間違いなく投入したみみず君が、設定4時間後には7匹皿の上で干涸びて発見されたのだ。
この実験は10日後にチェックの予定だったが1日目にあたる今日チェックしてみることにする。
みみず君が1匹もいなければこの実験は中止だ。
みみず君がまだ中に残っていればどうしよう?
今後実験を続けていくかどうか迷ってしまう。
まずは、みみず君が中に残っている可能性があるので傷つけないように気を付けて端の方から冬瓜を割っていった。
下の写真はみみず君を入れた穴だ。まだみみず君の姿はいない。
もう少し中をのぞいてみるとみみず君の姿が見えた。
大きさからして大人ミミズだろう。
しかし、少し様子がおかしい。余り動かない。少し黒っぽいところもある。
みみず君を外に引きずり出してみた。ほとんど動かない。ひん死の状態だ。
このみみず君は、カチ割った冬瓜のカケラと共にミミズ小屋に戻した。
さて、このようにみみず君がひん死の状態になった原因はなぜだろう?
酸欠?
ならば下の写真のようにどんぶり型に大きくえぐって、ミミズ君を中に入れそのままミミズ小屋の中に置いてみたらどうだろう?
原因が酸欠ならばここに置いたみみず君たちは元気にしているはずだ。
万が一環境が悪くて逃げ出したい時は逃げても干涸びる心配のないミミズ小屋の中にセットしておこう。みみず君は中に10匹元気な大人ミミズを入れておいた。
全く心配してなかったのだが、10分程してちょっとミミズ小屋の中を覗いてみた。
ン〜おかしいぞ!逃げるように外に出ているみみず君が2匹、触ってみたら元気がない。
冬瓜の中に残っているみみず君たちを出してみた。動きが悪くなっている!!
さっそくすべてのミミズを外に救出した。
ダウン寸前のみみず君。発見が早くてよかった!どうやら冬瓜の液成分には一時的にでもみみず君を麻痺させるような物資てがあるようだ。 |
一応このやや大きな塊のままの冬瓜をいつ頃ミミズ小屋のみみず君たちが食べてしまうかも観察してみよう。
ミミズ小屋に塊のまま置いた冬瓜。いつ頃みみず君たちは口をつけるだろうか? |
ここで、思い出した。以前冬瓜をいっぱい入れて「みみず君の餌:冬瓜」をおこなったときみみず君はこの餌の中でダウンしたのだった!!(みみず君の餌:冬瓜については8/17、8/22、8/25のブログに掲載)
以下は8/25の冬瓜実験のブログ記事から一部抜粋だ。
3日前に危機一髪救済出来たと思っていた冬瓜を入れた観察小屋。
環境を少し変えて設定し直したみみずが動かなくなった。
写真には表面で出てきて動かなくなったみみずが4匹見える。
環境を少し変えて設定し直したみみずが動かなくなった。
写真には表面で出てきて動かなくなったみみずが4匹見える。
内容をすべて確認したが、ほとんどのみみず君は伸びきった感じになっていた。はっきり生存を確認出来るみみず君の姿はなかった
冬瓜も与え方によってはみみず君にとってよい餌になることも確認されている。
しかし、以前の冬瓜実験からも、今日の結果から判断しても、みみず君が弱ったのはやはり冬瓜そのものにみみず君に害を与える物質が出ているに違いない。
冬瓜の大量投与はみみず君にとって要注意なのだ。
それにしても、人間にとって美味しく体にも良いとされる冬瓜のどこにミミズ君が受け入れられない成分があるのだろうか?
何とも信じられない!
尚、下の冬瓜の成分表ではみみず君に害となるような成分は分からなかった。
●可食部100gあたりの成分
水分
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灰分
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16kcal
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95.3g
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0.6g
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0.1g
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3.8g
|
0.4g
|
-g
|
-g
|
0
|
1.3g
|
ビタミン | |||||||||
0μg
|
0.1mg
|
1μg
|
0.01mg
|
0.01mg
|
0.4mg
|
0.03mg
|
26μg
|
0.21mg
|
39mg
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無機質 | |||||
ナトリウム
|
リン
|
鉄
| |||
1mg
|
200mg
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19mg
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7mg
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18mg
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0.2mg
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五訂日本食品標準成分表より
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