* 福岡ミミズ日記は引っ越ししました。
https://danji.blog/
今年は種芋用に残した芋の数もこれまでで一番多い。
で、種芋のお裾分けも出来そうだ。
ツクネ芋の種芋の保存は、数年前まで色々な方法でやっていたが、結構失敗する確率が高かった。
そんな中で、2年前から、乾燥させた芋を新聞紙に包んで、米袋の中に入れて、冷蔵庫の上で保存する という方法をとっている。
種芋を保存まず新聞紙に包む前に、十分乾燥させておくことが大事だと思っている。
そのあとは、新聞紙に包んで過剰な乾燥を防ぎ、冷蔵庫の上という敵度に保温出来て、その温度が一定している場所で保存することになる。
この方法では、今のところ種芋保存の成功率が90%以上あるのだ。
ということで、今年もこの2年間と同じように、冷蔵庫の上で種芋を保存した。
もし、一つの種芋が腐れると他の芋にも伝染する可能性がある。 今年は種芋が多かったので、安全のため3つの米袋に分散して保存している。 一つは予備用に、5cmサイズの小さな芋を保存している。 |
種芋にする芋は、大きければ大きい程いいと思うのだが、通常10cm以上の芋は食用にする。
だから、種芋にするものはそれ以下だ。
以前収穫量が少なかった年には、5cm以上のサイズの芋は全て食べてしまったので、とても小さな芋しか種芋として残せなかったこともあった。
今年は、下の写真の様に立派なサイズの種芋を残すことが出来た。
これらの種芋で、来年も大きな芋を収穫したいものだ。
写真左が、5cm〜10cmサイズの立派な種芋だ。 右の5cmサイズのものでも種芋として使えるが、このサイズは予備としての保存だ。 |
ところで、今年はツクネ芋の他に、里芋の親芋、ショウガ、も冷蔵庫の上で保存している。
近いうちに、サツマイモ(パープルスウィートロード)も、芋から挿し穂苗を採るための保存に、冷蔵庫の上を利用しようと思っている。
ということで、この冬の冷蔵庫の上は、これまでなかったような賑やかさになりそうだ。
さて、寿命実験第2弾は先月は25匹(生存率50%)だった。
真夏の時期に、数が減ったが、最近は数の減少なく経過している。
今日は25ヶ月半目のチェックだ。
これが、今年最後の観察小屋のチェックになる。
前回の餌は、里芋やツクネ芋の皮、ジャガイモのクズや皮など種々雑多な野菜だった。
内容を取り出してみるとジャガイモのクズや皮だけは食べられずに残っていた。
残っていたそれらの皮からは、芽や根がしっかり出ていた。
ミミズ堆肥の中に腐っていない芋類を入れると芽出しや根出しが凄い。 上の写真の根や芽は小さく切られたデストロイヤー(ジャガイモ)からのものだ。 植物が育つのに、ミミズ堆肥がいいということが、これからも推測出来る。 |
それにしても、これだけのジャガイモが食べられずに残っていたということは、この寒い時期になると若干食べるスピードが落ちたということだろう。
これらの内容から食べ物の残渣を外し、ミミズ君や卵胞を選別した。
こちらが、ピンボケで分かり難いが、選別したミミズ君と卵胞。 ミミズ君は25匹(写真右)、卵胞は20個程(中央)、赤ちゃんが3匹(左)いた。 |
数を数えてみるとミミズ君は前回から1匹の減少もなく25匹で、皆極めて元気だった。妊娠ミミズもたくさん居た。
25匹を保っているので、今回もこの観察小屋での平均寿命の記録を1ヶ月伸ばすことになった。
卵胞は20個ほどで、先月の半分以下になっていた。
寒さのためか、卵胞を作るスピードは少し落ちたようだ。
3匹の赤ちゃんが居たのは、今月産み落とされた卵胞から孵化したとは考え難いので、恐らく先月の卵胞を除外忘れから、孵化したものだろう。
今回の餌は、腐れかけのサツマイモ(紫芋)とツクネ芋だ。
これを前回の食べ残しのデストロイヤーとともに、与えておいた。
0 件のコメント:
コメントを投稿