2018年1月31日水曜日

2018年1月の菜園&シマミミズ。

この1月は寒かった。
今年もこの時期モズ君が遊びに来たが、
去年のモズ君のように、友達になるところまでは至っていない。
私の姿を見るとすぐ逃げてしまう。
今年遊びに来ているモズ君は去年とは違う個体みたいだ。

菜園では、今年はこれまでで初めてと言える葉っぱ野菜リッチな1月となった。
こちらは今日の収穫野菜。
いろいろな種類の葉っぱ野菜がどっさり。

たくさんある葉っぱ野菜の中で、特に今月頑張ってくれている葉っぱ野菜たちをここで紹介しておこう。
こちらは、ターツァイとシュンギク
大好きなターツァイはたくさん収穫できるように多めに育てている。
で、この冬は満足できる量の収穫が続いている。
同じターツァイでもビニールトンネルの中では育ち方が違う。
こんな背が高くなるターツァイは年末の香港旅行でハイキング中に目にした。
こちらはミズナとチンゲンサイ
これらも、この時期十二分の収穫が出来ている。
こちらはフェンネルとリーフチコリー
フェンネルは株元を細い千切りにして生で食べている。

芋類ではヤーコン、デストロイヤーが満足できる収穫ができた。
こちらはデストロイヤー賞を受賞できずに悔しがっていたオットセイ。

ヤーコンの方はまだ最終収穫分を来月に残している。
一方、デストロイヤーの方は種芋の植え付け第1弾が先日終わった。
この時期に使う種芋は昨夏収穫して、芽が出始めたもの。
この時期の種芋植え付け後には不織布で防寒している。
第2弾は2月、第3弾の植え付けは3月初めを予定している。

大根聖護院大根は相変わらず使う分を順調に収穫出来ている。
2月の後半からは先月土の中に保存した大根を収穫する予定だ。

ニンジンは、十分とは言わないが何とか最低量を確保している。
数カ所に種をまいて育てているが、残っているのはこの場所のみ。
2月中旬には収穫が終わってしまいそうだ。

ビニール袋栽培のゴボウは最終収穫でやっと60cm級が採れた。

ニンニクは、昨年10月終わりに台風の強風でマルチが吹き飛ばされたところと、そうでないところでは育ちが違う。
昨年の台風被害はやはり収穫時にも影響が出そうだ。
この畝の手前半分がマルチが吹き飛ばされたところ。
マルチが吹き飛ばされる時に、苗も弱っていたのだが復活が不十分な感じだ。

さて、加温器を使った夏野菜の温室内での種蒔きは、芽出し状況は予想ほど良くない。
この寒さで、加温装置の外側では温度が上がらず芽出しがうまくいっていない。
それでも出てきている芽もあるので、これからどんな感じで育っていくのか楽しみだ。

一歩先に12月に温室内で種を蒔いたロメインレタスは、順調に芽出ししていたので、パオパオの中に移植して、順調に育っている。
順調に育っている感じのロメインレタス。
この感じだと初収穫は3月の初めになるだろうか?

ところで、エンドウ豆を防風防寒用の不織布で囲っていたのだが、この時期になって一部破れ始めた
こちらは第2菜園のエンドウ豆の畝。
やはり100円ショップの不織布の強度は時間とともに弱っていく。
こちらは第1菜園の小さなエンドウ豆の畝。
この不織布が、もうしばらく持ちこたえてくれると嬉しいのだが。。。
それでも中の方では、元気な苗が見える。
絹さやと、スナップエンドウと、グリーンピースを同じ数植えている。
絹さやが一番元気な状態だ。


果樹園では、伊予柑や八朔の収穫が順調に続いている。
どちらも、現在7割方収穫が終わったところだ。
今年の伊予柑は甘くて美味しい。
今年のレモンは出来が悪かったが、使う分だけは順調に収穫できている。
晩白柚は、順調に育って、盗難予防にマジックで番号を書いていたのが良かったみたいで14個収穫できたのだが、最後に6個が盗難にあって悲しかった。
この晩白柚は、直径20cm、重さが2kgあった。


ここで、恒例のミミズ小屋の現況報告だが、この時期のミミズ君管理は寒くて大変だ。
毎月5個全てのミミズ小屋から堆肥を収穫していたのだが、今月堆肥収穫をしたのは3個(そんぶり3段2個、箱3段1個)にとどまった。
ミミズ君は概ね元気で、堆肥の方もそれなりに収穫できた。
ただ、この時期はさすがに動きも食欲も落ちているようで、堆肥の一部は未熟な状態。
ということで、この極寒の時期では、ミミズ小屋の堆肥収穫は2ヶ月に1回で良さそうだ。
来月も金子3段とボックス3段のみを堆肥収穫する予定だ。

また、観察小屋で今行っている実験は、寿命実験1個のみ。
50匹でスタートした寿命実験4が、4年と1ヶ月目4匹(生存率8%)だ。
こちらは、2ヶ月後には最長寿命記録に並ぶので、何とか記録更新までは頑張って生き延びてもらいたい。

2018年1月30日火曜日

冬瓜の種取り。

寒い日が続くが、花壇では春の花が咲く前に水仙が咲き始めた。
こんな寒い日に白い花はよく似合う。
花壇を見渡してみると、白い花が別にもう1輪。
こちらは、利休梅
通常2月の終わり頃から咲き始める花だが、季節外れの1輪だ。


さて、こちらは昨年10月中旬に最終収穫した冬瓜
結構大きな冬瓜を種取り用に1個残しておいた

これまで冬瓜は採れ過ぎたものをミミズ君の餌として与えていたので、ミミズ堆肥を撒いたところから自然発生するたくさんの苗から、育ちの良い数本を移植して育てていた
しかし、昨年は冬瓜をもらってくれる方が多かったので、ミミズ君に与える分がなかった。
で、最後の収穫時に1個を種取り用に残しておいたのだ。

冬瓜はまだ腐れていないのだが、時期的に種は十分充実した状態だと想像できた。
さっそく、この冬瓜をかち割ってみた。
種の部分がスカスカになっている。
ということは、種が栄養を十分吸収したということだろう。
近づいて見てみた。
予想通り、どの種も完璧の状態に思える。
種を取り巻く繊維が雪の結晶のようできれいだ。

ただこれまで、冬瓜の種をこんな状態で収穫したことがなかったので、より良い種を選り出すために、数十個の種を水につけてみた
水につけると充実した種は沈みそうでない種は浮くというのだ。
こんなやり方、長いズッキーニの時にやったきりだ。
苗は3本もあれば十分なので、種としてはたくさん沈んだものから10個くらいを収穫しようと思っていた。
ほとんどが沈むと思ったら意外や意外。
沈んだのはごく僅か。
それでもそんな沈んだ種を集めたら、ちょうど予定通りの数が収穫できた。
見かけも完璧、水に沈んだのでいい種であることは保証付だ。

ところで、今日種取りをした冬瓜は、結局多くの種をつけたままミミズくんの餌になった。
こちらは金子3段の上段。
こちらはボックス3段の上段。
ミミズ君の餌になったということは、今年も5月頃には自然発生の冬瓜の苗がたくさん出てくることになる。
でも今年は、折角種取りをしたのだから、自然発生の苗に頼らずに、ポットに種まきをして立派な苗を作ろうと思っている。

2018年1月29日月曜日

富有柿の剪定。

今日も寒く、昼間は雪がちらほら。
さて、この時期は多くの果樹などの木々は休眠期で、畑仕事も少ないこの時期にはいろいろな木の剪定をしている。
一番大変な梅の木の剪定は少し時間がかかりそうなので、時間がたっぷりある時にする予定。
ミカン類は収穫が終わった木から順次剪定しようと思っている。

で、今日は昼休みに比較的簡単に剪定出来そうな2本の富有柿の剪定をした。

この木、小さな苗を植えて何年になるだろうか?
まず、その2本をじっと眺めてみた。
今回の剪定も、たくさんの大きな実を付けることと、木を高く伸ばさず収穫しやすくすることに主眼を置いている。
こちらが2本ある木のうち、実の成りがいい方の木。
こちらが、同じ日に植えた苗で、同じ大きさに育った木。
しかし、なぜかこちらの方が収穫量が圧倒的に少ない。

去年の剪定は強剪定と言って良い程度に、大きな枝も含めてしっかり剪定した。
比較的うまくいったのか、昨年秋の収穫はまずまず満足できるものだった。
ただ、去年大きな枝を落とした場所近くでは、この一年でまた新しい徒長枝がたくさん出ていた。
こんな、天に向かってまっすぐ伸びる太い徒長枝は基本的に切り落とした。
実を多く付ける横に伸びる枝先付近にも切った方が良さそうな徒長枝があった。
こんな枝には実が付くはずで、よほど混み合っていなければ剪定しない。
ただ、天に向かう細い徒長枝は剪定した。

また、徒長枝ではないのだが、手が届かないところまで高くなった太めの枝は、その全体を切り落とした。
下から見上げて高く伸びている枝。
実をたくさん付ける枝なのだが、昨年ここに成った実は高く過ぎて収穫できず。
すると、熟れた美味しい実をカラスが食べにきた。
その後、寄り付くようになったカラスに他の実もやられた。
こちらが切り落とした後。
今年成る実は全て長い剪定バサミが届く高さに収まるはずだ
この剪定で、今年は収穫しやすくなるだけでなく、カラス被害も減ると嬉しい。

剪定し終えた枝の量は、昨年と比べたら1/3くらいだろうか?
太い枝はほとんどない。
3〜40分ほどで2本の木の剪定が終わったが、毎年これくらいで済むと嬉しい。

この剪定作業、日当たりが良くなって喜ぶ木の気持ちと、たくさんの収穫を期待する私の気持ちが一致してるといいのだが。
今年も去年以上の収穫を期待しておこう。

2018年1月28日日曜日

残りの晩白柚を収穫しに行ったら、今年もまた盗まれた。悲しいね〜。シマミミズの寿命実験第4弾、2年と1ヶ月目(49ヶ月目)は4匹(生存率8%)のまま。

昨年まで数年間、多くの実を盗人に持って行かれ嫌な思いをしてきた晩白柚
今年は、マジックで表面に番号を記し、盗難予防を図った
これが功を奏したのか、これまで順調に黄色くなったものから収穫していた。
あと8個くらい残っているはずだと昨日果樹園に寄ってみた。
ん〜!
残っていたのはまだ緑色の2個のみ
まだ収穫適期ではないのだが、取られるのが嫌で収穫して帰った。
この2個の晩白柚には横の方にマジックで番号を記していた。
まだ緑色で、盗らなかったのか?それとも番号が嫌で盗らなかったのか?
どうやら、少し高いところにあって皮の表面に数字を記していなかったものを全て盗られたようだ。
盗むのはどんな人だろう?
恐らく、毎年同じ犯人なのだろう。
なんともなんともだ。

これまで、ある程度お裾分けができてよかったのだが、もう1個欲しいと言われた方にあげる分が無くなった。
来年は、全ての晩白柚にマジックで番号を記すことにしよう。


ところで、こちらはシマミミズの寿命実験
第4弾となっているが、今寿命実験を行っているのはこの観察小屋のみ。
これまで寿命実験は5個ほどやってきたが、シマミミズの最長生存記録は4年と3ヶ月
また、最初に実験に参加したミミズ君が半数になる時を、簡便な平均寿命としていたが、これまでの平均寿命記録は3年と1ヶ月
先月チェック時は4匹が元気にしていた。
果たして今月はどうだろうか?
そして、観察小屋をひっくり返した途端、環帯が太くなった妊娠ミミズの姿が見えた。
卵胞や、赤ちゃんミミズは見つからなかったが、間違いなく妊娠している。
ということで、今回生き残っていた4匹のミミズ君たちは、2ヶ月後はいよいよタイ記録になる。
このミミズ君たちにはこれまでの最長記録の更新が大いに期待できる。

今回も、前回の食べ残しに加えて、芋類を餌として与えておいた。

2018年1月27日土曜日

デストロイヤー植え付け第1弾。

こちらは、最近餌場にしている鍋のところには遊びに来るモズ
本当は、メジロ君の家の下の方に渡している竹の中の餌を食べて欲しいのだが、鍋の方が慣れていて、いいみたいだ。
ここは2月になると、メジロ君の遊び場になる予定だ。
それまではモズ君には餌を入れている竹の上にまで来て欲しい
すると、仕事しながら窓からモズ君が見れるのだ。


さて、昨日はデストロイヤー賞も決まったので、今日はいよいよ種芋の植え付け開始だ。
こんな感じで芽が出てきた種芋を植えていった。
今日植えた場所は、以前耕してマルチも張って、準備万端になっていた。

ただ、この時期は種芋を植えて、そのままというわけにはいかない。
寒さ厳しい折、種芋を植えた後3月までは不織布を掛けておくのだ。
昨年、デストロイヤーが芽を出した後の霜被害予防には色々トライしてみた。
100円ショップの不織布が、効果が確実でコスト的にも使いやすい。
ただ、今年は固定の仕方などに、ひと工夫をしている。
当然、芽が出て伸びてくると、不織布が成長の邪魔になる。
そんな時は、不織布を止めているピンの位置を内側にずらす予定だ。

今後、時間差で第2弾、第3弾の種芋植え付けを、2月と3月の初めに予定している。
2月までの種芋は、昨年夏収穫した芋。
3月に植える種芋は、この冬収穫した芋を使うことになる。

2018年1月26日金曜日

この時期は恒例のデストロイヤー賞の発表だ。

今年は、動物園からオットセイがたくさん現れて、そのうちの1頭がデストロイヤー賞を受賞した。
何気ない、ほんのりとした可愛さが受けたみたい。
こちらが賞を受賞したオットセイの赤ちゃん
赤ちゃんを連れてきた、積極的な母親がこちら。
自信を持って会場に乗り込んできたみたい。
でも、自分で思っているより可愛くないよ!
こちらは、受賞した赤ちゃんの父ちゃん
眠さを必死に我慢している。
かあちゃんに連れられて、嫌々ながら会場に現れた。
こちらは、惜しくも賞を逃したオットセイ
荒波に揉まれて、たくましい顔立ちだ。
こちらは、肥満気味のオットセイ

もちろんオットセイ以外にも、デストロイヤー賞にはいろいろノミネートされていた。

こちらは、耳が見えない
君も仲間を連れてきたら、よかったかも?
も例年通り、数匹がノミネートされていた。
気弱なそうなサル君。
こちらは渋顔のサル君。

こちらは、初めて会場に現れたムツゴロウ
尾の方は切れてしまったみたい。


というようなことで、デストロイヤー賞の選考会も無事終わった
デストロイヤーは、すぐ春ジャガの植え付けが始まる
今年も、たくさんの楽しい出会いがあると嬉しい。