遠くから見たら、前方後円墳みたいな形だ。
外側からは50cmくらい盛り上がっている。 |
円形の部分は中心に1m以上の穴が掘ってある。 円形の一部はそのまま切れ込んで、外側から軽い勾配で穴に繋がっている。 この側溝は太い木を置いても形が崩れないようにブロックを置いている。 |
先日、友人との会話の中で、彼が作る耐火煉瓦を使ったロケットストーブの話が出た。
L字型に下から上に向かって空気が抜け、火力が強く、安全に小さな木屑などを燃やすことができるとのこと。
なかなか興味惹かれる話だった。
耐火煉瓦の組み方や、個数までしっかり教わったのだが、大きさ的に小さかったので、残念ながら、私には使う機会がなさそうだった。
ただ、その発想は、私の焚き火に応用できそうだった。
これまでは周囲を広く片付けた場所に穴を掘って、少しづつ笹竹や木屑を燃やしていたのだが、ロケットストーブを応用すると、火力が強いので少し早く処理ができるのかもしれない。
最近第2菜園では、笹竹や木屑の処理に困り、時々焚き火をしている。
しかし、昨日も糸魚川、今日も新潟で火災があったように、火の扱いには細心の注意が必要だ。
基本的には、風の強い日には焚き火はしないのだが、菜園の笹竹や木屑の処理に、焚き火は助かっている。
教えていただいた、ロケットストーブを、菜園で作ることはできないが、同じような発想で、安全で、火力の強い焚き火装置は土を使って作れそうに思えた。
形は上の写真のような、前方後円墳のような形。
外側からの高さも、今日作った50cmくらいが限界だろうか?
風がある程度あっても、周りの煙突類似部分が高さ1m以上あるので、周りに火が広がることはないはずだ。
空気が入る横穴には屋根がないので、うまく空気が抜けるかちょっと不安だった。
また、煙突部分は土で作るので、上の開口部がかなり大きくなっている。
当然、ロケットストーブのように、強力な空気の流れにはならない。
焚き物を置いて、その周りの壁は1mはある。
また、笹竹や木屑を入れる場所はスロープを作り、周囲を盛り上げ、太い木や竹が当たっても形が崩れないように、煙突部分との境界にはブロックを置いている。
もちろん、今日のような風の強い日は、火が周囲に漏れないこと、火から目を絶対離さないことは必要だ。
で、今日の焚き火は、試し焼きをちょっとだけやってみた。
さて、どんな感じだったかというと、外は風が強かったが、風の影響は全く受けなかった。
風向きから、側溝から風が入ることはなかったが、竹や木を燃やすのに問題ないくらいの空気は流れ込んでいた。
ここで焼き芋を作れるだろうかと思ったが、穴が深すぎて取り出しが難しそうだ。 どうやら、このやり方は、焼き芋作りには向かないようだ。 |
この次、使うときは、穴の底の部分だけ、土と、残した木片や灰をスコップで取り出せば同じように使えるはずだ。
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