿勢で食べなくても、家の中にはミカンが置いてあるよ!』

私の声が聞こえたのか、今度は家の中のミカンを食べ始めた。
下の写真では、家の中に入って食べているように見えるメジロ君だが、
こちらの窓から見ると、中にメジロ君の小さな頭が見える。
家の中でミカンを食べているように見えるのだが。。

実は、反対側のバルコニーから家の中のミカンを食べていたのだった。
仕事場から窓越しに見たところ。
しばらくは、メジロ君が仕事場を楽しませてくれそうだ。
ン〜なかなか家の中に入ってくれないメジロ君。
私が作った家は、ちょっと敷居が高いのかな〜



さて、こちらはシマミミズの寿命実験第2弾だ。
最近25匹(生存率50%)で、何とかこの観察小屋の平均寿命の記録を更新中なのだが、今月はどうだろうか?
チェックしてみると、今月もやはり25匹が元気。妊娠ミミズも多かった
卵胞も10個以上あった。
この観察小屋の平均寿命の記録は27ヶ月半となり、第2位の記録に躍り出た

我が家におけるシマミミズの平均寿命の記録は、寿命実験第5弾の観察小屋のミミズ君たちが現在2年と8ヶ月で記録更新中だが、2年と3ヶ月半ということで記録2位に躍り出たこの小屋のミミズ君たちも、これから1匹の減少もなしで、少しでも今の記録を伸ばしてもらいたいものだ。