2015年9月30日水曜日

1015年9月の菜園&シマミミズ君

9月は野菜作りの端境期とはいえ、ゴーヤ、ナス、トマト、ピーマン、オクラ、シシトウ、ツルムラサキなどの夏野菜が、引き続きそれなりに収穫出来た。

こちらが第1菜園を仕事場の2階から覗いた様子。
先日まで青シソが茂り過ぎてうっとうしかった。
やっと少し片付き、少しづつ秋冬野菜を植えている。

ツクネ芋や里芋の収穫が待ち遠しい第1菜園だ。
こちらでは、ナス、シシトウ、ピーマン、ツルムラサキが9月の収穫の中心だった。
茂りに茂っていた青シソはかなり片付けたが、昨日シソの実を収穫し終えたので、近いうち全てを整理することになる。


そして、こちらは第2菜園
今ではセイタカアワダチソウよりツクネ芋やゴーヤの方が目立っている第2菜園。
見た目分かり難いが、ここには結構色々な野菜を植えている。
この菜園は、昨年の今頃は、高さ2m程あるセイタカアワダチソウなどの雑草に覆われて、畑として使えるのはごく一部だった。
それを、野菜やアーティチョークの楽園にすべく、かなり片付けた。
そして、今では上の写真のような状態になっている。眺めていると感慨ひとしおだ。
この畑ではゴーヤが9月の収穫の中心だった。今月20日まで白ズッキーニも収穫できた。もうしばらくすると、ダイコンの収穫が出来そうだ。
キクイモは、8月の台風で倒れたが、元気に花を付け。キクイモ花茶を十分作ることが出来た。

夏の時期を乗り切ったアーティチョークはそれなりに元気を出し、新たに種植えを追加したものも順調に芽を出している。
梅雨から夏にかけて弱って、半分くらいの苗が枯れた。
生き残った苗はこの時期元気を出し始めた。
先日のヨーロッパ旅行では初めてアーティチョークを食べてみた。
食感も味も新鮮だった。
宿にキッチンが付いていたので、マッシュルームとオリーブ油で炒めて食べてみた。
来年は我が家の畑でもこんなアーティチョークがたくさん収穫出来ると嬉しい。


この第2菜園にも、秋冬野菜を植えているが、ここに種蒔きしたホーレンソウなどには、コオロギ被害が甚大だった。

一方、果樹園の方には足を運ぶことがなかった。
今日は小雨が降っていたので、遠くからミカンや柿の様子を見に行ってみた。
もうすぐ収穫の時期だろうと思われた富有柿は、熟れたものからカラスにつつかれているようだ。
実の付き方から判断すると、残念ながら今年も豊作とはいかないようだ。
どちらにせよ、来週くらいから食べれそうなものから早めに収穫してみよう。
全ての柿をカラスにやられたら、たまらない!
渋柿の方は、去年が僅か3個の初収穫だったが、今年はもう少し収穫が出来そうだ。
この辺りは、ジョロウグモがいっぱい蜘蛛の巣を広げている。
ミカン類の方は、なぜか晩白柚に実の姿が見えなかったが、他のミカン類は順調なようだった。
こちらはザボン。
今年も時期がきたら、この実の皮を使ってメジロの家を作ろう。



さて、9月のミミズ小屋(7個)では、夏の時期、暑さである程度弱り、数も減少していたミミズ君が復活の気配を見せていた。

4個の雑草野菜ミミズコンポストでは、雑草だけではやはりミミズ君の餌としては不足気味に思えたので、野菜クズなども時に投入している。
先月はその中の1つを堆肥取りして、まずまずの堆肥収穫が出来たので一安心だった。
今月は堆肥取りはしていない。


定例の7個の[ミミズ小屋の現況報告]だが、
この時期、カボチャを餌として与えることが多いが、ミズアブ発生したものが2個あった(どんぶり2号&3号)。屋外で腐り始めたカボチャを餌として与えるのは注意が必要だ。
金子3段9/29バケツに2杯半の堆肥、極めて上等だ。下段に餌は全く残っていなかった。青年〜大人ミミズ君中心に800匹くらい。赤ちゃんもそれなりに居た。受け皿の方への逃亡ミミズも200匹くらい。
箱3段9/2堆肥上等だがウェット、バケツ3/4杯。ウェットな堆肥は嫌いだ。原因はズッキーニ?受け皿には100匹青年。下の段は200匹くらい小さめの青年。大人は上段や中段か?餌不足?餌は大量のカボチャ。
バケツ3段:9/7下段には100匹くらい子供ミミズ。夏の暑さで小屋全体のミミズが減っていた印象だ。受け皿には液肥はあるがミミズ君少数。堆肥はバケツ1/2杯。少し若い?餌はカボチャ。予備小屋からミミズ君を200匹追加。

どんぶり1号:9/6堆肥は上等バケツ3/4杯。下段には赤ちゃん〜青年で約250匹、受け皿には液肥それなりと、その中に青年中心に50匹。卵胞は少なめ。餌はカボチャ丸々1個。
どんぶり2号:9/10腐れ始めた大量のカボチャ処理のため、ミズアブ大量発生。下段にミミズ200匹、受け皿に10匹。堆肥上等バケツ3/4杯。餌はミズアブが来ている可能性のない室内で腐れ初めたカボチャ。
どんぶり3号9/10 こちらも2号と同じく腐れ始めた大量のカボチャ処理のため、ミズアブ大量発生。ミミズ君は下段に青年ミミズ中心に100匹、受け皿には大人が10匹。堆肥はバケツ2/3杯上等。餌は室内で腐れ初めのカボチャ。里芋の茎葉
ボックス3段8/30堆肥は上等バケツ1+1/2杯。ミミズは青年中心800匹。受け皿は大人みみず30匹程。餌はカボチャ、里芋の茎葉、ツルムラサキ。

続いて、5個の寿命実験と、新たに始めたココ繊維以外のベッド材実験など、[観察小屋の現況報告]だ。
54匹寿命実験13年と3ヶ月目(9/1)ミミズ君は6匹
50匹寿命実験222ヶ月半目(9/18)25匹(50%)変わらず。
35匹寿命実験317ヶ月半(9/2)35匹(100%)
50匹寿命実験421ヶ月目(9/17)。ミミズ君は22匹(生存率44%)に減少するがきわめて元気。妊娠ミミズが多かったが卵胞は少ない。餌はカボチャ。
40匹寿命実験527ヶ月目(9/28)31匹(77%)と変わらず。卵胞や妊娠ミミズ増え環境は改善していると思われた。
ベッド材実験1(ダンボール)(9/5設定)ココ繊維ではなくダンボールをベッド材として、環境やミミズ君の状態、どんな堆肥が出来るかなどを観察予定。

2015年9月29日火曜日

3年連続の青シソの実での塩漬け、今年は梅酢だけで漬けてみた。満足なものが出来るだろうか?

今年で3年連続、青シソの実で塩漬けを作ることにした。

最初の年(一昨年)は、収穫が多すぎたのと、出来上がりの味が少し塩辛かった。
昨年は、たくさん花が咲いている状態で収穫したら、時期が早すぎたようで、出来上がったシソの実に、大事なプチプチした食感がなかった。

ということで、シソの実の塩漬け作りにはまだ自信が持てないでいる。

1)まず、シソの実の収穫時期。
昨年は収穫が早すぎてプチプチ感がなかったのだが、下の写真の様にシソの穂が一部枯れたようなものでは、さすがにシソの実が硬く乾いて美味しくなさそう気がする。

そこで今年は、下の写真の様に、シソの穂の先端に少し花が付いているものを中心に収穫した。

2)次に収穫する量だが、
今年収穫した量は、手間を考えて少なめだ。
今年の収穫量では、実をシゴクのにさほど時間がかからず苦にならなかった。

ちなみに、最初の年(一昨年)は、収穫量の目安が分からなくて、下の写真の様にたくさんの実を収穫して帰ったら、実をジゴキ取るのに多大の時間を要して、1/3の作業で諦めた。
これは最初の年に収穫したシソの穂。この時は今年の3倍以上収穫していたように思う。
3)灰汁抜き
灰汁抜きのやり方は、人により様々なようだ。
私はまず、水に短時間浸す
そして、生の種には有害微生物が潜んでいるかもしれないと、熱湯で数十秒灰汁抜きをしている。
塩や、梅酢に漬けるので熱湯に通す必要はないのかもしれないが。。


4)仕上げ
最初の年は、ネットで他の方の作り方を参考にさせて頂き、200gのシソの実に、塩を50グラム、梅酢を70グラム加えて、即席漬け物器に入れた
出来上がりはまずまずだったが、若干塩辛過ぎる印象が残った。

今年はシソの実が約150g。収穫したシソの穂は丁度良かったように思う。
今年は塩辛くならないようにと、塩は全く加えず、梅酢のみ250g加えた

これを、一昨年と同じように即席漬け物器に入れ、冷蔵庫に保存した。





はたして今年の青シソの実の梅酢漬け、満足なものが出来るだろうか?

2015年9月28日月曜日

シマミミズ寿命実験第5弾27ヶ月目は、先月と同じく31匹(生存率77%)、皆元気だ。休暇明けの菜園。

昨晩、スペインのカタルニア地方を中心とした7泊9日の旅行から帰って来た。
車窓から見える小さな畑の小屋にも、絵が描いてあったのには、さすがスペインと感心。

旅行中、白ズッキーニを売っているのを見つけたが、やはり皮が柔らかいためだろう。
傷ついているものがほとんどだった。
私がここ数年育てている白ズッキーニと同じ種類のようだ。

カタルニアのローマの遺跡が残る情緒ある町タラゴーナでは、静かな町と思いきや、年の一度の祭りに出くわし、大賑わいなのにびっくりした。

見ることはなかったが、この日はこんな人間の塔が出来るらしい。
バルセロナでは、カタルニアの独立に関係した選挙前で町が盛り上がっていた。
帰途に一泊したドイツのミュンヘンは、旅行前、ホテルの予約が難しかったが、その理由はオクトーバーフェストの真っ最中だった。
中心の会場では、ビール会社主催と思われる大きなテントやジェットコースターなどの遊戯施設に人がいっぱい。あちこちで民族衣装を着た男女がビールを飲むは飲むは。子供から老人まで笑顔がいっぱいのお祭りだ。
その日の夜に立ち寄った酒場では、ドーンという大きな音で振り向くと、巨漢の男が酔っぱらって床に倒れ殴り合い。なかなか面白いものまで見せてもらった。

目的の一つだった美術館巡りも素晴らしかった。
特にフィゲラスという町にあるダリ美術館は圧巻だった。

たくさん歩き、たくさん飲み、たくさん素晴らしいものを見ることが出来て、とても楽しい旅だったが、これだけの休暇を取ると、帰って来たからが大変だ。

今日は、本業の仕事の方も忙しく、野菜の世話は出来ずじまい。
僅かな時間で、いくつかの野菜の収穫だけをして帰った。
オクラは大きくなり過ぎのものが多かった。
ゴーヤは取り遅れたものもたくさんあったが、それでも大収穫だ。
ピーマンやししとう、ナス、トマトなども、この時期まだ収穫できている。
しばらくは、何かと忙しい日々が続きそうだ。


さて、ミミズ君の方だが、今日はシマミミズ君の平均寿命の記録に関わるチェックの日だ。
すなわち、シマミミズ寿命実験第5弾、27ヶ月目のチェックなのだが、の観察小屋で、ミミズ君が20匹以上(生存率50%以上)居たら、これまでの平均寿命の記録「2年3ヶ月」に並ぶことになるのだ。

興味津々で観察小屋からミミズ君を取り出した。
やっと暑い夏が終わり、ミミズ君にもいい季節がやってきたようだ。
ミミズ君はとても元気そうだ。

そして、その数は先月と同じく31匹(生存率77%)
中には交接中のミミズも一組居た。
環帯を膨らませた妊娠ミミズもかなり見られた。
卵胞も、久しぶりに10個余りあった。

ということで、今回この観察小屋でこれまでのシマミミズの平均寿命2年3ヶ月に並ぶことになった
ミミズ君の元気さを見る限り、来月記録を更新するのは間違いなさそうだ。

2015年9月18日金曜日

今年のミョウガの花芽を一番多く収穫出来たのは自然発生苗。寿命実験第2弾、22ヶ月半目、25匹(生存率50%)。明日から旅行。しばらくブログはお休み。

昨年から、ミョウガはプランターやイチジクの木の下などに根茎を植えている
それらの今年の収穫量は、去年程ではなかった。
茎葉が8月の水不足の時に枯れて、9月には花芽が出なくなり、収穫出来なくなっていたのだ。

ところが、思わぬところのミョウガの花芽が、いまだに収穫が続いている。
今日も3本収穫だ。
丸々と太って、元気な花芽だ。
この花芽を収穫したのは、ハーブなどのプランターを置いているところの陰地
今年こぼれ種ならぬ、こぼれ根茎から自然発生苗が出て、あっという間に増えたのだ。
自然に増えたということは、ミョウガにとって環境が合っていたということなのだろう。
こぼれ根茎から、勝手に育ち、増えたミョウガ。
今年は、この場所でのミョウガの花芽の収穫が一番多かった。
他の場所のミョウガの茎葉は全て枯れてしまっている。
この場所では、茎葉もまだ青々しているが、よく見ると、次の花芽もいっぱいスタンバイしている。
恐らく来年は、ここでもっと増殖してくるに違いない。
来年のミョウガは、ここだけで十分のような気がする。
ミョウガは、そんなに多く消費するものではない。
来年は、自然発生苗の増殖分だけで十分まかなえそうなので、プランターのミョウガ栽培はやめることにしよう。


ミョウガの花芽の収穫は、終わりの時期が近づいていると思われるが、こちらは今が盛りのキクイモの花。これをお茶用に摘んできたものだ。

時々摘んできては花茶を作っているが、もうしばらくは収穫が続きそうだ。
湯掻いて、干しているキクイモの花がら。
手前に積み上げられているのは、出来上がったもの。

さて、今日はシマミミズの平均寿命を見ている寿命実験第2弾の22ヶ月半目のチェックだ。
先月、25匹のミミズ君は明らかにサイズが小さくなっていたのだが、今回は正常の大きさに戻っていた。数も25匹(生存率50%)から1匹の減少もなかった。
ミミズ君は元気、中には妊娠ミミズ君も居た。
卵胞も3〜4個確認できた。

先月、ミミズ君が小さくなっていた原因は、暑さか食べ物(先々月の餌はズッキーニ)のどちらかだったと思われる。が、正解は分からないままだ。
今月も、先月と同じく餌はカボチャを与えた。

ところで、明日からのシルバーウィークを利用して、ちょっと旅行に出かけてくる。
ということで、畑仕事も、ミミズの世話も、ブログの方も、しばらくお休みだ。

2015年9月17日木曜日

シマミミズのベッド材実験「ダンボール」。セロリ、ミニ白菜苗植え。

今日通勤時、どこかのおバカさんが西九州自動車道(前原道路)で、ETCのバーに車をぶつけて故障させたらしい。お陰で2kmあまりに40分かかる大渋滞

暇なので、いつもは通り過ぎる景色をゆっくり楽しんだ。
こちらは、前原の可也山。「糸島富士」の異名を持つ美形の山だ。



さて、我が家ではシマミミズに堆肥を作ってもらっているが、ミミズ君のベッド材として重宝していたココ繊維が100円ショップで手に入らなくなった
まだ取り置きは十分あるのだが、最近のミミズ小屋では、ココ繊維節約のため、手に入り易いダンボールを多用している。

そこで、ベッド材としてのダンボールがココ繊維とどの辺が違うのか、一応観察小屋でチェックしておくことにした。
下の写真のように、観察小屋の大きさと比べかなり多めのダンボールと、餌としてカボチャを用意した

水に浸けて絞ると、ダンボールはかなり縮む。
その縮んだダンボールと、餌のカボチャを下の写真の様に、ギュウギュウ詰めにした。
どのくらいの大きさのミミズをどれくらい入れるのが実験としていいのだろう?
中に入れるミミズ君としては、環境の変化に弱い赤ちゃんミミズを入れた
そして、堆肥を作ってもらうために青年ミミズも20匹ほど加えて、全部で100匹のミミズを入れている。
実験を設定したのは9月5日だ。

そして、2週間近くが経過した今日の状態はこんな感じ。
上の方のダンボールはまだ変化ない。
中頃のダンボールはかなり崩れて、ミミズ堆肥も少し出来ているようだ。
写真では分かり難いが、元気なみみずもたくさん見えた。

外から見て、観察小屋内の嵩は少しは減っているが、予想した程ではない。
2週間弱でこんな感じなら、全体のダンボールが無くなるには、2ヶ月近くかかるかもしれない。
ということで、最終的なチェックは、あと1ヶ月半くらいしてやってみよう。

この観察小屋のチェック時には、
赤ちゃんミミズや青年ミミズはミミズは順調に太るか?
赤ちゃんミミズの数の減少はどうか?
環境の悪化はないか?
ダンボールでどんな堆肥が出来ているか?
などを見て見ようと思っている。


ところで、青シソが幅を利かせていた第1菜園だが、最近になって片付き始め、少しづつ秋冬野菜が植えれるようになってきた。
今日は、セロリとミニ白菜を3本づつ植えた。

こちらはセロリの苗
セロリの苗を10月より早く植えるのは始めてだ。


一方、ミニ白菜はこんな感じ。

数年前、一度だけ白菜は育てたことがある。
虫だらけになって、それからしばらく白菜は挑戦していなかった。
ミニ白菜は通常の白菜より育て易いとのことなのだ。
ホーレンソウなどの種を植えた畝と同じ畝に植えたのだが、虫除けネットは、撒いた種の芽が出揃った頃に掛けるつもりだった。
ところが、モンシロチョウがさっそく近くに飛んで来たので、今日は予定より早めに虫除けネットを掛けておいた

2015年9月16日水曜日

この時期のアスパラ。コオロギの居ない場所にホーレンソウなどの種を蒔き直し。

今日は、あいにくの雨天気。
予定していた畑仕事は途中で中断だ。

こちらは、今日のアスパラの畝
ここに5本程アスパラの株が植えてある。
今年も3月初めから、長い間収穫を楽しめた。
竹の支柱に張っている縄3段梯子のお陰で、ほとんど倒れることもなく元気だ。


まだ、時に収穫出来そうなアスパラが芽を出しているが、最近はほとんど収穫していない。
株元の一つを見てみるとこんな感じ。
最近収穫しなくなったためか、アスパラの株元には、かなりの数の茎が出揃っている。
一方、一昨年ここのアスパラから種を採って、昨年2月にその種を土嚢袋に蒔いたものからは、1年半程でたくさんの茎葉が出ている。
アスパラの畝では、もう新しい苗を増やす余地がないので、これらは11月頃第2菜園に移植する予定だ。
青シソに囲まれて分かり難いが、昨年撒いた種から順調に育ったのだろう。
土嚢袋一杯に細い茎がいっぱいだ。

そして、下の写真は今年採ったアスパラの種。
こちらは来年2月に、また土嚢袋に撒いて育てよう。
アスパラは大好きな野菜の一つなので、苗が増えるのは嬉しい。
これだけの種があると、来年は3個ぐらいの土嚢袋に種を蒔くことになりそうだ。



ところで、先日まで我が家の第1菜園では青シソが茂り過ぎて困っていた。
そんな青シソを少しづつ片付けている。
この青シソが茂っているところの青シソを片付けたら、小さな畝が出来る。
そこに、新たにホーレンソウなどの種を蒔くことにした。
10日程前には、上の写真ような風景が、下の写真の様になった。
説明を追加
そして、今日は、こんな感じになっていた。
針金のアーチを掛けたところが、秋冬葉っぱ野菜の新しい畝になる。
ここには防虫ネットは掛けるが、マルチは敷かない予定だ。


昨日、第2菜園の虫除けネットの中では、マルチを敷いたところに種を蒔いたホーレンソウ、スイスチャード、スペインキャベツなどの種がコオロギにやられて壊滅状態になっていた。
ホーレンソウにはアルカリ土壌がよいと聞いていたので、かなり前に石灰を撒いてマルチを敷き、その状態で種を蒔くまで、しばらく寝かせておいたのだ。
近くに置いてあった雑草の山積みも影響があったのかもしれないが、長い期間敷きっぱなしのマルチの下がコオロギの繁殖に都合がよく、異常発生になったのかもしれない。

ということで、今回の上の写真に見える畝には、マルチをかけない予定だ。
今日は色々な野菜の種をここに蒔く予定にしていたが、雨のため、蒔いたのはホーレンソウの種だけ。
種を蒔いた畝の近辺にはコオロギは居なかった
ただ、雨を喜んでいるカエルがピョコピョコ跳ねているだけだった。
雨が止んだら、他の種も蒔くことにしよう。
芽が出てきたら、虫除けネットを掛ける予定にしている。
コオロギの居ないこの場所なら、秋の終わりには美味しい葉っぱ野菜が収穫出来るはずだ。

2015年9月15日火曜日

色々な秋冬野菜が芽を出してきたが、涼しげな鳴き声のコオロギはとんだ悪者。被害は甚大だ。

こちらは、2週間程前にマルチに4〜5箇所穴を開けて、種を蒔いたスペインキャベツ
1週間前に見たときは、下の写真の様に元気に芽を出していた。
種を蒔いた場所はどこも3〜5本の芽が出ていた。
そのうち、元気な1本を残して間引きしようと思っていた。
ところが今日見てみると、間引きどころか、どの穴にも1本の芽も残っていなかった


一方、こちらはホーレンソウの芽
種蒔きは3週程前だったが、10日程前に見たときは、まだ下の写真のような感じ。
種は1箇所に数個ずつスジ蒔きしていたが、出て来た芽の数が少ない
マルチに開けた穴から、全く芽を出していないところもたくさんあって、何かおかしいと思っていた。
そこで、追加して種を蒔いていたのだが、今日見てもほとんど芽が出ていないどころか、以前の出ていた芽が無くなっているところもあった。
これは10日程前の写真。マルチに穴を開け、そこに種を数個づつ蒔いていた。
ところが出てきている芽の数が異常に少ないのだ。
どうやら出て来た芽が何者かに食べられているのだ。
スペインキャベツもホーレンソウも、マルチを掛けて、さらに防虫ネットをした第2菜園の畝に種を蒔いていた。
同じネットの中に種を蒔いていた、スイスチャードも、全く芽を出していなかった

そこで、これらの防虫ネットの中を注意深く見てみた。
この時期ナメクジは居ない。
ところが、防虫ネットの中、特にマルチの下に異常に大勢のコオロギが居るのだ。
大人なのコオロギも居るが、まだ子供のものが多い。 
こんなコオロギが、マルチの下や、防虫ネットでたくさん遊んでいる。

第2菜園では、ただ抜いた草があちこちに山積みされている。
そんな場所には、コオロギがやたら多いのだ。
最近畑仕事をする時に、コオロギの涼しげな鳴き声を聞きながら、“秋になったなあ” と感慨に浸っていたのだが、このコオロギがとんだ悪者だったのだ。

種を蒔いて芽が出なかったところは、芽が出るか出ないかのうちにコオロギに食べられてしまったに違いない

ただ、全ての野菜の芽がコオロギにやられている訳ではない。

先日紹介したダイコンはマルチを掛けていたが、4日に芽を出し、その後もグングン大きくなっている。

ルッコラも、種を蒔いて3〜4日で芽を出し、今では下の写真の様にグイグイ大きくなっているので、今日など間引きをして帰った。
このルッコラの畝は、マルチも虫除けネットもしていない。


こちらは、ブロッコリーの脇に植えているミズナ
やはり、こちらも種を蒔いてから1週間弱で、しっかり芽が出そろったが、コオロギにはやられていないようだ。
こちらは防虫ネットの中だが、マルチはしていない。
そして、こちらはサニーレタスの芽
こちらは、防虫ネットもマルチもないところに種を蒔いた。
こちらは、ある程度の苗に育ったら防虫ネットの中に移植する予定だ。
こちらは、今のところコオロギ被害はないようだ。
どうやら、元気のいい芽や、マルチのない場所ではコオロギ被害はないようだ。

去年、葉っぱ野菜の種を蒔く時期が遅れた感があったので、今年は8月末から9月の初めにかけて、色々な野菜の種を蒔いた。
ただ、この時期はコオロギが一番元気な時期だったのだ。
雑草を積み上げているような場所の側で、マルチを掛けたところでのこの時期の種蒔きには注意が要るようだ。

コオロギたちに負けずに、今植えている秋冬の葉っぱ野菜が、少しでも多く収穫出来ると嬉しいのだが。。

ところで、こちらは秋冬野菜ではないが、小さな芽というと、同じ頃種を蒔いたアーティチョークも皆発芽している。
こちらは、今のところコオロギ被害は全く出ていないようだ。
写真左には枯れた苗の残骸がある。
その苗元から何度か小さな芽が出かけたのだが育たなかった。
枯れたアーティチョークの苗元から、しっかり復活の芽吹きを認めているものもある。
こちらの芽は、生き残りそうな気がする。
こんな小さな芽を見るたびに、「アーティチョーク頑張れ!」
と、応援している。