2025年10月21日火曜日

久しぶりにネズミモチの実や葉で女貞子や女貞葉を作ろう。桜の狂い咲き。

この時期に咲く桜は狂い咲きと言われる。

今花が咲いている木は、今年4月の初めにきれいな花を見せてくれた我が家で一番大きなソメイヨシノ。

狂い咲きの原因は、夏の極端な高温も一因になることがあるらしいが、葉から分泌される花芽の成長を抑制する植物ホルモンが早く葉が落ちてしまうことによって不足して起こることが多いとのこと。
確かに我が家で一番大きなこの桜の木は、3年前に根元付近に群生していた笹竹を掘り起こすときに同時にかなり根を傷めた記憶があり、それが原因で木が弱った可能性がある。しまうのだ
昨年もそうだったが、他の桜の木にまだ葉が残るこの時期に完全に落葉してしまうのだ。
この狂い咲き、まだまだこれからもきれいな花を見せてほしい木なので気がかりな現象だ。

さて、この時期ネズミモチの木には実が付いている。

こちらはネズミモチの実。
ネズミの糞に似ているのでこのネズミモチの名が付いた。
これを煎じて作るのが女貞子

こちらはネズミモチの葉。
これを煎じて作るのが女貞葉
女貞子も女貞葉も、中国では万能薬的に使われているが、日本ではあまりポピュラーではない。

私は以前からこの効用は感じていたので、何度か作ってきた。
半年前に作った時にはネズミモチにまだ実は成っていなかったので女貞葉のみを作った。

で、今日は羽釜に葉と実を入れ炊き始めた。


葉は羽釜に入れる前に、付いているほこりなどが水洗いしながら少しづつ羽釜に入れていった。

こんなきれいな葉ばかりだと嬉しいのだが、収穫した場所によっては結構傷んだ葉もあった。

これまでの経験からは、夜中には火が消えるので朝火を起こし直しながら4~5日で黒いドロドロしたエキスが出来上がると思っている。
炊き出しに使う薪は山ほどあるのでこの後はのんびり仕事だ。

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