2015年3月31日火曜日

2015年3月の菜園&シマミミズ。

3月の菜園では、夏野菜を少しづつ畝に植えている。
こちらはフェンネル。

フェンネルやコールラビなどの今年初めて植える野菜がいくつかあり、これらの成長は楽しみだ。

ジャガイモ(デストロイヤー)は2月に続いて小さな種芋を第1菜園と第2菜園の両方に植えた。
ただ、2月に植えた種芋のうち早めに芽が出たものは遅霜の被害にあってしまった。
天気予報で霜注意報は出ていた。これを無視しての失敗だ。
来年からは霜注意報が出たら、不織布を被せるなどの対処をしよう。
しかし、早いものでは、枯れた芽の間から新しい芽がしっかり出てきている。
これなら、最終的にはそれなりの収穫にはなるだろう。
遅霜で枯れた葉の下から新しい芽が吹き出している。

こちらは第2菜園に植え付けが終わったツクネ芋
ここは第2菜園。竹の支柱を立てているのがツクネ芋の畝。
この時期、色々な芋類の種芋を植え、カボチャやズッキーニの類の種をまいている。


同じく第2菜園には植え付けを楽しみにしているアーティチョークのお陰で、セイタカアワダチソウは少し片付いた
去年の秋、この辺り一面はセイタカアワダチソウに覆われていた。
肥料袋を切って広げたビニールを敷いているところがアーティチョークの植え付け予定地。
この辺りのセイタカアワダチソウはかなり根を掘り起こした。
ところで、肝心のアーティチョークの苗の方は順調に育っている?
本葉が5枚で移植の時期とのことだ。まだまだな〜


収穫の方では、第1菜園パオパオの中で、サニーレタス、ホーレンソウ、ミズナ、シュンギク、チンゲンサイなとが十二分量収穫出来た。
パオパオの中はとにかく元気な野菜でいっぱい。
ミズナとホーレンソウが見えている。特にミズナは凄い。
アスパラは例年より出方が少ないが、ボチボチ収穫を始めている。

ブロッコリーは小さな苗の植え付けもしたが、1月20cm近くまで成長した頂花蕾の収穫をした苗は、その後私には側花蕾を、ヒヨドリには葉っぱを与え続けている。
もう花を咲き始めているので、長い間続いた側花蕾の収穫もそろそろ終わり?



果樹園では、梅の木は剪定後順調に花が咲き、梅は5月の終わりからの収穫が楽しみだ。
同じく剪定後の柿の木は最近新芽が芽吹いている。
一方、なかなか木が太くて剪定するにも躊躇していたビワの木は、オババん家の若旦那が剪定してくれていた。
涼しげになった4本のビワの木。

何といっても果樹園の今は山菜採りの時期なのだが、ダニには要注意だ。
今のところ大丈夫だが数年前は刺された背中が腫れ上がった。
最近は長靴に上下のレインウェア、そしてビニール手袋といういでたちで山菜採りをしている。
こちらは山菜の王様、ダラの芽。
 何といっても天ぷらがおいしい。
それも、杯を片手に揚げた横からつまみ食いするのが最高だ。
ところで、最近ダラの芽にはこんな小さな甲虫がいっぱい付いている。
この虫、ダニのように恐くはないが時には天ぷらの中に入っているので注意して外している。




さて、ミミズ小屋は現在7個。
一方、雑草野菜ミミズコンポストは4個だ。
小屋全体的にミミズ君の数はかなり増えている。また、野菜の収穫が終わったプランターに60匹の元気な大人ミミズや多くの卵胞があった。これは与えたミミズ堆肥の中に含まれていた少数の卵胞や赤ちゃんが半年の時を経て増殖したのだろう。ミミズ堆肥を撒く時、そこにある野菜の種類によってはミミズ君は生きながらえるのみでなく増殖するのだ。


それでは[ミミズ小屋の現況報告]だ。
金子3段3/1下段のミミズ君は大人から赤ちゃんまで全部で600匹近く。今回も中段上段には非常に多くのミミズ君たちがいたのでミミズ君はある程度下から上に移動している。収穫した堆肥上等。餌としてはジャガイモが残っていた。堆肥はバケツ1杯1/2であった。
箱3段3/20堆肥上等、バケツ1杯強。受け皿には250匹。下の段は350匹くらい。上段の方にもミミズ君の移動良好。ここ小屋全体としてかなりミミズ君が増えているようだ。餌はカボチャ、ニンジン、キャベツなど。
バケツ3段:3/18下段にはほとんど餌は残っていない。300匹くらい大人〜青年ミミズ。受け皿にも60匹ほど。上段中段にはかなり多くのミミズ君が居た。餌はカボチャ、サツマイモなど色々な野菜クズなど。堆肥はバケツ1/2杯、上等

どんぶり1号3/1下段には大人中心で50匹、受け皿にも青年中心に10匹。卵胞は少ない、堆肥バケツ2/3杯。中段、上段には多くのミミズ君が居る。餌は解凍キクイモ&梅。ブロッコリーの茎葉、
どんぶり2号3/10下段にミミズ全く居ない、受け皿に5匹。堆肥上等バケツ1/2。中&上段、特に上段にはミミズ君いっぱい。ミミズ君の移動は理想的。餌は解凍キクイモ&梅、ブロッコリーの茎葉。
どんぶり3号3/16 ミミズ君は下段に赤ちゃんや子供中心に80匹、受け皿には大人がに5匹のみ。中段や上段には移動した大人ミミズがいっぱい。堆肥はバケツ1/2杯上等。餌は解凍キクイモ&梅。ブロッコリーの茎葉。
ボックス3段3/27下段の堆肥はバケツ1杯ちょっと、上等。ミミズは大人中心に600匹、受け皿に大人みみず10匹程。上、中段にも非常に多くのミミズ君が移動していた。この小屋も全体としかかなりミミズ君の数が増えていた。餌は前回と同じく解凍梅&キクイモ、その他ブロッコリーの葉。

[観察小屋]
54匹寿命実験133ヶ月目(3/1)ミミズ君は極めて元気で22匹。卵胞も50個以上あった。とにかくこの実験、後3ヶ月で寿命3年突破のシマミミズ君を見れることになる。
50匹寿命実験216ヶ月半目(3/15)50匹(100%)ほとんど大人ミミズ、妊娠ミミズは多い。卵胞も多い。
35匹寿命実験311ヶ月半(3/9)35匹(100%)、卵胞は50個以上。
50匹寿命実験415ヶ月目(3/13)。29匹(生存率58%)。卵胞は大きい。
40匹寿命実験521ヶ月目(3/17)37匹(93%)、ミミズのサイズが大きめ、
2匹繁殖実験29ヶ月目(3/23)27匹(13.5倍)
8匹繁殖実験39ヶ月目(3/3)23匹。とても元気、卵胞は100個以上に増えていた。
150個卵胞孵化実験:5ヶ月目(3/27)孵化した赤ちゃんいると思ったのだが、1匹も発見出来ず。いくら冬の時期の孵化し難い時期の実験とは言え、こんなことは初めて。これにて実験終了だ。


2015年3月30日月曜日

さあ、トウガラシスプレーの出番がやってきた。アルコールに浸して作ったスプレー、今のところ効果抜群だ。アリウムコワニー

こちらは花壇の花アリウムコワニー

球根を植えてこの3年間咲き続けている。
好きな花なのだが、今年は花のサイズが小さくなってきた。
花が終わったら球根の周りに肥料をやってみよう。



さて、昨年12月に小さな空豆の苗にアブラムシが現れた。
冬にアブラムシが現れるなんて本当にびっくりした。
そこで、トウガラシスプレーを作るためトウガラシを52%のアルコール(中国の白酒)に浸けてトウガラシエキスを作った。
今年1月の話だ。下の写真はその時のもの。
そして、この中の液を10ml使い300倍希釈液を作った。
さらに、中性洗剤も数滴加えた
1月末にはいつでも使えるようにスタンバイ出来ていた。

ところが1月の寒さのためか、その後アブラムシは姿を消した。
仕方なく、このトウガラシスプレーは出番がないまま待機していた。


さあ、少し暖かくなった、と思ったら早速アブラムシの出現だ。

こちらは春ゴボウ
最近少し成長が早くなった感じなのでまだ収穫せずに置いていた。
もうすぐ収穫なので、アブラムシの影響は心配ないだろう。
葉っぱの下を見ていたら、暖かくなって早速大勢がお出ましだ。
ということで、一応トウガラシスプレーを散布しておいた。

一方、こちらは先日まで全くアブラムシの姿を見なかった空豆
近づいてみるとこんな感じだ。
こちらは、トウガラシスプレーの効果に期待する状況だ。
このまま放置したら、間違いなく苗が弱ってしまう。
そして、ニラの葉っぱにも



ということで、今年は十二分な量を準備しているトウガラシスプレーをしっかり散布してみた。

さて、その効果は?
トウガラシスプレー散布から2日後見てみると、見事アブラムシは激減していた。

今年のトウガラシスプレー、どうやらその効果は絶大なようだ。
そして、十分薄めて入るがアルコールによる苗へのダメージを心配したが、今のところ全く問題なさそうだ。

2015年3月29日日曜日

コールラビ、フェンネル、スペインキャベツ、ロマネスコを防虫ネットを掛けた畝に植えてみた。

これは今日の黒嶽山荘のシャクナゲの蕾。
昨年は4月末に黒嶽山荘の水汲みに行ったら、シャクナゲと牡丹桜がともに満開だった。
小さな蕾をいっぱい付けているシャクナゲ。
あと1ヶ月弱でこの辺りは見事なピンクの花に覆われる。
まだ、久住の新緑も見れないのだが今日は暖かで、山にも春がすぐそこに来ている感じだ。
今にも新芽が吹き出して山肌の色が一変しそうだ。


さて、ここは幼い苗たちに用意した防虫ネット付きの畝。
昨年は防虫ネットと土の間の僅かな隙間からモンシロチョウに侵入されて大量の青虫に無惨にやられた経験から、支柱をやや深めに植え込み、土嚢袋に土を少し入れたものをたくさん使って隙間が出来ないように工夫した。

ここに昨日植えたのは、今年初めて挑戦するコールラビフェンネル、そして去年モンシロチョウにやられたスペインキャベツ、同じく1年かけて何とかいくつか収穫出来たがとてもうまく育てられたとは言えなかったロマネスコだ。

室内で芽出しさせたこれらの苗は少しは大きくなっていたが、まだヒョロヒョロ苗。
その後パオパオの中のポットに種をまいて芽を出した苗は小さい。
こちらは室内で育てていたスペインキャベツとロマネスコ。
 これらを、防虫ネットを掛けた畝に植えた。
こちらはフェンネル

こちらはスペインキャベツ(ASA DE CANTARO)
去年は大きく成長したがほとんど口に入ることはなかった。
青虫被害が凄かったのだ。

こちらはロマネスコ
奥に見える背の低いちっちゃな苗は先日パオパオ内に種をまいたもの。

こちらはコールラビ



それにしても、昨日植えた苗はどれもまだ極端に小さかった。
うまく育つかどうか全く分からないので、直接畝に種も少しまいておいた。
今日ここに植えた苗は全て青虫の大好物。
何とか、去年のスペインキャベツのように、青虫被害で全部みみず君の餌になるようなことなく無事に育ってほしいものだ。

2015年3月28日土曜日

芽掻きにはジャガイモの種芋は大きすぎない方がいい?それにしても霜被害甚大!福岡城趾の桜。

こちらは福岡城趾の桜。



今は桜祭りの真っ最中、且つ週末で人通りが凄かったが、それ以上にライトアップされた桜が圧巻だった。



さて、種芋は大きい方が大きな芋が出来そうな気がする。
右が2月の初めに植えた種芋。左はしわしわがひどく破棄した種芋
それで、昨年夏に収穫して種芋として残していたデストロイヤーは150g前後と大きめのものが多かったように思う。
もちろん、芋の保存状態が良いものは、これらの種芋を2分割して植えた。
ところが、上の写真で右の皿に入れた種芋を下の畝に植えたのだが、少しシワが多く弱々しく見えたので、2分割せずにそのまま植えた。これら10個のシワシワ種芋を植えたのが下の写真の畝。
果たして何個が正常に芽出しが出来るか不安だった。
果たして、10個全てしっかり芽が出てきた。
シワシワ芋でも芽出しには問題なかった。

そこで、出てきた芽が伸びたものから芽掻きしていたのだが、大きな種芋を使った場合芽掻きの仕方が難しいようだ。
例えば、通常の芽掻きでは、近い場所から4〜6本芽が出てきたら元気のいい2本を残す。
ただ、今回の種芋のように大きめの芋を種芋として使った場合、下の写真の様に20cm以上離れた範囲に多くの芽が出てくる

このような場合、2本ではなくて3〜4本くらい残したくなるのだ。
ということで芽掻き後こんな感じにしていた。

どうやら、芽掻きのことを考えればジャガイモの種芋は教科書通り50gくらいあれば十分で、あまり大きすぎない方がよいのかもしれない。


こんな感じで昨夏収穫した種芋からはほとんど芽が出ていたので、ボチボチ芽掻きを続けていく予定だった。

下の写真は、こちらの土嚢袋に大きめの男爵芋を植えていたもの。
夏収穫した男爵芋もシワシワ状態で、はたして芽が出るだろうかと心配していた。
しかし、こちらも先日まで小さな芽をたくさん出していた。そのうちこれも芽掻きすることになるので、どの3本の芽を残そうかなんて考えていた。


ところが、今週初めから遅霜注意報が出ていた。
これまで、霜にやられた経験がなかったものだからあまり気にしていなかったのだが、土嚢袋の芋の芽はすべて無惨な姿になってしまった。
きれいな色をしているのは雑草のみ。
最初の内は、遅霜被害はこの土嚢袋に植えた弱々しい種芋の男爵芋だけだと思っていた。
その後よく見ると、先日芽掻きをしていたデストロイヤーの方にも被害が出ていた。
先日芽掻きしていた苗もこんな感じになっていた。


慌てて、第2菜園のデストロイヤーも見に行った。
こっちはもっとひどい!
やはり、昨夏収穫した芋を種芋にして早めに出ていた芽が完全に霜にやられていた。
枯れた葉っぱを外してみた。下の茎の方は腐っていない。
写真では分かり難いが、茎は生きている。
 種芋は大丈夫なのだろうか?
私の好奇心が頭をもたげてきた
どうしても土の中の状態が気になったので、試しに1個掘り起こしてみた。

種芋はしっかりしていた。
これなら腐れていない茎の途中から新しい芽が出てきそうだ。
これは大きめの種芋を2分割したもの。切断面を上にして植えていた。
直径10cm近くあるだろう。芽や根の出方は申し分ない。
それでも今後の芽掻きのことを考えれば直径が5cm前後の方が無駄がなさそうだ。



それにしてもこんな霜被害に逢った芋ではしばらく芽掻きは考えられない。
まずは、霜にやられた芋が復活する日を待つしかないだろう。


2015年3月27日金曜日

150個の卵胞での冬の時期での孵化実験、5ヶ月目。見えるのは全てヒメミミズ。シマミミズの赤ちゃんはは何処に行った?しだれ桜。

今年の桜の最初の写真は、昨日果樹園で山菜採りをした帰りしなに見たお寺の庭のしだれ桜
他の桜より若干早めに開花したようだ。




ところで、冬の時期での孵化実験をおこなった観察小屋。一体何が悪かったのだろうか?
150個の卵胞を入れて5ヶ月で赤ちゃんが全く孵化していなかったなどというのは初めての経験だ。

観察小屋の外側から見えるヒメミミズも先月より大幅に減っていた。
 そして、小屋の内容をチェックしてみたのだが、シマミミズの赤ちゃんは1匹も居なかったのだ。
そして、そこには卵胞がかなりの数見られた。
それらの中には孵化したあとに見られるスケルトンな卵胞もあった
こちらはスケルトンな卵胞。
しかし、如何にも孵化に失敗しましたという感じの卵胞もあった。
これらの卵胞はいかにも孵化に失敗しましたという感じのもの。

ということで、この実験は私が孵化実験を始めて以来、初めて孵化率0%だ。

さて、孵化に失敗した理由はなんだろう。
孵化したあとに多くの赤ちゃんが死んだ可能性が高い、ということは環境が悪かった?
孵化しなかった卵胞があるということは、孵化すべき時期に気温が低過ぎた?

今のところ真相はつかめないまま、この実験は終了だ。

2015年3月26日木曜日

今年はカボチャの種がいっぱい。まずは畝に直接種まきとポットに種まき。スモモの花にヒヨドリ。

こちらの真っ白な花はスモモ(サンタローザ)
数年前までたくさんの実を付けていた木だが、昨年全く実が成らなかった。
この木、少し老木になってきた気がするが、今年は実を付けるだろうか?

そのスモモの花の蜜を吸いにヒヨドリがやってきた。
写真では分かりにくいが、ヒヨドリがスモモの蜜を吸っていた。


さて、昨年のカボチャは、ポットに種植えした苗と、直接地植えしたものと半々くらい育てた。収穫量は文句なかった。

カボチャの種取りは簡単なので、今年はエビスカボチャとロロンカボチャの大量の種を確保している。
カボチャを育てる予定の第2菜園は十分な広さがあるのだが、それでも広い範囲に広がるカボチャは実際育てられるのは、どんなに多くても10本くらいの苗になるだろう。
ということで、大量の種から厳選したのが下の写真。
こちらはえびすカボチャの種。

こちらがロロンカボチャの種。この種はえびすカボチャよりひと回り大きい。


今日は半分を畝に直接まき半分はポットに種まきした。

ポットへの種まきは下の写真の様にロロンカボチャ、えびすカボチャともに5個づつをまいた。
これを、少しでも発芽の条件がよくなるようにパオパオ内に置いた。
こちらは2種類のカボチャの種をポットに撒いたところ。
この状態で、少しでも発芽し易いようにパオパオ内に置いておいた。
もし、うまく苗が育たなければ、また時間差で種まきをすることになる。
種の予備はいっぱいあるのだ。

一方、種を直接畝にまいたのは第2菜園のマルチを掛けて準備していた2列の畝
カボチャ用に準備しているこんな感じの畝が2列ある。
それぞれの畝にロロンカボチャとえびすカボチャの種を別々に6個づつまいた。
こちらの芽出しがうまくいけばポット苗は要らなくなる。
もし、立派な苗にならなければ、ポットで作った苗をここに移植する予定だ。

苗の状態が使えるかどうかを最終的に判断するのは5月のはじめくらいになるだろうか?
6月からは、それらの苗にグングン大きくなってもらおうと思っている。