2025年2月27日木曜日

去年の夏全滅し種芋がなくなったキクイモを知人から分けてもらったので、さっそく土嚢袋などに植え付け。

大好きな空豆の一番花が咲いた。
2年間、サルや鳥被害でほとんど口に出来なかった空豆。
今年はやや密集気味だが、順調に育っているので収穫までたどり着きたい。

さて、キクイモは15年ほど前ネットで少量の種芋を買って、今は手放した第2菜園で育てていた。

キクイモの主成分はイヌリンで糖尿病によいとのこと。
通常の芋類と異なり、デンプンはほとんど含まれない。
料理としては牛乳煮、バター焼き、フライ、スープ、味噌漬け、煮物などが紹介されているが、我が家ではもっぱら味噌漬けで食べていた。
また、葉や花は乾燥し茶として使用していた。
春には虫がまだ付いていないきれいな葉を収穫してお茶にしていた。
秋にはこんな感じでキクイモ花茶を作っていた。

ただ、話には聞いてはいたがキクイモはその生命力が凄すぎて、完全な収穫は不可能で、取り残した芋が種芋となりどんどん勢力を広げ、他の野菜にとっては迷惑な存在になっていた。
こちらはジャガイモを育てていたマルチを張った畝。
植え付け穴からジャガイモの苗を押しのけるようにキクイモの苗が出ていた。


そこで、2年前今の段々畑にキクイモを移す際、斜面の下の方に数枚重ねた雑草除けシートの上に植え付けた。
この場所での1年目は、サルに食べられる被害はあったものの丁度いい収穫が出来た。

しかし、2年目(去年)の夏、それまで問題なく育っていたキクイモが全滅した。
雑草除けシートの上の土の量が少ないため暑く雨が降らなかった夏の時期、土が完全に乾燥してしまったのが原因だ。
去年の夏は他の野菜に水やりするのが精一杯で、生命力が凄いので心配ないと思っていたキクイモには手が回らなかったのだ。

それで、何とかキクイモの種芋を手に入れたいと思って、マーケットの野菜売り場を見ると、角を包丁で落とし、皮も少し削ってすぐ料理できるようなものしか売っていなかった。
そんな芋は値段は高いが種芋としてはイマイチで、買わずに様子見にしていた。
そんな話をしていしていたら、オババの友達から立派なキクイモを分けていただいた。
掘り出したばかりの種芋としては完璧な芋だ。
さっそく、土嚢袋など増殖しても心配ない場所に植え付けた。


お陰で、今年もまたキクイモ葉のお茶、キクイモ花茶、そしてキクイモの味噌漬けが手に入りそうだ。

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