左に見える種ショウガより新ショウガの方が小さいというのは、やはりちょっと悲しい。 しかし、美味しさに変わりはないのだ。 |
この刺激の強いショウガをみみず君が食べるかどうかの実験を先日設定した。
設定したのは10月16日。使ったショウガは調理が終わったあとの残骸だ。
下が設定時の写真(10/16)
ミミズをたくさん投入して全く食べないと困るので、小さな観察小屋で10匹の青年みみず君に参加してもらった。
さて、3週間経った。外からの観察ではショウガの姿は全く見えなくなった。
それでは御開帳といこう。
まず、ショウガの食べ具合いだが、思ったよりショウガは食べられていた(下の写真、真ん中)。
残っていたのはショウガの薄い皮と僅かな実質部分くらいだ。恐らく8割は食べられていたと思う。
投入したみみず君は10匹が皆元気にしていた。しかし投入したときの青年ミミズがサイズ的に変化ないように見える。ショウガを10匹で精一杯食べたのだろうが3週間でショウガを2割残したのは餌が刺激が強くて若干食べにくかったのかもしれない。正確なところは分からない。
真ん中に見えるショウガの食べカス。ペラペラの薄い皮や僅かに厚さのある破片もある。右のココ繊維は写真では分かりにくいがまだ十分堆肥化されていない。左隅に集めたみみず君は10匹が皆元気にしていた。 しかし大きく成長した感じはしない。 |
一応、刺激の強いショウガもみみず君は食べるという結論でこの実験は終わった。
しかし、同じ10匹が餌を変えればもっとよく食べて、もっと大きくなるのではないか?その辺が気になるので、餌を変えての食べ具合い、成長具合いのチェックをしてみることにした。
餌は日々出る食材で、いつも気にせずミミズ小屋に与えていたキノコ。
普段、みみず君が好んで食べる餌だが、なぜかこれまで「ミミズの餌:キノコ」はやったことがなかった。
観察小屋はショウガのときより3割程容量が増えているが気にならない差だ。
こちらもショウガの時と同じく3週間後にチェックしてみよう。
果してみみず君の太り具合いに差は出るだろうか?
ところで、今日ミミズ小屋(プラコン3号)のチェックをしていて、なぜか虫除けのランドリーネットの内側に逃亡ミミズが数多く干涸びていた。生まれたてのミズアブもダウンしていた。生まれたてのミズアブは餌と水がなくてダウンしたと考えてよいだろう。ミミズの方は何か環境悪化因子があったのだろうか?原因がよく分からなかった。ミミズ小屋の中はややドライ環境で、餌には硬くて食べられていない里芋もあったが、中に居たみみず君は一応元気にしているように見えた。ただ、最近ほとんどのミミズ小屋では繁殖活動が見受けられるのに対し、この小屋では卵や赤ちゃんが見受けられなかった。やはり小屋の環境が今ひとつだったのだろう。干涸びたミミズは食べ易い餌を求めて外に出かけてこうなった可能性が高い。環境改善に冷凍解凍後のキクイモをやや多めに与えておいた。
ミミズ小屋にミズアブの幼虫が増えたため、最近ではみみず堆肥分別を数日かけておこなう光振動法をやめ、1回で完結するようにしている。
その効果でやっとミズアブ幼虫は減ってきたようだ。ただ、ミミズ小屋を開けた瞬間に飛んでいくミズアブや、このようなネットの中でダウンしたミズアブは時折見受ける。
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