こちらは宿根株に出ている新芽。
この芽の茎元はすでに少し膨らんでいる。 ただ、宿根株の苗に出来る茎元は1年株に出来る茎元ほど美味しくない。 |
いつもなら、この秋種まきをした苗にも膨らんだ茎元を見れる時期なのだが、今年は違う。
苗も小さいが、茎元も細い。 最初に蒔いた種からの芽が猛暑で育たず、遅い時期の追加蒔きのためだろう。 |
それでもこれからの成長を見込んで苗周囲の雑草取りと、茎元に土寄せ、周囲に肥料やりをしておいた。
今から急速に成長してもらって1月頃収穫できればと思っている。 |
ところでシマトネリコという植物は力強い。
十数年前、一時ブームを迎え家の庭先やマンションの前にその苗木を見ることが多かった。
我が家でも仕事場のシンボルツリーとして1本育てたのだが、大きくなり過ぎ。
こちらは5年前の6月、仕事場で育って満開になっていたシマトネリコ。
花の後には種が出来、結構遠くまで飛ぶようだ。 木の下だけでなく、結構離れたところにも芽が出ていた。 |
そんな飛んだ種から仕事場の屋上にも土がないところに小さな芽を出し、年々少しづつ大きくなっていた。
このシマトネリコをプランターに移してやろうとコンクリート板を剥いでみると、その下に広く根を張っていた。
そんな根をある程度切って、高さ1mほどの苗木を大きな不織布プランターに移植したのが2022年。
根を広げ必死に栄養を吸収したのだろう。 物凄い生命力だ。 |
そんな根をある程度切って、高さ1mほどの苗木を大きな不織布プランターに移植したのが2022年。
そして、私が退職して糸島の段々畑の方にこのプランターのシマトネリコを移植したのが2023年の4月。
その時はまだ高さ1mちょっとだった。
丁度、新居の西側に置いていた電気装置などが、西日で被害を受けそうだったので、日除けに何か植えようと思っていた。
段々畑の一の段にあったシマトネリコが2mちょっとまで背を伸ばしていたので適任と思えた。
もちろん根も張っていたので、かなり根を切って今日庭の方に移植した。
生命力が強いシマトネリコなので、枝は落とさず移植しようかと思ったが、強風で倒れるのも嫌なので枝落としと支柱固定はやっておいた。
こんな日が少しでも長く続けば嬉しいのだが、昆田は寒い冬がすぐやってくるのだろう。
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