2015年7月31日金曜日

2015年7月の菜園&シマミミズ君

7月の野菜収穫は、トマト、ナス、キュウリ、ピーマン、シシトウ、オクラ、枝豆、ゴーヤ、青シソ、ツルムラサキなど多くの野菜が順調に収穫出来た。
これらの野菜は成長が早い。
ちょっと収穫が遅れると、巨大になり過ぎたり、色が変わったりして食べれなくなってしまう。
だから、暑いとはいえ、ほぼ毎日のように収穫している。
料理を作る方は大変だろうが、採りたて野菜満載の食事は、家庭菜園をやっている者だけが味わえる特権のようなもので、本当に幸せだと思う。

これらの野菜の収穫量は、“ほどほど+&”で、丁度良かった。

ところが、この7月は、カボチャの収穫量が半端じゃなかった。
長カボチャ、えびすカボチャ、球形カボチャ、ロロンカボチャ、白カボチャや、不思議な形のハイブリッドカボチャなど大収穫だった。
そんなカボチャも、そろそろ終わりに近づいているようだ。
今、残っているカボチャは伸びていった蔓から出てくる根から栄養をもらうタイプみたいだ。
最初植えた場所から十数メートルも離れたところに実を付けている。
ここは、我が家の第2菜園。
去年は完全に雑草に負けていたが、今年は色々な野菜が雑草と共存状態。
この春種をまいたカボチャも、生い茂る雑草の中でゴロン、ゴロンと実を付けていた。
ズッキーニは黄緑色、緑、そして白ズッキーニと全て終わったと思っていた。
黄緑と緑のズッキーニは完全に終わったが、種取り用の実を一本づつ、屋内で保存中だ。
白ズッキーニは、梅雨が終わるとともに生き延びた茎の先にまた小さな実を付け始め、復活の兆しだ


収穫量は少ないが、インゲン豆や、四角豆(ウリズン豆)、アスパラ、ミョウガなども収穫出来ている。

フェンネルコールラビの収穫はほぼ終わった。フェンネルは花を咲かせているが、経験者の話によると、種が飛び散って来年自然発生の苗がたくさん出てくるらしい。

巻かないスペインキャベツは巻かないといっても、大きく開きっぱなし。
先端の一部だけ食べることが出来ている。

秋から収穫する野菜では、
袋栽培しているゴボウは順調なようだが、トウガラシスプレーの効果が足りないのか?アブラムシが若干多い。今はテデトール法を併用しながらこれ以上の被害が出ないように見ている。
ツクネ芋里芋サツマイモなどの芋類も順調なようだが、ショウガの出来が今ひとつのようだ。
今年の落花生は、順調のようだ。
少しづつ株もとのマルチを剥いでいる。

ところで、この2月から種を植えて育てているアーティチョーク。全体的には順調とは言い難いが、花を一輪咲かせてくれたのは嬉しかった。
そして、他の蕾は枯れかけていたので花は咲かないと思っていたら、小さくもう一輪も小さく咲き始めた。
アーティチョークの生命力を見せられた気がした。
アーティチョークの葉の方は生やドライにしてお茶として使っている。
ちょっとの量で、十分な苦茶が出来る。
夏の暑い時には、これを冷やして飲むと美味しい。


果樹園のほうは、柿やミカン類が実を付けている
本当は、摘果などの管理をするのだろうが、暑いこの時期、他の野菜収穫が忙しいこともあり、ほとんど放りっぱなしになっている。
今年の柿は、順調なように見える。


それでは、ここで7月のシマミミズ君の報告だ。

ミミズ小屋は現在7個だ。
これからしばらくは暑さとの戦いだと思っている。
一つ間違えば、すべてのミミズ小屋が全滅なんてこともあり得る。
しかし、今のところは、すべてのミミズ小屋が順調だ。
正念場は、やはり8月だろう。
今日はスイカ(皮)をミミズ君に与えたが、環境がウェットになる。この時期は与えた果物が発酵しやすいことにも要注意だ。ミミズ君は果物も大好きなのだが与え過ぎないようにしよう。

雑草野菜ミミズコンポストは4個ある。
どれも雑草や野菜クズがいっぱい入っているが、最近新しい餌は少ない?
初めて夏を経験することになるが、中のミミズ君たちが無事にしているかどうか、最近チェックしていないので?だ。

では、7個の[ミミズ小屋の現況報告]だ。
金子3段7/12バケツに2杯半。極めて上等だ。下段のミミズ君は1000匹くらい。受け皿の方への逃亡ミミズも200匹くらい。餌はまずは白ズッキーニ2本。
箱3段7/4堆肥上等、バケツ1/2杯。受け皿には20匹青年。下の段は100匹くらい大人。上段の方に移動良好。上段に予備小屋から100匹余りのミミズ君追加。餌は大量のズッキーニ。
バケツ3段7/7下段には500匹くらい大人〜青年ミミズ。受け皿には液肥はあるがミミズ君葉少数。堆肥はバケツ3/4杯。きわめて上等。餌はジャガイモと大量のズッキーニ

どんぶり1号7/1下段には大人中心で約100匹、受け皿には液肥それなり、その中に大人中心に10匹。卵胞は少ない、予備小屋からミミズ移動。堆肥は上等バケツ3/4杯と少なめ。餌は解凍梅。ブロコリーの茎葉、
どんぶり2号7/5下段にミミズ150匹、受け皿に50匹。堆肥上等バケツ3/4杯。予備小屋からミミズ移動。餌はブロッコリーの茎葉、トマト。
どんぶり3号7/12 ミミズ君は下段に大人〜赤ちゃん200匹、受け皿には大人が10匹。中段や上段にも移動した大人ミミズがいっぱい。堆肥はバケツ2/3杯上等。餌は里芋の茎葉。ジャガイモ古いのと。
ボックス3段7/14堆肥は上等バケツ1杯あったが1/2で後はミミズ君と一緒に上段へ。理由はミミズは子供〜大人1000匹以上。受け皿は大人みみず200匹程。餌はジャガイモ。ズッキーニ。大量のトマト

続いて、[観察小屋の現況報告]だ。
先月まで7個あった観察小屋も2個実験終了して今月からは5個だ。
今の実験の中では、寿命実験1の長寿ミミズがどこまで記録を伸ばすかに一番興味を持っている。
54匹寿命実験13年と1ヶ月目(7/1)ミミズ君は極めて元気で21匹。卵胞も150個以上。赤ちゃんも5匹以上。寿命3年突破のシマミミズ君たちはまだまだ長生きしそうだ。
50匹寿命実験220ヶ月半目(7/21)25匹(50%)変わらず。
35匹寿命実験315ヶ月半(7/6)35匹(100%)、卵胞は10個くらいに減少。
50匹寿命実験419ヶ月目(7/15)。ミミズ君は28匹(生存率56%)めちゃ元気。卵胞もそれなりにあった。
40匹寿命実験525ヶ月目(7/23)1匹減って36匹(90%)、極めてウェット環境で赤ちゃんミミズや卵胞は数えず。

ということで、来月8月の暑さはミミズ君にとって最大のピンチなのだが、私も熱中症で倒れないように気を付けて野良仕事を続けていこう。

2015年7月30日木曜日

我が家の畑で嬉しい?ニュース、白ズッキーニが復活。

もうズッキーニは、1ヶ月近く収穫していなかった。
畑を見てみると、黄緑と緑のズッキーニを植えていたところは、ほとんど跡形しかみえない状態だ。
ところが、白ズッキーニの方は、畑の所々に緑の葉が茂っている
白ズッキーニの葉があるところは、元々苗を植えた場所からは遠く離れている。
葉を付けている蔓を辿っていくと、約4mも離れたところに株元があった。
株元は、ほぼ枯れた状態で、ここから遠くの蔓葉に栄養を送っているとは考え難い。

ということは、伸びた蔓自体から新しい根が出て、先端の蔓葉を栄養しているのだ。
こんなパターンは、カボチャと同じだ。
そういえば、葉の形や、蔓の育ち方を見ても、ズッキーニの中で白ズッキーニが一番カボチャに似ている。
生命力もカボチャ似で強いということなのだろう。

そして、あちこちに生き残っているズッキーニの茎葉の中を覗いてみると、小さなズッキーニが成長していた。
白ズッキーニの復活だ!
これは、私にとっては、先日のアーティチョークの開花に続いての嬉しいニュースだった。

そして、もう収穫出来る大きさになっているものが1つあった。
久しぶりの収穫だ。
先月、あれだけ収穫していた白ズッキーニだが、この収穫は嬉しかった。

植えたところとは別の、畑のあちこちに見られるズッキーニの茎葉の集団。
その数から考えて、どうやら、白ズッキーニは完全復活だ。

さっそく家に帰って、家人に報告したのだが、
先日、取り置きの白ズッキーニを食べ終えたばかりだったためか、
家人は「ふ〜ん、復活したの?」
と、私程嬉しそうではないようだ。
5月の終わり頃から、ズッキーニは嫌というほど料理してくれたのだが、終わったと思った白ズッキーニの料理がこれからまた続くことに、少し辟易しているのかもしれない。

もちろん、ピーク時のような大量収穫にはならないだろうから、週に1〜2度料理する程度の収穫なら、これからもきっと喜んでくれるに違いない。
出来れば昨年のように、9月頃まで収穫が続くようだと最高だ。

2015年7月29日水曜日

今年は、スペインキャベツを食べることが出来た。シラサギの集まり。

こちらは、我が家の畑の前に広がる田んぼ
多くのシラサギ君たちが集まって、何やら会議が始まっているようだ。
新国立競技場問題でも話し合っているのだろうか?
右を向くもの5羽、左に向くもの6羽で、意見が分かれているようだ。

「ならば、今回も私の意見を参考に」とアオサギM氏が右向きに加わった。
するとなぜか、意見は左向きで決定したようだ。



さて、うまくいく野菜作りがあれば、うまくいかないものもある。
昨年、うまくいかず、今年もダメかなと思っていたのが、スペインキャベツだ。

キャベツ類は、スキを見せるとすぐモンシロチョウが卵を産みつけ、青虫の格好の餌となる。
これがスペインキャベツ“ASA DE CANTARO”の種袋。
野菜の種を撒くときは種袋に載っている写真を目標にする。
2年続けてこの種をまいたが、同じようなものは出来なかった。
昨年のスペインキャベツは、ネットの管理が不十分でモンシロチョウが大量にネット内に侵入し、掛けたネットの意味が全くなかった。ほとんどと言っていいくらい青虫の餌になってしまった。

そこで、今年はネット管理を厳重にして下の写真のようにして育てたので、種袋に載っているようなスペインキャベツが出来るかと思ったが、そうはいかなかった。
今年はネットの端々を水の入ったペットボトルで固定してモンシロチョウの侵入を防いだ。
時に、中をのぞいていたのだが、種袋に載っているようなものは出来ていなかった。
もしかしたら、もっと早く食べれる時期があったのかもしれないが、時に防虫ネットの中を覗いてみても、期待したような姿にはなっておらず、そのまま放置していた。

そして、昨日ネットを剥いでみると、嬉しいことに今年は青虫被害はほとんどなかった
防虫ネットは役に立ったのだ。
しかし、キャベツの状態を見てみると、やはり種袋の写真のようなものは出来ていなかった。
ネットで押し付けられていたが、全体の高さは80cmくらいになっていた。
これは、大きくなり過ぎだろう。
実際、下の方の葉は硬そうでとても食べる気がしなかった。
それでも、上の方の葉は柔らかそうで、ここなら問題なく食べれそうだ。
上の方の葉はきれいで美味しそう。
生でも食べれるのかもしれない。
ということで、いくつかを下の写真の様に収穫して帰った。
生では若干苦みがあったので、今回は、炒め物にしてもらった。
リーフチコリーと一緒に炒めてもらったり、シンプルに炒めてもらったりした。
どちらも、十分美味しかった。
食感は、キャベツというより高菜に近い感じだった。
炒め物にしたら十分美味しかった。
この時期、貴重な葉っぱ野菜として、しばらく重宝しそうだ。

ところで、このスペインキャベツ。試しに、第2菜園にも、ネットを掛けずに数本の苗を植えていた。
こちらもチェックしてみると、雑草の中に何とか生き延びたといった感じ。
確かに、下の方の葉は青虫被害に逢っていたが、新芽近くは防虫ネットの下で育てたものと変わりなかった。
こちらは防虫ネットを掛けずに育てたもの。
防虫ネットなしでもほぼ同じような収穫が出来たのは、ちょっと意外だった。
それでも、形はやはり種袋の写真のようにはならなかったみたいだ。

スペインキャベツの種袋には、まだかなりの種が残っている。
恐らく、我が家では種袋の写真ような形のキャベツを作るのは不可能なのだろう。
この種は来年は3年目で発芽率が落ちるであろうが、もう一回このキャベツを作ってみよう。

2015年7月28日火曜日

待ちに待ったアーティチョークの開花。

もうすぐ、大濠公園の花火大会。
こちらは、花火のような華麗な花を付けた我が家のアーティチョーク。



来年くらいにアーティチョークが咲き乱れる花園が作りたくて、今年2月から種を植えたものだ。
通常種を撒いた年には花をつけないのだそうだが、2月の寒い時に室内で発芽させたのがよかったのだろうか?たった1輪ではあるが、きれいな花を見せてくれた。




いや〜嬉しい!!
あまり嬉しかったので、一輪の花の写真をたくさん出させて頂いた。

まずは、昨年秋のセイタカアワダチソウを片付けるところから始まった、アーティチョークを育てる道のり。
とても、順風とは言えないこれまでだったが、ここで勇気づけのご褒美を頂いた形だ。

ただ、どうやら、花は今年はこの一輪で終わるような気がしている。
というのは、花を付けている苗には蕾があと2個あるのだが、苗自体がとても弱々しいのだ。
残っている蕾は少しガレている。
どうやら、今年のアンティークの花はこの一輪で最初で最後だろう。
アンティークは花を咲かせると、その茎葉が枯れてくるらしい。
通常は枯れても、根元からまた復活するらしい。
ただ、弱々しいこの苗が来年まで生き残るとは限らない。

一方、他のアーティチョークの苗を見ても、元気いっぱいとは言いがたい。
ここに見える2本の苗だけが、今のところ元気なアーティチョークだ。

そして中には、こんな惨めな枯れ姿になったものもある。
この苗は、6月アブラムシにやられる前までは、最も元気だった苗。
6月の終わりには完全に枯れた。

アーティチョーク育て、今回はしっかり感激させてもらったので、これからも困難にめげずに頑張ろう。

2015年7月27日月曜日

葉が食べれそうな、リーフチコリー“da campo”。

スイスチャードと同じ時期に種をまいたリーフチコリー
今こんな感じだ。
今のところ、種袋にあるような葉の切れ込みがない。
葉も柔らかくて、今なら葉が生でも食べれそう。

リーフチコリーも初めて育てる野菜なので、収穫の時期も分からないし、食べ方も分からない。

頂いた種袋にははda campoという記載があり、これはタンポポそっくりの野生種らしい。
リーフチコリーには多くの種類があるらしい。
これは“da campo”という種類らしい。

da campoという種類は野生種なので育てるのは極めて簡単とのことだ
リーフチコリーには色々な種類があり、通常はその名のように、葉を食べるらしい。
ただ、ネットで最初調べた時は、私が植えたda campoというタイプは、タンポポに似ていて根を食べると記載があった。

しかし、この葉の状態から考えて、ダイコンやニンジンのような大きな根が出来るようには思えない。
もしかしたら、最初に見た記載は、葉と同時に根“も”食べれるということだったのだろうか?
ということで、数本を抜いてみた。
やはり根は小さい!
葉は、種袋の写真のようなタンポポのようなギザギザがない。
ネットの写真で見る限りでは“カタローニャ”という種にそっくりだ。
“カタローニャ”は葉を食べるリーフチコリーなのだ。
こんな小さな根はとても食べれそうにないが、葉っぱなら十分食べれそうな気がした。
そこでさっそく1枚かじってみた。
苦い!
どうやら“生”には向かないようだ。

そこで、もう一度ネットで調べてみた。
写真で見る限り、我が家のリーフチコリーは“カタローニャ”といわれる種そっくりだ。
この種の葉は、生や炒めて食べるそうだが、生では若干苦いと書いてあった。

我が家のリーフチコリー“da campo”。
葉の形状から、“カタローニャ”と変わりないと判断した。
炒め物にするのなら、全く問題ない感じだ。

ということで、明日にはリーフチコリーの炒め物が食卓に載るに違いない。

2015年7月26日日曜日

台風12号。紫色の沖縄オクラ&ウリズン豆。

今回の台風12号は小型の台風だが、今日の夜には最接近しそうだ。

しかし、朝は青空、風もほとんどなく、嵐の前のクマゼミの喧噪。
真夏の朝だ。
折角の日曜日、あまり暑くならないうちに、近場の山歩きにいきたいのだが、家人は今のうち、と洗濯ものを干すのが忙しそうだ。
どうやら福岡地方のの梅雨明けはこの台風が去ってからということになるのだろう。

さて、こちらは皆さん見慣れないと思われる紫色のオクラ

沖縄のオクラとして苗を売っていたのを、今年初めて1本買って植えてみた。
植えたのは5月中旬。

こちらは、この時期に収穫が続いている普通のオクラ
見比べてみると、実も茎も枝も色が違う。
ただ、色以外にはほとんど違いがない
味の違いもほとんど分からなかった。
よく見ると葉の付け根に紫色をした部分が若干ある。
紫色の沖縄オクラは、この気質が前面に出てきたのだろうか?
通常のオクラは、種から育てて10本余りの苗を育てているので、最近は2日に1回程、大きくなり過ぎないうちに収穫している。
今のところ、ハスモンヨトウなどの芋虫被害もなく順調だ。
この時期は、生でそのまま食べても、ミョウガやオカカと会わせてもらっても美味しい。


一方こちらは、ウリズン豆(四角豆)
10日程前に花が咲いていたが、あっという間に小さな豆がその姿を現した。
小さな豆だが、もう四角豆の形になっている。
ウリズン豆は2本の苗を植えているのだが、どちらもイチジクや青シソの勢力に負けて、元気いっぱいという状況ではなさそうだ。
奥の竹支柱に絡んでいるのがウリズン豆の蔓。
この感じだと、沖縄オクラも四角豆も収穫量は少ないだろう。
それでも、時に珍しい野菜が食卓の端っこに乗ってくれると、楽しくなりそうだ。

さて、暑くても足は山に向いた。
今年はまだ暑さに負けていないみたいだ。
今日は少し雲がかかりそうな昼頃に、飯盛山に登ってきた。
ここ数年、蝉の住処が変わってきているのを痛感する。
町中では圧倒的にクマゼミが多い。
以前は、町中でも多かったニイニイゼミとアブラゼミは山里に移ったようだ。
彼らの鳴き声に囲まれての山歩きでは、小学生の頃の夏休みを思い出す。
子供ながらにクヌギの木の甘い蜜の匂いで、カブトムシやクワガタが居るかどうか判断していた。
山に登り始めにも降りてきたときも、虫取りに来ていた同じ親子連れに出会ったが、収穫はなかったみたいだ。
確かにクヌギの木はあったが、虫が居そうな匂いがしなかった。

2015年7月25日土曜日

臭い!この暑さで保存中の野菜が腐れた?傷んだのはデストロイヤー?それとも種取り用のズッキーニ?

蒸し暑い日が続いていたが、昨日からは本格的夏で暑い!

こんな日は、保存野菜が傷み易くなる
そこで、鼻をクンクンさせて、傷んだ野菜の早期発見に努めているのだが。

しまった!
臭う。と思ってその場所に行ってみたら、少し発見が遅れたようだ。
野菜に被せていた新聞紙も敷いていた新聞紙も、どちらももう十分に濡れていた
ということは、ここに腐った野菜があるということ。
更に腐った液が付いた野菜は菌が伝染して極めて腐り易い状態になっているということだ。
 この新聞紙の下には、種取り用のズッキーニと、小ぶりなデストロイヤーをたくさん置いていた
デストロイヤーが腐っても、こんなに水分が出ることはあり得ない。
ということは腐ったのはズッキーニ?
ここには下の段にデストロイヤー、上の段にズッキーニを置いていた。
野菜を保存するスペースがあまりないので、2段にせざるを得なかったのだ。
 まずズッキーニを調べてみた。
緑と黄緑のズッキーニは1個づつしかないので、これらは種取りがうまくいくように少しでも長い時間保存したいと思っている。
まず、この2個を念入りに調べた。どこを見ても腐れていない
白ズッキーニもパッと見た感じでは、腐れているところが分からなかった。

そこで、まさかと思ったが、その下に置いているデストロイヤーを見てみた。
デストロイヤーは大量の腐れた液で濡れていた
ということは、大量のデストロイヤーが腐れたのだろうか?
これだけ濡れている原因がデストロイヤーなら、腐れている芋はたくさんあるはずだ。
そこで、1個1個調べてみたが、濡れてはいたが、腐っている芋は一つもなかった

ならばということで、もう一度ズッキーニの方を見てみた。
ここで、犯人がやっと分かった。
白ズッキーニだったのだ。
このズッキーニ、果柄は完全にウェットな感じで腐っていた。
そして、果柄から10cmほど内部は完全に腐れていた

ということで、このズッキーニは即ミミズ君の餌になった。

一見、腐れているようには見えなかった白ズッキーニ。
果柄がビッショリ濡れていた。
実の中が腐り、ここから液が浸み出ていたのだ。
種も一応チェックしてみたがまだ使えそうなものはなかった。

犯人が、白ズッキーニということは不幸中の幸いだった。
種取り用に残している白ズッキーニは、畑にまだ4個もある。
すぐに、そのうち一番小さな1個を取って来た。
畑と家の中とどちらが種取り用の保存としていいい環境なのか分からないので、とりあえず1個は家の中においておきたかったのだ。

下の写真が、今日取ってきた新しい白ズッキーニが加わった、家の中で管理している種取り用の3個のズッキーニ
果たして次に腐れ始めるのはどのズッキーニ? そして、それはいつ頃?
腐れる時期を少しでも先送りにしたいものだ。
種取り用のズッキーニが腐れ始めるかどうかを判断するのに注目しているのは果柄の部分だ。
今日取ってきたばかりの白ズッキーニの果柄はもちろん濡れている。
このまま乾いてくれれば嬉しいのだが。
黄緑ズッキーニの果柄は乾いているが、緑ズッキーニ(写真左)は怪しい。

ここが乾いた感じになれば、しばらく博されることはないと思っている。
黄緑ズッキーニは今のところ問題なさそう。緑ズッキーニの果柄はまだ乾ききっていない。ちょっと心配だ。
今日取ってきた白ズッキーニの果柄がどんな風になっていくかは、これから特に注目して見ていこう。


もちろん、無事だったデストロイヤーや緑や黄緑のズッキーニも、腐れた液が付いていたので、一度きれいに水で洗い、拭き取り乾かした。

今日の暑さでは、昼間、1時間も畑に居ることが出来なかった。
すぐ水のシャワーを浴びたが、すぐに体温が上がってくる感じだ。
せめて、人間だけでは腐ることがないように、冷えたビールで体温を整えよう。

2015年7月24日金曜日

スイスチャードの収穫第1陣、種まき第2陣。アーティチョークの花は本当に咲くのかな?

こちらは、サボテンか、何かの花のように見えるが、我が家で育てているアーティチョークの蕾が開いたものだ。
これ自体が花のように見えるが、これは開いてきたガクだ。
1ヶ月近く前にこの蕾もみつけた。見つけたときはこんな状態だった。
6月終わりのこの写真では、外側のガクが1〜2枚開き始め。
アーティチョークを食べるときは、これくらいの状態で収穫するのだろうか?
そして、7月10日にはこんな感じだった。
ガクが1枚、また1枚と開き始めているのが分かる。
それにしても、その動きはスローだ。
確かに少しずつ、その蕾は開いている。
今日の写真(一番上)ではそれ自体が花のように見えた。
ただ、開いているのはガクと呼ばれる部分だ。
アーティチョークを食べるときは、このガクを食べるのだそうだ。

もうすぐ、開いたガクの内側から花が見えるようになるのかもしれない。
だが、苗自体もそんなに元気とは言えない状態で、アーティチョークにとって苦手といわれる日本の暑い夏が始まった。
今の状態から本当に花が咲くのかが、やはり心配だ。
小さくてもいいから、何とか花を見せてほしいと願っている。


さて、スイスチャードという野菜。
これまで育てたことがなかったが、ホーレンソウと同じように育て、食べることが出来るようだ。
そして、ホーレンソウより便利なのはいつ種まきをしても育てることが出来る野菜ということのようだ。

確かに、5月の終わりに種をまいたものが、葉っぱ野菜が少なくなるこの時期に収穫できるようになった。
そこで、昨日は第1回目の収穫&試食をした。
そして今日は種まきの第2陣をおこなった。

スイスチャードの種を撒いたときは、まず種を3時間水に浸けておいた。
この時期に育てる葉っぱ野菜は、虫除けのネットの中がいいだろうと考え、筒型のランドリーネットで虫除けができる、土嚢袋に種を撒いた
すると、1週間後(6月初め)に下の写真の様に芽を出した。
出て来た芽も、ホーレンソウにそっくりだった。

そして下のような、ネットを被せ虫除けをしていた。
時々、外側から苗の成長を眺めていた。
そして、昨日見てみると、こんな奇麗な葉に成長していた。
そこで、即収穫だ。
まずは、3束程収穫し、ホーレンソウと同じように卵に和えて料理してもらったが、味の方もホーレンソウそっくりだった。
貴重な葉っぱ野菜の一つとして、夏場にも十分使えそうだ。

このスイスチャード、種まきをして2ヶ月余りで収穫出来たことになる。
種は、まだたっぷりあるので、さっそく今日種まきの第2段をおこなった。
前回、水に浸けた種を使って発芽率が良かったので、今回も同じようにして撒いてみた。
うまく行けば、9月にはこれらの収穫が出来るはずだ。
今回も3時間程水に浸けたあと、撒いてみた。

2015年7月23日木曜日

シマミミズ寿命実験第5弾25ヶ月目は、先月より1匹減ったが36匹(生存率90%)皆元気。福島山歩き(東吾妻周辺)

今日は先日の3連休の山歩き3日目、東吾妻山の周辺の写真を紹介しよう。
ここは、東吾妻山と、火山活動で現在立ち入りが出来なくなっている一切経山の間にある鎌沼
こちらは、火山ガス(二酸化硫黄)が噴出して、火山警戒レベル2とのことで、この春から立ち入り規制されている一切経山

ここは酸ヶ平。その向こうが一切経山。
遠くに避難小屋が見えているがそこから先は立ち入り禁止だ。
本当は、ここから一切経山を経由して五色沼に抜けてみたかったのだが。。
一切経山の向こうには“魔女の瞳”と呼ばれる五色沼がある。
裏磐梯の五色沼のような湖沼群ではなく、一つの池だ。
今回は立ち入り禁止区域の関係で行けなかった。別ルートからは行けるので、次回の楽しみにとっておこう。

こちらは酸ヶ平から引き返す途中の鎌沼。
そのまま引き返すのが勿体ないような景色なので、しばらくこの辺りで休憩した。



さて、40匹で始めた寿命実験第5弾、平均寿命のこれまでの記録2年3ヶ月、にもうすぐ追いつき追い越しそうだ。
今日は2年1ヶ月目のチェックになる。

と、観察小屋を見てドキッ!極めてウェットな環境になっている。
今日のような蒸し暑い天気、一つ間違えば観察小屋全滅なんてこともあり得るのだ。
環境悪化で、ウジも発生していた。
 これじゃ、卵胞や赤ちゃんを数えるのは無理だ。

そこで、大人ミミズだけを何とかセレクトした。
ミミズ君たちは元気だったが、どう数えても1匹減っている
環境は悪化しかけていたが、ミミズ君は何とか1匹の減少ですんだ。
これから益々暑くなると、観察小屋の環境を維持するのが大変になる。
ということで、
シマミミズ寿命実験第5弾25ヶ月目は、先月より1匹減って36匹(生存率90%)だ。
これからの暑い時期に環境悪化さえ起こらなかったら、この観察小屋で、我が家のシマミミズの平均寿命の記録(27ヶ月)の塗り替えはまず確実だろう。