2025年10月31日金曜日

コンニャク作り開始。

you tubeで調べるとコンニャクの作り方は色々あるようだが、これまで食べた一番おいしいと思えるコンニャクは畑友達のおばあちゃんが作って持って来てくれていたコンニャク。

今年はそのコンニャク作りを伝授してもらうことにした。

こちらが、今日のコンニャク作りに使うコンニャク。
10日ほど前に掘り上げたものだが、重さ4.2kgもあった。
ミキサーは使わないとのことだったので、すり鉢とおろし金を用意していた。

今日のコンニャク作りにはこの芋の2/3ほどを使った。
まず、朝一番に消石灰を水に溶かした。

どんぶり1杯山盛りの消石灰に対し、どんぶり30杯の水を加えてかき混ぜた。

よく混ぜても下の方にまだ消石灰は沈殿していたが、このままおばあちゃんが来るまで寝かせていた。

この上澄みを使うとのことだ。
上澄みを濾すのに使った布袋。
この長年使ってきたという袋、トコロテンを作る時などにも使っているらしい。

コンニャク芋を擦るのにはミキサーは使わないと聞いていたのですり鉢を使うのかと思っていたが、おろし金を使った。

今日は準備していた漬物樽を使ったが、たらいの方がやり易いようだ。
ここからは、感覚の勝負。
丁度いい硬さになったと思われるコンニャクを、先日から用意していた箱の中に入れていった。

明日はいよいよ、このコンニャクを羽釜で茹でて完成させる予定だ。
沸騰させないぬるめの湯で湯掻くのがコツとのこと。
出来上がったら、我が家のショウガと合わせて食べてみよう。
明日の酒は美味しくなりそうだ。

ところで、エンドウ豆や空豆を育てる準備を少しづつしている。
今日は、3ヶ所に育てていたゴーヤの1ヶ所を片付けて、グリーンピースの畝にする準備を始めた。


全部は使い切れないと思われるが、陰に隠れていたゴーヤを収穫し、さっそく料理に使っている。

見えないところにも結構実は隠れているものだ。

明日は、今日準備した畝にグリーンピースの種まきをする予定だ。

2025年10月30日木曜日

稲わらをゲット。これから防寒が必要な苗や果樹の苗木の根元に敷き込み。

 昼の暖かい時間、ミモザの葉でキチョウが羽を休めていた。

キチョウは寒さに強いようで、結構秋の終わりまで見ることがある。
クロアゲハも傷めた翅で終わりが近いことを感じさせるが、昼の日差しを喜んでいるようだ。


さて、朝晩が冷えてきて、パパイヤの苗の葉が寒さで弱っているようだ。

そこで、今日は防寒が必要な苗や木のために稲わらをゲットしてきた。
こんな藁は防寒が必要な色々な木や苗木の根元に敷き込んでおいた。
こんなプランターにも根元に藁をしっかり掛けておいた。
そして、そんなプランターをビニールハウスの中に移動させた。

余った稲わらはビニールハウスの中に保管している。
冬から春にかけての野菜作りにもこの藁は活躍するはずだ。

近いうちにビニールハウスの裾も降ろし、破れた部分を補修しようと思っている。

ところで、この時期花期を終えたニラは硬くなってしまうのかと思っていたら、結構柔らかくて立派な葉を付けていた。
で、今日はそんなニラを久しぶりに収穫して卵とじで食べた。

先日からツクネ芋や里芋、サツマイモなどの芋類の収穫も始まり、秋の葉野菜の収穫も始まった。
いよいよ段々畑は収穫の秋といった感じになっているので毎日の仕事が楽しくなっている。

2025年10月29日水曜日

ツクネ芋の初収穫。渋柿を収穫して干し柿作り。

朝晩は冷えてきたが、昼間は上天気。

段々畑の柿が収穫適期になっているので、果樹園にも柿の収穫に行ったのだが、富有柿の方は遅すぎたようで、かなりの柿が落ちた後だった。

こちらは段々畑の柿。
トカドヘチマのパワーにも負けず、今年は大豊作だ。
渋柿の方は、熟れて収穫適期を過ぎた実もあったが、豊作だったので枝切りバサミが届く範囲の実だけを収穫して帰った。

もっと収穫したければ高枝切りのチェーンソーを持っていけば倍以上収穫出来そうだった。
だが、これくらいの収穫があれば我が家で食べる干し柿には十分だ。
で、さっそくこれらの柿を吊るして干し柿作り
朝晩冷え込んできたと言っても、昼間はかなり気温が高く、吊るし柿が傷みそうな気がしたので、さっそく焼酎スプレーもしっかりしておいた。

ところで、秋らしい天気が続きツクネ芋の収穫時期がやってきた。

今日は一の段のこの畝から一株を収穫した。
まだ葉や茎は茶変していないので、若干早いと思われるが、食べたくなったので収穫開始だ。

一株を掘り返したのだが、予想通り10㎝強の大きさの芋が幾つか入っていた。


この時期にこれくらいの収穫があれば満足だ。
畝にはたくさんの苗を育てているので、これからも次々収穫していくことにしよう。

また、後方の果樹の苗木に日陰を作らないように、早めに竹支柱を倒していた土嚢袋に育てていたツクネ芋の育ちも心配だったので一袋をひっくり返してみた

土嚢袋をひっくり返して内容を出したときにはどんな芋が入っているか分からない。
こちらは、ひげ根は凄かったが芋自体は10㎝弱の芋が数個のみ。
畝の芋と比べ間違いなく育ちは悪かったみたいだ。
収穫も早すぎたと思われるので土嚢袋からの収穫はまだ先にやろう。
それでも蔓葉が枯れる頃には大きな芋が収穫できるだろう。

というようなことで、動物にやられなければ、今年もツクネ芋は十二分の収穫になりそうだ。

2025年10月28日火曜日

四の段東にエンダイブ(ほろ苦レタス)の苗を植え付けやミックスレタスの種まき。

昨年くらいから四の段東では、周りの木の下枝を落とし、かなり明るくなってきた。

先日はここに育っていた里芋を全収穫し、今は残っているコンニャクや、ショウガやラッキョウなどが育っている。

先日は直径22cmもあるコンニャク芋を収穫した。
ここにもかなり大きな苗が残っている。

こちらは花が咲く寸前のラッキョウの苗。
今のところ極めて順調に育っているようだ。
そして、今日は下の写真に見える場所を耕し、エンダイブ(ほろ苦レタス)の苗の植え付けなどをおこなった。
植え付けた苗はセルトレイに芽を出していたこんな小さな苗。
これらの苗を、耕して穴あきマルチを置いた畝に植え付けた。

エンダイブの畝の隣にも畝を整えて、ミックスレタスの種をばら蒔きしておいた。

その奥には、先日ホウレンソウの小さな苗を植え付けた畝があったが、残念ながら残っている苗は2本のみ。

こちらは何とか生き残っている苗。
で、この畝の空の植え穴にはホウレンソウの種を3~4粒づつ直まきしておいた。

この冬は、以前より明るくなったこの四の段東で、これまでほとんど育たなかった葉野菜が元気に育つことを期待している。

2025年10月27日月曜日

空豆の種まき。この時期ミゾソバの花がきれい。

この時期、畑の色々な場所で咲いているミゾソバ
こちらはサツマイモの畝に共生しているミゾソバ。
このミゾソバの花は雑草の花の中でも特に好きだ。
この草についてはこの地に来るまでは知らなかったのだが、山地の小川沿いや沼沢地、湿地、水田、畦、湖岸などに自生し、水が豊かで栄養価が高めの場所に群生することが多いとのこと。
我が家の段々畑にはとても相性がいいのだろうか、毎年この時期にたくさんの花を見せてくれている。

さて、昨年豊作だったので、収穫後取り残しの鞘から種採りをしていた空豆
ただ、立派な鞘の豆はほとんど食用に回っていたので取り残した豆はイマイチ?

それでも空豆の種はとても高いので、自家採取した種で苗を確保する予定だ。
こちらは空豆の畝予定地
サツマイモを少しづつ収穫して畝を準備しようとしている。

去年は種を直まきしてうまくいったので、基本的には同じようにしようと思っているが、種はたくさんあったので、今日はポットにも種を蒔いておいた。
畝に直まきする種からの芽出しが悪いときには、こちらのポット苗が活躍するだろう。


ところで、今年大豊作だったトカドヘチマ、まだまだたくさん成っていて我が家では消費しきれないので、今日もお裾分けした。
我が家ではそこまで人気はないが、好きな方はとても喜ばれるので嬉しい。

2025年10月26日日曜日

時期がかなり遅れたがフェンネルの第2陣種まき。ネズミモチの煎じ薬(女貞子)完成。

フェンネルの種まき第1陣は8月31日だった。

種は今年収穫したものだったが、小さ目で芽が出るかどうか不安だった。
何とか10本くらいの芽が育っている。

私は1年目のフェンネルの茎元を食べるのが大好きだ。

こちらは昨年種を蒔いて育てた株に出来ている茎元。
宿年株の茎元でももう少し太く育てば収穫することもあるのだがちょっと貧弱だ。
で、今フェンネルを育てているのは一の段と二の段の間の斜面。
そこは狭いが小さな平地を作って育てている。
以外に狭い斜面の土地は水はけがよく、秋冬野菜はよく育つ印象を持っている。
そして、宿年株の花ガラには今頃になって使えそうな種が出来つつある。

これは結構いい種になる。

そんな種で茶色くなったものを選び、種まき時期としてはかなり遅いと思われるが第2陣の種まきをしておいた。

この時期に種蒔きをしたことはなかったので、これからの育ちに興味を持っている。

フェンネルは通常3月と9月に種蒔きをするが、今育っている苗が少なく来春に食べる茎元が足りない感じなので、この時期に種蒔きしてみた。
果たしてこれから芽出しや育ちはどんな感じになるのだろうか?

ところで、先日から作っていたネズミモチの煎じ薬(女貞子、女貞葉)が出来上がった

羽釜からドロドロには成っていなかったがかなり濃縮したエキスを取り出した。

更にコンロで濃縮させて、最終的に1Lほどの煎じ薬が出来た。

中国では、この女貞子は万能薬として使われている。
私は、風邪を引きそうなときなどにスペシャルティーに少しブレンドして使っている。
暑かった夏が終わり、これから急に寒くなってきそうなので、必要時この女貞子が役に立つだろう。