2017年9月30日土曜日

2017年9月の菜園&シマミミズ。

最近やっと秋らしくなり、花壇では秋明菊が次々に咲き始めた。
また、第2菜園の隅の方では、キクイモの花が満開だ。
今年は、キクイモの花茶作りに失敗した。
まだ花が咲いているので、近いうちにもう一度チャレンジしてみよう。


さて、9月に入っての菜園は、8月に余りの暑さのために出来なかった仕事が目白押し。

野菜の種まきや苗の植え付けもそれなりに忙しかったが、一番の仕事は草抜きだった。
紫蘇が生えていた、こんな場所は、
今は、こんな感じのデストロイヤーの畝。
草を抜いた後は、当然新しい畝ができるのだ。
今のところ8割くらいのデストロイヤーが芽出ししている。
ズッキーニを植えていたこんな場所は、
こちらもデストロイヤーの種芋を植えて、こんな感じでスッキリ。
デストロイヤーはこの冬収穫予定だ。

そして、アーティチョークやアスパラが見えていたこんな場所も
少しづつ雑草を片付け、
今ではこんな感じ。
こんな感じで、第1菜園、第2菜園ともに、雑草の大部分の片付けが終わり秋冬野菜用の畝が整い、見た目にも畑らしくなってきた。

野菜の収穫は、そんな雑草片付けの合間に、ゴーヤ冬瓜、そしてイタリアンピーマンが先月から引き続き、かなりの量が採れた。
雑草とともに冬瓜の蔓もかなり片付けた。
それでも、冬瓜の最終収穫は10月に入ってからだ。
特に、イタリアンピーマンは毎日毎日いっぱい食べた。

オクラナス、四角豆は採れすぎることはなかったが、順調な収穫ができた。
収穫忘れの四角豆は、早くも種取り用に残している。

我が家で初めて育てた、長〜いズッキーニ他の種類のズッキーニは、9月は順調に種取りができた。
こちらは長〜いズッキーニの種。
ヒョウタンの種そのものだ。

デストロイヤーは、今月に入って種芋を植えたが、今やっとほとんどが芽を出してきた。

落花生、サツマイモは順調、里芋はいまひとつの印象だが、来月早々これらは収穫開始予定だ。

昨年の今頃葉が散り始めて、満足な収穫が出来なかったツクネ芋は、今のところ苗が弱っている気配はない。
今年は10月の終わりから順調な収穫になるかもしれない。

葉っぱ野菜では、モロヘイヤ、リーフチコリーが順調に収穫できた。
モロヘイヤは、こんな大きな鞘を付け始めたので、葉の収穫を急いでいる。

昨日初めて食べた、リーフチコリー『プンタレッラ』の花芽は美味しかった。
リーフチコリー『プンタレッラ』は葉の方も、これまで育てている『カタルーニャ』より苦味が少なく、これから我が家の葉野菜の中心的存在になりそうな気配だ。

そして、秋冬葉野菜の種まきを8月終わりから今月にかけて、空いた場所に少しづつおこなっている。
それらの中で、収穫一番手はミズナだ。
ミズナは8月の終わり頃から、2週間に1回くらい、少しづつ種まきをしている。
これが、秋の葉野菜の収穫第1陣だ。
今年、ちょっと力を入れて育てている白菜は、畝に直接種を蒔いたものが、とても順調だ。
ポットに種を蒔いたものは、コオロギにやられたが、直まきがうまくいった。

7月と8月に今年初めてトライした太陽熱マルチの防虫効果は、白菜の畝などで、間違いなくあったのだが、その効果を出すためにはスピードが要る。
太陽熱マルチを剥いで、黒マルチを敷き、種を蒔いて、虫除けネットを掛ける
これらは一気にやってしまわないと意味がないのだ。
黒マルチを敷いて、種を蒔くまで数日を要したこの畝。
完全に赤ちゃんコオロギの寝床となって、出てきた芽が全て食べられた。
また、太陽熱マルチを掛けていた場所は、土が固くなる傾向があった。
幾つかの畝では土がカチカチになっていた。
こうなると、このままの状態での種蒔きには不向きだ。
太陽熱マルチ。
来年は白菜の畝など1〜2畝に限っておこなうことにしよう。

果樹の方は、イチジクの収穫量が先月から引き続き凄かった。
ジャムも数回作ったし、お裾分けもかなりできた。
は少し虫被害のためは、早熟するものが多いのが気になっている。
ミカン類は来月終わりからの収穫開始予定だ。
今年初収穫の期待がかかる、オリーブは幾つか色が変わってきた。
緑からえんじ色に変わりつつあるオリーブの実。
幾つ収穫できるか楽しみだ。

先月全てのミミズ小屋を、畑の側の木陰に移動させていたが、蚊が多すぎて、堆肥を収穫したのは金子3段のみ
下段の堆肥は完熟状態でバケツ2杯あったが、餌が枯渇していたためか、分別した500匹ほどのミミズ君が皆小さかった。

金子3段以外のミミズ小屋は、元のミミズ部屋に戻した。
来月からは真面目に堆肥取りをしよう。
涼しくなってきたので、元の部屋に4個のミミズ小屋を戻した。
マンションの改修工事でベランダが使えないので、金子3段だけは畑の側の木陰に置くことになりそうだ。
この大きさは移動が大変。
もしかしたら、ずっとこの場所で保管することになるかもしれない。

観察小屋は、最後に1個残っている寿命実験4の45ヶ月目をチェックした。
環境はまずまずだったが、やはり餌不足?でミミズ君は4匹(生存率8%)に減少
ミミズ君は小さくて、卵胞も見られなかった。
数は減ったが、餌を十分に与えていたので、これからの踏ん張りに期待だ。

2017年9月29日金曜日

リーフチコリー『プンタレッラ』の花芽の収穫。ルッコラと間違ってワイルドルッコラ(セルバチコ)の種をまいたみたい。シマミミズの寿命実験第4弾、45ヶ月目は4匹にまで減少。

こちらは、リーフチコリー『プンタレッラ』の小さな花芽
収穫して帰った葉の真ん中に隠れていた、
予想外の収穫だったが、少し苦みはあるが美味しかった。

今年初めて育てているリーフチコリー『プンタレッラ』の花芽は、この冬にならないと味わえないと思っていた。
5月末に蒔いた種から、成長した苗の葉を8月くらいから収穫していたが、先日一株に見たのは伸びきった花芽。
こんな花芽じゃ食べれない。
夏は成長が早いので、こんな感じで花芽もすぐ伸びてしまう。
この時期の苗では花芽を食べるのは無理だろうと思っていた。
確かに、種袋に載っている花芽は、今日食べたものより格段に大きい。
冬になるとこんな大きな花芽が食べれるのだろうか?

ところで、ルッコラと思って蒔いていた種がワイルドルッコラ、『セルバチコ』だったみたいだ。

こちらは去年8月に蒔いた種から出たルッコラの芽を翌月に移植したもの。
収穫を始めたのは10月の中旬からだ。
こちらは間違いなくルッコラ。
葉っぱはやや幅広だ。

ところが、今年2月にルッコラと思って種をまいてものが違っていたみたい。
こちらは、5月中旬からしばらく収穫していたルッコラ?
葉は細かったが、香りはルッコラそのものだった。
ちょっと品種が違うルッコラと思っていた。

しかし、この時期背が伸びた茎から、まだ葉が出ているのだ!
香りはルッコラの香りそのものだが、葉は細い。
これはおかしい!
ルッコラは宿根草のはずだから。。。
そこで、雑草のようにこんもりとした苗を根元で切り込んでみた。
切り込んだ根元からも、小さな芽が出ている。
これらの細い葉は、今から成長しそうな感じだ。
すると、一部花が咲いているのに気づいた。
これは、ルッコラの花じゃない!

これまで私が育てていた、ルッコラの花はこんな感じだったのだ!

で、調べてみたらすぐ分かった。
私がルッコラと思って種をまいたのはワイルドルッコラ(セルバチコ)だったのだ。
野菜の種類が増えると、当然種の管理も大変だ。
中には、こんなミスが出てくるのだ。
ただ5月頃、セルバチコを友人にルッコラと言ってお裾分けしていたのが、今思えばちょっと恥ずかしい。


さて、今日はシマミミズの唯一残った寿命実験をおこなっている観察小屋の45ヶ月目のチェックだ。
この観察小屋の環境は問題なさそうだったが、数は11匹から4匹(生存率8%)に減少していた。
ミミズ君たちは元気だったがサイズが小さく、観察小屋の中に餌が全く残っていなかった。
前回良しと思って与えた緑ズッキーニは、量的に足りなかったみたい。
今回は、卵胞もなかったし、妊娠ミミズもいなかった。
今回の餌は、置きっ放しになっていた白ズッキーニをやや多めに与えておいた。
ミミズ君たちにとって、季節的にはいいはずなので、しっかり食べて太ってもらって、4年3ヶ月の長寿記録更新に向けて頑張ってもらおう。

2017年9月28日木曜日

早取りのウコンでお茶作り。この時期の根茎は白くてキレイ。そして皮むきが簡単なのが嬉しい。アーティチョークの葉でもお茶作り。

この時期は、ちょこちょこ色々な野菜を作るための畝作りをしている。
少し涼しくなったので、黒いホクホクの土と戯れるのが心地いい
右に見えているウコン。
ここに、畝を立てるのに邪魔だ。

ところで、今年はウコンの植え場所を少し狭くした。
で、植え場所は少しギュウギュウ詰め状態。
それでも11月以降のウコンの収穫時期には十二分のウコンが収穫できそうだ。

植え場所を狭くするときに、移植したはずのウコンが残っていたのだろう。
予定外のあちこちにウコンが育っていた。
そんなウコンも邪魔にならなければ、そのまま放置するのだが、邪魔になるものは抜いてしまうことになる。
最初の写真に写っているウコンも、そんな苗だ。
昨日は、このウコンを掘り起こした。
当然この時期のウコンの根茎はまだ小さいのだが、今まさに大きくなろうとしている根茎は白くてキレイだ。
まだ小さなウコン芋だが、この大きさなら十分に使える。
そこで、家に持ち帰ったウコンはこんな感じだった。
ウコンは皮をむくのが一苦労なのだが、この時期のウコンは皮が薄い
スポンジで擦るだけで簡単に皮がむけるのは嬉しい。
さっそく、1個をスライスにしてウコン茶を作った。
このウコンの断面は黄色で、春ウコンだったようだ。
通常のウコン茶は乾かしたものを、他のお茶とブレンドしている。
昨日は、ウコンの味を楽しむためにブレンドなしだ。
このウコン茶、少し苦味があるが、昨夕は、焼酎を割るのに使い、今朝は、もっと苦くなったものを、ペットボトルに入れて1日かけて飲んだ。
若いウコンの根茎、独特の味で美味しかった。

こんなウコン茶とよく似た味で、もっと苦いのが、アーティチョークの葉で作るお茶だ。

今年のアーティチョーク、夏までは育ちが悪く花は咲かなかったが、この時期まで生き延びた苗が急に大きくなってきた。
そこで、数枚を今日収穫した。
もう60cmを超えるようなキレイな葉が収穫できた。
葉の表面を洗って、小さく刻んで乾かして飲むのだが、単独では少し苦すぎる。
こちらは、他のお茶とブレンドして飲むのにちょうどいい。
葉を乾かそうとしたら、小さな芋虫を発見。
こんな苦い葉にも芋虫がつくとはびっくりだ。

芋虫といえば、つくね芋の葉に大きな芋虫がいた。
シモフリスズメの幼虫だろうか?
こんな大きな幼虫がいると、あっという間に多くの葉を平らげてしまいそうだ。
昨年、この時期から葉が散り始め、最終的な収穫が極めて悲惨な状況だったつくね芋。
今年のつくね芋は、今のところ元気そうなのだが、こんな芋虫による被害が広がり、苗が弱らないように、時々見回ることにしよう。

2017年9月27日水曜日

この時期の果樹園。予想外の強風被害。

今日は雨風強かった

昼過ぎ、雨の切れ間に畑に寄ったのだが、ブロッコリーの防虫ネットが外れていたのにはびっくり。
サイドに掛けていた鉄パイプごと飛ばされていた。
防虫ネットの下に植えていた小さな苗が倒れてかわいそうだった。
先日の台風接近の時には耐えていた、つくね芋の支柱も倒れていた。
さっそく、倒せた支柱を立て直しておいた。
ブロッコリーの苗も、倒れたつくね芋も、まだ修復可能な状態だったのでよかった。
そんな畑では、今日はピーマン、ナス、四角豆、インゲン豆、そしてオクラとゴーヤが収穫できた。



さて、先の日曜日、果樹園に足を運んだ。
この時期はジョロウグモがどんどん大きくなっている。

我が家の果樹園でこれからの収穫は、富有柿と渋柿は10月の中旬から下旬。
ミカン類は10月下旬の温州みかんから始まって、4月の甘夏で終わる。
だから、この時期の果樹園は収穫ではなくて、チェックが目的だ。

まずはのチェック。
ところが、まだ早いと思っていた幾つかが熟れていた
この時期に熟れてくるということは、ヘタの部分から虫が入っている?
決して健康な状態で熟れているのではないのだ。
高いところから落とした、まだ青さが残る柿。
こんな色の柿はまだ固いのだ普通だが、食べてみるともう柔らかかった。
カラスに食べられるのは嫌だったので、こんな柿を3個その場で食べた。
そして、そのうち熟れそうな、まだ青い柿を数個千切って帰った。
今日、その柿を食べてみたのだが。。。
先日の日曜に果樹園で食べた柿と同じ、熟し柿だ。
今年の柿はこんな感じで、皆早く熟してしまうのだろうか?
今のところ、果樹園には緑色のそれなりの柿が、まだたくさん成っているが、今年は硬くて美味しい柿がどれくらい食べれるかちょっと?な状況だ。
この感じだと、お裾分けも難しいのかもしれない。


一方、ミカン類は順調のようだった。
晩白柚は7個と個数は少ないが、その分大きくなっている感じだ。
来年2月頃の収穫予定だ。
現時点で、晩白柚の次に大きいのが伊予柑
数的には昨年より若干少ない感じだ。
12月初めには収穫が始まる予定だ。
温州みかんも、まだ青々しているが、大きさ的には食べれる大きさだ。
あと1ヶ月ほどで、収穫が始まる感じの温州みかん。
今年もサルとの知恵比べになるのだろうか?
八朔は、昨年ほどの成りではないが、それでも十分な収穫となりそうだ。
伊予柑とほぼ同じ大きさになる八朔だが、今はまだ温州みかんより少し大きいサイズ。
八朔は、まだまだこれから大きくなるはずだ。


ところで、昨年2月に小さな苗木を植えた4本のオリーブの木は、イノシシに引きずられて堀り起こされた1本以外は大きく成長してきた。
苗木を買った時に、店の人に順調なら3年目くらいから実をつけると言われていたので、実の収穫は来年に期待しよう。
3本は元気で、2mくらいの高さになった。
3年目になる来年には、実の収穫が期待できそうだ。
ただ、昨年夏イノシシ被害にあった1本はこんな感じでほぼ枯れた
根っこ付近に10cmほど小さな芽が出ている。
しかし、この苗木はもう諦めた方が良さそうだ。

ところで、果樹園以外にも、第1菜園側に2本のオリーブの木がある。
1本は5年目で、大きく茂っている。
とても大きくなったオリーブの木。
今年初めて実を付けた。
時々落ちているようだが、10個くらいが残っているようだ。

もう1本は、果樹園に植えたのと同じ昨年2月に、植えた苗木。
こちらは予想より早く今年実をつけた。
今この木に残っている実も、時に落ちているが9個確認できた。
木の成長も、果樹園のものより少し早く、もう2mを超えた。

落ちている実もこの時期になると、収穫してもおかしくないような大きさのものが増えてきた。
結構大きくなってきた実も時々落ちている。
なんとか収穫できるまで、数を減らさないでほしいものだ。

晩秋には、緑の実は茶色く変わるのだろうか?
大好きなオリーブなので、数少なくても残っている実を、是非収穫したいと思っている。