2017年12月27日水曜日

シマミミズの寿命実験第4弾、2年目(48ヶ月目)に到達したのは4匹(生存率8%)。2017年のシマミミズ。ミミズ小屋の方では堆肥は順調に出来ている。

 * 福岡ミミズ日記は引っ越ししました。           

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今日はシマミミズの寿命実験第4弾、2年目(48ヶ月目)のチェックを行った。
観察小屋の内容を取り出すと、さっそく2匹が見えた。
1匹は環帯が膨らんでいる。
調べてみると、2年目(48ヶ月目)という節目まで到達したのは先月より1匹減って4匹(生存率8%)だった。
それでも、3匹には環帯が膨らみ妊娠のサインがあった。
さらに、卵胞も3個見つかった。
残った4匹のシマミミズ、人間なら何歳なのだろうか?
まだ交接する元気があるということに感服だ。
思い起こしてみると、5年以上にわたり続けてきたシマミミズに関する観察実験。
寿命実験以外にも、食べ物実験、暑さ寒さに対する実験などなど、思い起こすとよくも続けてきたものと思う。
今年も後半になると、残ったのはこの寿命実験だけになった。
現在観察小屋として使われているケースは1個のみ。
使っていないケース数個も、将来使う機会のためにそのまま残している。
ちょっと寂しいが、4年と3ヶ月という記録がそこまで近づいているので、4匹のミミズ君たちには限界まで頑張ってもらおう。

ミミズ君たちによる実験の方はそろそろ終わりに近づいているようだが、シマミミズによる堆肥作りの方は相変わらず続けている
今日も、ボックス3段ミミズ小屋の堆肥を収穫した。
バケツの後ろに見えるのが、ボックス3段ミミズ小屋。
非常に素晴らしいミミズ小屋なのだ。
大きいので、外側のカバーができず、ミズアブの幼虫が発生するのだけが難点だ。
下段からは黒々とした堆肥バケツ2杯以上収穫できた。
こちらが堆肥収穫中のボックス3段ミミズ小屋の下段。
下段から中段、上段へのミミズ君の移動も順調のようだ。

我が家のミミズ小屋、以前は7個あり、すべてのミミズ小屋から月に1回堆肥取りをしていたのだが、今年はマンションの大規模改修工事があったことと、夏の猛暑の時にかなりのミミズが死んでしまったことなどにより、5個に減らした。
それでも、堆肥取りには下段にいるミミズ君の分別もするので、最低30分ほど時間がかかる。
また、最近は畑仕事の方が忙しいこともあり、すべてのミミズ小屋からの堆肥が収穫出来ないでいる。
今月も4個しか収穫が出来なかった。

というようなことで、ミミズ君による堆肥収穫量は以前より減ってはいるが、これからもミミズ君たちにはずっと頑張ってもらおうと思っている。
で、今日は1年の締めくくりとして、ボックス3段以外のミミズ小屋もちょっと紹介しておこう。

こちらが、丸いプランターを3段に重ねたどんぶり3段ミミズ小屋
プランターの底付近にはミミズ君が自由に移動できるたくさんの穴が開けてある。
この大きさなら、座布団収納袋できっちり覆えるので、ミズアブの侵入がないのが嬉しい。
以前はこのタイプが4個あったのだが、現在は2個になっている。
こちらは先日堆肥取りをした時の、どんぶり3段ミミズ小屋。
上段に見える餌は、剪定した時に出た大量のイチジクの実だ。

こちらは、箱型3段ミミズ小屋
こちらも座布団収納袋でカバーできるので虫の侵入がないのがいい。

そして、こちらは唯一購入したミミズ小屋、金子3段ミミズ小屋だ。
私がシマミミズを飼い始めた記念すべきミミズ小屋だ。
大きい割に扱いやすい。
堆肥収穫量は、ボックス3段と同じくらい。
1回の分別で、バケツ2杯以上収穫できる。
この小屋も大きくてカバーができないので、ミズアブの幼虫なのの侵入は予防不可能だ。
そして、一番の欠点は、下から上の段へのミミズ君の移動が悪いこと。
なので、ミミズ君の分別に手間を取り、堆肥収穫に要する時間が一番かかるのだ。
結局、今月もこのミミズ小屋だけが堆肥収穫をしなかった。
ただし、お金を出して手に入れたという思い入れもあり、壊れるまでは使い続けるつもりだ。

ところで我が家には、ミミズ君の餌になる野菜くずや冷凍梅などがたくさんある。
こちらは今日ボックス3段ミミズ小屋に餌として与えた梅。
これらがミミズ君の力により、無駄なく野菜の肥料に姿を変えてくれると最高なのだ。

ということで、来年も我が家のシマミミズ君たちには大いに頑張ってもらおう

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