2017年5月31日水曜日

2017年5月の菜園&シマミミズ。

今年もこの時期、春ウコンの花が綺麗に咲いている。
それにしても天気続きで、地面はカラカラだ。


さて、5月に入ったら、野菜の収穫が忙しくなった。
期待のデストロイヤー、第1陣と2陣は順調に収穫できた。
第1陣では15cmの芋が採れた。

期待していなかった玉ねぎは、予想以上の出来で嬉しかった。

ブロッコリースペインキャベツは中旬から順調に収穫できている。
結球を作らないタイプのスペインキャベツも大好きな野菜だ。
ただし、とても食べる方が追いついていない。

Beetrootも数回収穫できた。
ただし、プランターに育っていた小さなBeetrootを玉ねぎを収穫が終わった畝に移植したものは悲惨な結果となった。
初めて育てる野菜では、こんな失敗が付き物だ。
横の方にある種から育てた苗は元気だが、移植した苗は全滅。
土には充分水を与えていたのだが、移植苗では水を吸い上げきれなかった。
どうやら、Beetrootは移植には向かなかったようだ。

ゴボウ栽培は、いつものビニール袋やダストボックスで育てているゴボウの苗は順調のようだ。
こちらはビニール栽培の長ゴボウ。
今のところ順調に育っている。
ところが、今年初めて挑戦している波板栽培ではたくさん出てきた芽を、そのうち芽掻きしようなんて気楽に思っていた。
芽が出た時はきちんと等間隔で、20本くらい出ていたのだが。。。
時に水やりをしているつもりだったが、やはり水不足?
出てきた芽が自然芽掻き状態で1/5くらいに減ってしまった。
波板の上に残った芽は、気づいた時にはわずかに数本。
真ん中に長ゴボウ、両端に短径ゴボウの種を蒔いていた。
どうやら残ったのは短径ゴボウの苗のみ?

トウモロコシは、順調に芽出しが出来たとは言えなかったが、芽が出てきた苗は順調に根付いて、今では雄しべや雌しべが見えるようになった。
ここまでくれば、やはり虫被害の少ない綺麗な実を収穫したい。
雄しべは伸びたものから切り取って、人工授粉させている。
切り取った雄しべ。
このまま切らずに置いておくと、ここから大敵、アワノメイガの幼虫が入ってくるらしい。


さて、第2菜園の笹竹を取り除いた場所に作った新しい畝では、野菜が順調に育つか少し不安だったのだが、心配ご無用のようだ。
どの野菜も、まずまず順調に育っている。

こちらはズッキーニ
葉が大きくなると、影に隠れて、成った実を見落とすことがある。
ズッキーニはここに来て、急速に収穫が増えて来た。
でも、1〜2日収穫時期が遅れると、手前の1本のようにすぐ巨大になってしまう。
白ズッキーニは、これくらいの大きさでも美味しく食べれるのだが、緑はダメだった。

デストロイヤー、カボチャ、ヤーコンなども順調のようだ。
つくね芋や里芋は第1菜園同様、芽出し率が低かったが、これは笹竹を取り除いた状態の土とは関係ないようだ。

リーフチコリー、ホウレンソウ、ルッコラ、シュンギク大部分がトウが立って食べれなくなった
ただ、リーフチコリーだけは苗の下の方にある葉が、まだまだ食べれる状態だ。

エンドウ豆と空豆は順調に収穫できたが、中旬にはほぼ収穫終了した。
絹さや以外は収穫できる適期が、短いのが残念だ。
どの豆も、今年は種取りに挑戦している。

ところで、2月からEMボカシ堆肥作りに挑戦していたが、うまくできたのかどうかよく分からない。
それでも、新しい畝を作る時には、土の中に漉き込んでいる


それでは、定例の[ミミズ小屋の現況報告]だ。
ミミズ君の状態は観察小屋も、ミミズ小屋の方も上等だが、全体のミミズくんの数は、去年の同じ頃よりかなり少ない。
昨年夏のダメージがまだ尾を引いているようだ。

マンションの踊り場に置いているミミズ小屋はこの夏以降2個に絞っている。
金子3段5/12堆肥はバケツに1杯半。ミミズ君は下段に600匹。餌はまだたくさん残って居た。立派な大人と赤ちゃんが中心、卵もそれなり。受け皿には10匹ほど。上、中段のミミズ君たちも元気そうだった。餌は日々出る野菜屑、この時期は豆の皮なども多かった。
箱3段5/27堆肥まずまず、バケツ1杯。下の段には2匹。ほとんどのミミズ君は中段より上に移動していたようだ。下段に降りていた数匹は完全に干からびていた、全体的に環境が少しドライ過ぎかもしれない。新しい上段には餌としてジャガイモの皮や葉っぱ野菜の屑を入れたが、ミミズ君が全くいないのはかわいそうと思い、別の畑に撒かれる前のミミズ堆肥から赤ちゃんミミズを300匹分別して、一緒に上段に入れておいた。

畑の側のミミズ小屋も3個。
どんぶり1号5/9堆肥は黒々として上等バケツ2/3杯。下段には大人中心約300匹、受け皿には30匹、液肥は中等量。中段上段にもミミズ君が多い。餌は解凍梅。
どんぶり2号5/16下段にミミズ400匹、赤ちゃん、子供も多い。受け皿には30匹の大人が居た。中段、上段にもそれなりに移動しているようだ。堆肥はまずまずバケツ2/3杯。餌は解凍梅とブロッコリーの茎葉。
ボックス3段5/26堆肥は上等、バケツ1杯。下段には大人中心に約400匹。受け皿には大人約30匹。解凍小梅、ジャガイモの茎葉。

次に、[観察小屋の現況報告]だ。
今行っている実験は、2個の寿命実験と久しぶりにミミズくんの餌実験「米ヌカ」。
35匹寿命実験337ヶ月半5/148匹(生存率22%)で変わらず。
50匹寿命実験441ヶ月目5/21ミミズ君は17匹(生存率34%)で変わらず。
ミミズくんの餌実験「米ヌカ」5/27ミミズくん20匹は元気だったが、餌は半分も食べていない感じ。もう1ヶ月後にもチェック予定。

2017年5月30日火曜日

ビワの実を初収穫。柿とミカンの木に藥かけ。果樹園の近くの真竹は短く切って、節を破壊して中にラウンドアップ。

今日は、果樹園でひと仕事

まず、最初の仕事はビワの初収穫。
今年は、背が届くところのビワは摘果してみた。
その効果だろうか、例年より少し大きめの綺麗なビワが収穫できた。
売り物のような立派なビワではないが、まずまず甘くて美味しいビワが収穫できた。
小さな実の時期の摘果は、来年からもやっていくことになりそうだ。
我が家のビワの木は背が高く、上の方の実は鳥が食べ、下の方の実は人間が食べている。
もうじき、たくさんの鳥たちが集まってくるに違いない。
下の方に成っている実だけは、鳥に食べられる前に収穫しよう。

次の仕事は、大梅のチェック
大梅の木の下では、落ち梅がいっぱいになってきた。
梅漬けのための大梅を収穫する日をいつにするか決めるために見に来たのだが、この感じだと今週末にはもう収穫しても良さそうだ。
で、今日はミミズ君のために落ち梅を少し収穫して帰った。
持ち帰った落ち梅は、一旦冷凍し、時期を着て解凍してミミズの餌にしている。
ビニール袋には、今日収穫したビワが入っている。
どちらにせよ、3本の元気な大梅の木には、とてもたくさんの実が成っていて、恐らく今年も1/3くらいの収穫で手一杯になりそうだ。
残した大きな立派な実を全て自然落下させてしまうのは、ちょっと勿体無い気がする。

こちらは、小さな実をつけ始めた柿の木だ。
今日は、柿の木とミカン類に薬剤散布も行った。
菜園の方に薬剤を散布したことはないのだが、果樹園にはやはり必要だと思っている。
極端な害虫被害に遭わないように、小さな実の時に1回だけ薬剤散布するようにしている。

そして最後の仕事は、果樹園の方に侵入してくる真竹対策だ。
こんな感じで、生えて欲しくないところに真竹の新芽がたくさん出ている。
この辺りの出てくる真竹は、可能なら根の方まで枯らしたい。
で、地上から10cm程度のところで切った後、鉄柱で節を破壊。
節を破壊した竹に、ラウンドアップを流し込んでいる
今年初めて行っているこの方法。
根まで枯れてくれるのではないかと思っているが、どうだろう?

さあ、この週末は、我が家の果樹園での最大のイベント、大梅収穫と梅漬けが待っている。
気合を入れて頑張ろう。

2017年5月29日月曜日

四角豆のポット苗を畝に移植終了。で、蔓野菜用の畝に全ての苗の植え付け完了だ。黄緑に続いて緑ズッキーニを収穫開始。

こちらは今日の収穫ズッキーニ
これまで収穫してきた、黄緑ズッキーニや花ズッキーニに続いて緑ズッキーニの収穫第1号がお目見えだ。
これからは、いろいろな種類のズッキーニが加わり、食卓が賑やかになってきそうだ。


さてこちらは、2列ある蔓野菜用の畝
こちらはやや小さめの蔓や採用の畝。
手前に大きく成長しているのはインゲン&モロッコ
こちらの畝はまずまずの長さ。
苗が見えないところにも、小さな苗の植え付けが終了した。
蔓野菜専用の畝を2畝作ったのは今年が初めてなので、期待している。

蔓の誘引有明海で使われたノリ網笹竹支柱だ。
こちらは、時間差で種まきした中で、最初のポット苗を移植したゴーヤ。
去年は冬瓜と競合したゴーヤ、今年はのびのび育ってもらおうと思っている。

こちらは、ピクルスにも使えるミニキューリだ。
小さな実を付け始めているので、あと2週間もすれば収穫開始だろう。
こちらはツルムラサキ
ポットからではなく、自然発生苗をいくつか移植した。
こちらは収穫する葉っぱ野菜がないときの緊急避難用野菜?
ツルムラサキはミミズ堆肥を撒いたところには、どこでも発生している力強い野菜だ。
ポットの外側に見えるたくさんの芽が、ツルムラサキの自然発生苗だ。
残念ながら、ほとんどが雑草扱いとなる。
特に今年期待している蔓野菜は『四角豆』なのだが、今日これらも畝に移植終了した。
で、全ての蔓野菜を所定の場所に植えつけた形となった。
こちらがポットで育てていた四角豆の苗。
まだ小さいが、芽さえ出てくればあとは心配ないだろう。
こちらが植え終わった四角豆の苗。
去年は冬瓜と、ゴーヤの勢いに押されて、ほどほどの収穫に終わった四角豆。
今年はお裾分けできるくらいの収穫を期待している。

最近は少雨で、水不足での苗へのダメージは少し心配だが、2週間もしたら、キューリやツルムラサキ、インゲンを皮切りに、次から次と蔓野菜の収穫が始まるに違いない

2017年5月28日日曜日

種から育てたブロッコリー類は収穫が始まっている。時間差種蒔きをしたのでしばらく楽しめそう。イタリアンパセリは挿し芽に挑戦。ハナミョウガ。

こちらは、今日立花山で見かけた『ハナミョウガ』の花
この時期は綺麗な花を咲かせるハナミョウガ。
夏になると緑の実を見せ、秋になると赤い実になる。
小さなせせらぎには、名も知らない花びらが流れていた。


さて、種から育てる野菜を収穫するのは嬉しい。

ブロッコリーや茎ブロッコリーは1月に温室の中で種を蒔き、2週間ほど前から収穫できている。
写真では分かりにくいが、20cmを超える大きさだ。

茎ブロッコリーもいい感じで収穫できている。

それらの苗が育っている、防虫ネットを掛けた畝はここ。
もうしばらくは、ここでの収穫が続きそうだ。
苗を植えた時は、とても弱々しい苗だった。
ここまで大きくなったのにはちょっとビッックリしている。
この畝ではスペインキャベツも大きく育ち、少し狭苦しそうだ。
時に大きな葉を収穫して帰るが、とても収穫が追いついていない。

これらのブロッコリー類が収穫できなくなった頃、次の陣が収穫できるように時間差で種を蒔いているので、苗がこんな感じで控えている。
このくらいの大きさになると、急に成長のスピードが上がる。

そしてそのあとも、第3陣が別の防虫ネットの中で少しづつ大きくなっている。

さらに、次の植え付け場所を待っている小さなポット苗も待機中だ。
これらのポット苗は、昨日デストロイヤーを片付けた畝に植える予定だ。
少しでも、好きな野菜を途切れずに収穫し続けること。
これも私にとって大切な課題なのだ。


さて、途切れず収穫できれば大変重宝する野菜、イタリアンパセリ
いつでも少しづつ収穫できる状態にしておきたいのだが。。

昨秋種を蒔いたイタリアンパセリは、数個のプランターで小さな苗の状態で冬を越し、今はこんな感じで収穫できている。
3月くらいから、毎日収穫できる状態が続いているのだが。。

でもよく見ると、もう、蕾が見える
当然こんな場所の茎は硬くなる。
これからは、葉のみを収穫していく形になるのかも。

次回の種まきは9月に予定しているので、何とか今の苗たちには、もうしばらく頑張ってもらおう。
ただ、夏から秋にかけてがちょっと不安なので、試しに水の中で根を出させて挿し芽することをやってみることにした。
これまでやったことがないこの方法。
水の中で根が出てきたら、それを挿し芽にするのだそうだ。
うまくいきそうな気がするが、どうだろう?
そういえば、サツマイモの挿し穂も、天気のいい日に挿し芽すると、水不足でそのまま枯れることがある。
しかし、水の中で根を出させた後に植え付けるやり方だとうまくいくことがわかった。
サツマイモの挿し穂は、これからこの方法で、根が出た後に挿し芽しようと思っている。

2017年5月27日土曜日

思ったより立派だった玉ねぎの収穫。ほぼ予想通りのデストロイヤー第2陣の収穫。シマミミズの餌実験『米ぬか』の結果は?

玉ねぎは今年植えた苗が少なく、ちょっと心配していたのだが、先日近くのおじさんに立派な玉ねぎをたくさん頂いて、まだまだ消費しきれていない状態。
頂いたのは、大きくて甘い立派な玉ねぎ。
もちろん無農薬で、ボカシ肥料をたっぷり与えて育てられたとのこと。

で、我が家の赤玉ねぎの収穫が遅れ気味?になった。
それでも下の写真のように茎がたくさん倒れてきたので、慌てて収穫だ。
茎が1/3倒れたら収穫適期と聞いていた。
ということは少し遅すぎた?
こんな感じで収穫出来たものは合格。
しかし、抜いたものの中には、大きくなりすぎて、お尻から割れ初めたものもあった。
玉ねぎは、基本的に大きくなり過ぎたものは味が落ちる。
こうなると、明らかに収穫遅れだ。
収穫した玉ねぎは、一部は家に持ち帰り、他はネットに入れて吊るしている。
早速、今夜生でスライスしたものを食べてみたが、なかなか美味しかった。
我が家には風通しの良い場所があまりないのが残念。

昨年12月に苗の植え付けを終わった後、なぜか60%くらいしか根付かなかったので、根付いた玉ねぎもきちんと成長するかちょっと不安だった。
しかし、予想したより立派な玉ねぎが十分量収穫出来て嬉しかった。
収穫時期が1週間ほど早いと、もっと良かったのかもしれない。


さて、デストロイヤーの収穫第1弾が終わったばかりだが、第2陣で植えたものも急に茎葉が枯れてきたので、今日はこちらを全部収穫して帰った。
いつものように、持ち帰った芋は新聞紙の上に広げてしっかり乾燥させている。
第1陣のように15cmに届くような大きな芋はなかったが、それでもまずまず上等だ。

ところで、1ヶ月ちょっと前に、20匹のシマミミズくんに参加してもらって、ミミズ君の餌実験『米ぬか』を行なった。
米ぬかとともに。わずかに加えていた元々のミミズ堆肥に種が入っていたのだろう。
さあ、中の様子はどうだろう?
内容を皿に取り出してみた。
米ぬかは、少しは食べられていると思うのだが、かなり残っているようだ。
カビも一部に見られた。
ちょっと乾燥気味で、ミミズくんにとってはあまり良い環境ではない。
米ぬかにはカビが生えていたが、発酵はしていなかったみたい。
取り出したミミズは、20匹で変わりなかった。
いい環境ではなかったと思われるが、最悪の環境でもなかったようだ
妊娠ミミズは1匹のみ。
堆肥の出来も今ひとつだったので、内容を崩してミミズくんも20匹そのまま元の観察小屋に戻しておいた。
水を加えすぎると発酵して環境悪化しそうだ。
で、少しだけ水を加えておいた。
1ヶ月後くらいに、米ぬかが完全になくなって堆肥化されているかどうか再度チェックしてみよう。
問題なく米ぬかを食べるようだったら、冬の寒い時期に保温を含めてミミズくんに米ぬかを与えてもいいのかもしれない