2017年2月28日火曜日

2017年2月の菜園&シマミミズ。

さて、2017年の2月の菜園
この2月の菜園には、鳥たちがよく遊びに来てくれたのが楽しかった。
そして、中でも最も頻繁に遊びに来たのはヒヨドリだった。
ヒヨドリにはホバリングも見せてもらったが、曲芸もいっぱい見せてもらった。
もちろん、ホバリングは楽しめた。

次によく遊ぶにきてくれたのは、モズ
どう猛でも、この目の愛らしさは何とも言えない。

すぐ側の田んぼの土手では、バンが目を楽しませてくれた。

唯一、残念だったのはメジロ君の家に、主人が現れなかったこと。
3軒の家ともに老朽化してきたがまだまだ使える。
来月はぜひメジロ君に遊びにきてもらおう。


さて、今月の菜園での大きな仕事は、第2菜園の笹竹を掘り起こした後の畝つくり
1月にユンボで笹竹の根っこを掘り起こしてもらったところには、少しづつ畝を立てている。
これまで立てた畝は、デストロイヤー、ヤーコン、里芋などの畝

そんな畝を立てている時、土壌のPHを調べてみた。
肥料を撒いていないときのPHは6.9〜7.0
それが、鶏糞や牛糞を混ぜ込んだ瞬間に、6.6〜6.8へと少し酸性化する。
そして、これまで何年も野菜を作ってきた畝では、どこで測っても6.0〜6.5まで酸性化していた。
気のせいかもしれないが、マルチを掛けているところでは、PHの酸性度が高いような気もした。
この辺のことは、これからも意識して見ていこう。
残留肥料によって、土が疲れてしまうことだけは避けたいところだ。

植え付けの方では、今年も期待しているデストロイヤーの種芋植えが全て終了した。

里芋用の畝は、3月末に種芋(今年はすべて親芋を逆さ植えする予定)を植える予定だが、第1菜園、第2菜園ともに1畝づつ立てて見た。
今年、これらの畝で試しているのが松葉を鋤き込み
こちらは第1菜園の里芋用の畝。
畝の真ん中に溝を掘って、松葉を置いていった。
その松葉を鋤きこんだらこんな感じ。
親芋を植えるまでの1ヶ月間、こんな感じで置いておくことにした。
土が少しでもホクホクになって、里芋の収量が増えることを期待している。

また、新しい試みとして、米ぬかと松葉を使った2種類のEMボカシ堆肥作りに挑戦している。
上手く出来るか興味があるが、結果が分かるのは数ヶ月も先のことになりそうだ。

今年4年目を迎えるアスパラが例年より早く芽を出したのは嬉しかったが、そこから先の育ちが少し遅いのが気になっている。
芽を出して、10日も経つのだが、まだ収穫出来る大きさにならない。
最盛期には、芽が出て5日ほどで収穫できるのだが。。

芋類では里芋はこの時期土に埋めておいたものをまだ収穫できている。
これまでに掘り上げたヤーコンは大きな容器の土の中に保存して、問題なく食べれている。
サツマイモは保存中の僅かな芋が全て腐れて、この時期食べれるものがなくなった。

大根は相変わらず順調に食べる分を収穫出来ている。
今は、時間差第2弾で育てているものが収穫の中心だ。

12月に苗を植えた玉ねぎの生着率が50%くらいしかなかったのは残念だった。
これでは、収穫量が例年よりかなり少なくなりそうだ。
今年は玉ねぎの苗がなかなか手に入らず、残り物を買ってきた。
残り物といっても、状態の良い苗だったのだが。。
来年は、タネから育てて、十分量を育てたい。

葉物野菜では、順調だったチンゲンサイにはとうが立ち始め、慌てて全て収穫している。ハイポニカという液体肥料を用いたチンゲンサイやホーレンソウもそれなりの大きさになっているのでもうすぐ収穫だ。
小松菜は第2弾の植え付けたものが順調。
サニーレタスはなぜか状態がイマイチ。今新たにタネを蒔いたところだ
時間差で植えたミズナは順調に収穫出来ている。
やはり家庭菜園での葉物野菜は、時間差で少しづつ育てていくのが鉄則のようだ。

育苗器を使った夏野菜の種蒔きは、1月末から始めたが、芽出し状況は順調なように思う。
加温装置近くのポットは乾燥し易いので、水が足りているか時々チェックしておく必要がある。

果樹園では、甘夏が収穫を終えた。
レモンは使う分だけ順調に収穫できている。
柚子の苗木を植え、ビワの摘果をした。
昨年末ウコンの種芋を果樹園側の空き地に植えたのだが、今月はキクイモの種芋を植えた。


それでは、定例の[ミミズ小屋の現況報告]だ。
ミミズ小屋や観察小屋の数が減って、管理は容易になったが、それでもこの時期のミミズ君管理はまだ寒くて大変だった。
ミミズ君の状態は観察小屋も、ミミズ小屋の方も上等だった。

マンションの踊り場に置いているミミズ小屋はこの夏以降2個に絞っている。
金子3段2/2堆肥はいつもより若干少なくバケツに1杯半。ミミズ君は下段に400匹程。立派な大人が中心。受け皿には10匹。上、中段のミミズ君たちは元気だった。
箱3段;/15堆肥まずまず、バケツ1/2杯。受け皿のミミズ20匹。下の段には300匹くらい。中段上段にはミミズ君の数は増えている感じ。与えた餌はクズ芋と白菜。


次に畑の側のミミズ小屋も3個になっている。
どんぶり1号2/13堆肥は上等バケツ1杯。下段には大人〜子供中心約500匹、受け皿には0匹、液肥は少量。中段上段には、ミミズ君が結構いる。どうやらミミズ君の移動は良好のようだ。餌は、色々。
どんぶり2号2/17下段にミミズ350匹。受け皿には10匹の大人が居た。中段、上段にそれなりに移動しているようだ。堆肥はまずまずバケツ1/2杯。餌は大根、白菜のクズ葉。
ボックス3段2/22堆肥は上等、バケツ1杯。下段には大人〜子供まで約600匹。受け皿には大人約10匹。餌はカリフラワーの茎葉。解凍梅。腐り始めのイモ類。


次に、[観察小屋の現況報告]だ。
今行っている実験は、2個の寿命実験のみ。
35匹寿命実験334ヶ月半(2/13)9匹(生存率22%)で変わらず。
50匹寿命実験439ヶ月目(2/26)ミミズ君は17匹(生存率34%)で変わらず。

2017年2月27日月曜日

デストロイヤーの種芋の最終植えつけ。

1月の下旬にマルチに穴を開けて種芋を植えつけたデストロイヤーの第1陣、植え付けから丁度1ヶ月で芽が出てきた
種芋から芽が出始めていたので、もう少し早く芽が出てくるかと思っていた。

このデストロイヤーは、出てきた芽が霜被害に遭わないように、不織布をベタ掛けしている。
不織布が吹き飛ばないように、色々な重しでしっかり抑えていた。
あと1ヶ月は、霜よけ対策がいるだろう。
もう少し芽が伸びてきたら、不織布の掛け方は別の方法に切り替えよう。

そして、この第1陣の植え付けに続いて、第2、第3陣の種芋の植え付けが終わっている。
それらは、マルチに穴を開けずに植えている
こちらは、2月上旬に種芋を植えた第2陣。
芽がテント状にマルチを突き上げてきたら、マルチに穴をあける予定だ。
もちろんそのあとも、しばらくは霜被害の予防は必要だろう。


そして、今日がデストロイヤーの種芋の最終植え付けだ。
最終植え付けには、この冬収穫した芋を種芋として用意した。
大きさは様々。
まだ、ほとんど芽が出ていないので、芽出しは4月の初め頃だろうか?
すべて切らずに植えることにした。

畝は先日から用意していた。
この1畝で、これまで植えた3畝分近い広さがある。
畝の上に掛けていた雑草よけシートを外し、植え場所に小さな穴を掘った。
そこに芋を入れていって、そのあと土を掛けていった。
奥の方から土を掛けているところ。
そして、そのあとにビニールマルチを掛けたのだが、ここでちょっとしたミス
あると思っていた広めのサイズのマルチがなくて、掛けたのは一つ狭いタイプ。
風で飛ばされないようにマルチの外側への土掛けが大変だった。
マルチが狭いので、畝の外側に所々土を盛ってマルチの上まで土を掛けた。
こちらは、芽が出た後の霜よけはしない予定だ。

兎にも角にも、大好きなデストロイヤーの今期の種芋の植え付けが終了した。
もちろん、植えつけた種芋には、私が気づかないでも傷んだものがある。
だから、これまで植えた種芋で芽出しが最終的に8割以上あれば上等だ。

4月10日頃になって芽が出なかった場所な場所には、種芋の追加植えをするので、今日余ったデストロイヤーを残している。
3cm前後のとても小さな芋が50個程残った。
これらの芋をあまり使わずにすめば嬉しいのだが。

今後は、霜被害を乗り切れば収穫までは草抜きと土寄せを1回くらいするだけだ。

どんな大きさの芋が取れるか?どんな顔つきの芋が出てくるか?
デストロイヤーの収穫は今から楽しみで仕方ない。







2017年2月26日日曜日

シマミミズの寿命実験第4弾、38ヶ月目は17匹(生存率34%) バンの足の指ってこんなに長かったのか!

今日は久しぶりにバンが登場
警戒心の強いバンなので、あまり近くで見たことがなかったのだが、この時期はバンの警戒心はかなり薄れているようだ。
で、今日なんぞ、かなり近い場所でお目にかかれた。
すると、これまで気づかなかったことに気づいた。

バンの足、特に指は体の大きさからして、とても大きいのだ。

足を垂らすとこんな感じ。

後ろから見ると3本の指が目立っている。

お腹の下に持ってくると、足が何本も出ているように見える。

本当に太くて長い指だ。


地面についている指もやはり長い。

いつも可愛いと思って眺めていたバンだが、こうして見ると、ちょっと変な鳥に見えてきた。


さて、若干厳しい寒さが遠のいてきて、シマミミズの観察小屋に被せていた防寒グッズはそろそろ外してもいいみたい。
今日は、シマミミズの寿命実験第4弾、38ヶ月目のチェックだ。
防寒用のこの弁当袋も今日まででいいだろう。
寿命実験第4弾は、外から見ても環境は良さそうだ。

で、ミミズ君は17匹(生存率34%)で先月から1匹の減少もなく、皆元気
妊娠ミミズにも少しお目にかかれた。
今から夏が来るまでは、余程のことがない限り、観察小屋の環境は保たれるだろう。
ということで、この観察小屋のミミズ君たちにも、ミミズの4年3ヶ月という長寿記録を目指して頑張ってもらおう。

2017年2月25日土曜日

第2菜園に、松葉も鋤き込んで里芋の畝の準備。マルチを掛けた土壌では若干酸性度が上がる?今日のヒヨドリはダンディー。

今日はちょっとダンディなヒヨドリが来訪。
まずは姿勢を整えて
右側の方から食べ始めて

今度は左側。
満足したら、胸をそらしてポーズ。
最後は、私にバイバイをして飛んで行った。


さて、先日収穫した松葉が余ったので、第2菜園の硬い土に鋤き込んでみることにした。
松葉が入ると、若干土が軟らかくなるように思えたのだ。
ボカシ肥料作りに使おうと、先日収穫した落ち松葉。
ちょっと収穫し過ぎた感がある。
で、この一部を第二菜園の硬い土に鋤き込むことにした。

ところで、松葉や堆肥ををすき込む前里芋の畝予定地土壌のPHは6.9
何も作物を作っていないところは、どこもこんなPHなのだろうか?
まずは、ただ掘り起こした土のPHを測ってみた。
PH=6.9で正常だ。
今年は、種芋にする親芋が昨年以上にいい状態で確保出来ているので、畝つくりには気合が入る。
予定の畝を掘り起こし、竹屑などを片付けて、真ん中に溝を掘り、松葉を鋤き込んでいった。
松の木の下の土壌でPHを測った時は正常だった。
だから、畝に松葉を鋤き込んだ後の酸性化は心配はしていない。

その後、鶏糞や牛糞堆肥も敷きこんだのだが、堆肥敷き込みの後では、PHは6.8とわずかに変化した。
鶏糞や牛糞の影響なのか、誤差範囲なのかはわからない。
一方、10日ほど前に、今日耕したところと同じように、これまで作物を作っていなかった場所でヤーコンの畝を作った土壌がある。
ここでのPHを測ってみると6.6になっていた。
酸性度が少し上がったのは、マルチの影響だろうか?それとも堆肥の影響だろうか?
ここにも、鶏糞堆肥と牛糞堆肥を撒いたが量はそんなに多くない。
PHの変化はマルチを張ったことと関係がありそうだが、どうだろう?
また、同じ第2菜園で、これまで数年間野菜を作り続けたところは、どこで測ってもPHは6.0〜6.5位だったので、残留した窒素肥料で土が酸性化しているのかもしれない。

今日、松葉や堆肥ををすき込んだ畝は、しばらくこのままにしておいて、3月末に里芋の親芋を植えるときに、ビニールマルチを掛ける予定だ。
もしこの畝が、マルチを掛ける前に酸性度が上がるようならば要注意。
鶏糞&牛糞堆肥の影響か松葉の影響ということになる。
ビニールマルチを張った後に酸性度が上がったら、マルチの影響だ。

折角、これまで野菜を作っていなかったところにいくつか畝を作る予定なので、土壌のPHの変化は色々な条件でフォローしてみよう。

2017年2月24日金曜日

大きな親芋を種芋として植えた里芋の最終収穫。最近はヒヨドリが“つがい”で遊びに来る。

今日は午後からしっかり晴れて、久しぶりに綺麗な夕焼け。
天気は良くなったが、まだ朝晩は寒い。
畑では、この時期“つがい”のヒヨドリをよく見かけるようになった。
頭の毛が乱れている奥に見える方がオスみたい。

そして、メジロ君の家で見かけるのはこの鳥。
そう、こちらもヒヨドリだ。
ここにも、まれに“つがい”で遊びに来るのだが、仕事場の側にメジロ君の家はあるので、その時は結構賑やかだ。
ヒヨドリ君、まだまだ、メジロ君には主役の座を渡さぬつもりのようだ。

さて、先日から土を掛けただけの状態で置いていた里芋を、少しづつ掘り返している。
これらは、小さな親芋を種芋として、順行方向に植えていたものだった。
里芋は、収穫時の傷みが気になる季節になってきたのだが、実際、これまでの収穫では小芋はそうでもなかったが、親芋の方ではわずかに茎元付近に腐れが及んでいるものが見つかった。

そこで、今日はこの時期まで残しておいた、大きな親芋を種芋として植えた里芋の、最後の一株の収穫だ。
この収穫では小芋もさることながら、親芋の方の収穫にも期待していた。

株全体に土は被せていたが、当然茎は完全に腐れていた。
大きな親芋を順行植えしていた株だ。
掘り返してみると、一つの株でそれなりの大きさはある。
この塊の中に、まずまずの大きさの親芋が3個。
小さな親芋(この株は赤芽大吉なので小さな親芋は食べれる)が3個。
あとは、まずまずの小芋があった。

親芋に茎が付いているところで、茎を切り離して、親芋に腐れがあるかどうかを見てみた。
嬉しいことに、3個の大きめの親芋には全く腐れがなかった
この状態なら、当然3月末に種芋として使える
これらの親芋は、種芋として植えるまではこのまま乾燥だ。
小芋の方は、順行植えのためか、収穫量はさほどでもなかったが、芋の状態は極めてよかった。
さすが、この時期まで置いておくと、1個1個の小芋は大きい。
デストロイヤー、ヤーコンらと共に、ほとんど毎日料理に使ってもらっている里芋。
今年は豊作で、少なくとも3月末まではずっと食べていけそうだ。

そして、3月には種芋を植える予定の里芋。
我が家の里芋の種芋は、すべて親芋なのだが、今年は去年よりたくさんの大きめの芋が確保出来ている。
今年はこれらの親芋を、すべてを逆さ植えで植えようと思っている。

そのための、畝の準備もどしどし進めていこう。

2017年2月23日木曜日

温室のポットにルッコラの種を蒔いてみた。ヒヨドリのホバリング。

先日から写真に収めようと思っていたヒヨドリのホバリング
今日はなんとか写真に収めることが出来たのだが、天気が悪く明るさ不足?
ま、今年初めてのホバリングの写真なので紹介しておこう。




大きな体でのホバリングなので、食べる時の静止時間は5秒から10秒が限度。
それでも今日は頑張って、何度もみかんを食べに来ていた。
あとで、チェックしてみると完食とまではいかないが頑張ってくれた結果だ。
明日はまた新しい餌を吊るしておこう。

さて、2年前から栽培を始めたルッコラは、その独特の香りが魅力的な野菜だ。
昨年8月末に蒔いた種からの収穫は10月中旬頃から続けてきたが、残った苗も、花が咲いているものや、もうすぐトウが立ちそうなものなど。
下葉を収穫は出来ているが、そろそろそれも終わりが近づいている
いつ見ても、ルッコラの花は清楚で気持ちいい。

こちらの苗も、あと10日もしたら花芽が上に伸びて咲くだろう。
秋蒔きのルッコラは収穫時期の終わりが間違いなく近い。
で、去年の春蒔きしたルッコラの時期を確かめたら、3月初旬パオパオの中に種を蒔いていた。
順調に育って、5月には間引き菜を収穫していたのだが、その後の収穫がイマイチだった。
どうやら、夏の暑さには弱い様で、春蒔きで育てる時は少し早めの種まきの方がいいのかもしれない。

ということで、この時期に種蒔きを思い立った。
昨年の様に3月なら、パオパオの中の地植えで元気に芽を出したのだが、この時期はまだ寒い。
そこで、温室のポットに種蒔きをすることにした。

ところが、小さな温室の中を覗いてみると、ポットを置くスペースがもう無くなっていた。
そこで、犠牲になったのが下の写真のハイポニカで育てているホーレンソウ。
温室上段のハイポニカで栽培中のホーレンソウを室内に移動させた。
枚数は少ないが、結構伸びた葉もある。もうすぐ収穫してもいいのかな?
ところで、ルッコラの種をポットに蒔くのは初めてだ。
これまでは、すべて直蒔き&間引きのパターンで育てていた。
一つのポットに2〜3粒づつ蒔こうと思っていたのだが、種袋からちょっと取り出したと思った種が結構な数あった。
ちょっと、種袋から取り出したら、いっぱい出てきた。
ゴマ粒をずっと小さくした様な種だ。
結局、1ポットに6〜10粒くらい蒔いたと思う。
ある程度育った時点で、畝に移植予定だ。
この種で、4月の終わりから〜6月くらいの収穫を狙っているがどうだろう?