10月中旬のことだ。
ところが、丁度その頃からイチジクの葉が落ち始め、ほだ木にカンカンの日差しが照りつけるようになった。
これはまずいと、さっそく遮光ネットを掛け、ジョウロで水を掛けた。
最初設定時はよかったが、イチジクの葉が落ちたあと急に日差しが当たり出した。 この遮光ネットでは、朝から夕方までの日差しをカットするには不十分だったようだ. |
それから1週間すると、さっそくほだ木の下の方に数個の椎茸が出来た。
とても美味しい椎茸だった。 |
最初2個、続いて1個と収穫した。しかし後が続かない。
やはり、よく観察してみると日が当たり過ぎで、ほだ木の上の方が乾いていた。
遮光ネット1枚では十分な遮光になっていなかったようだ。
そこで慌てて、遮光ネットを増やしてみた。
遮光状態はかなり改善した.水も掛けてみた。 |
木の中程の菌を打ち込んだと思われる穴のところに椎茸の赤ちゃんが出てきたのだ
これがまた立派な椎茸になるに違いないと信じていた。 |
そして、その後これらのほだ木から1個の椎茸も収穫出来ていない。
どうやら環境がまだ椎茸を育てるには不十分だったようだ。
遮光の程度がまだ不十分だったのが一番の原因だろう。
そこで、今度はさらに2枚の遮光ネットを重ね、直射日光がほとんど当たらないようにした。
また、ほだ木の置いている場所の土の上には多くの枯れ葉を入れてみた。
私なりに山の中の椎茸栽培の環境に近づけてみたつもりだ。
話を聞いてみると、椎茸の菌は今が植え付けるのに一番いい時期とのことだった。
直径5~7mm、長さ1cmほどのの円筒形の木片に白い菌がいっぱい付いていた。 100個入って、500円もしなかったので、そんなに高いものではない。 |
丁度ミミズ小屋の底に穴をあけるドリルのサイズが、椎茸菌の付いた木片を打ち込むのにピッタリのサイズだった。
1つのほだ木に30個余りの小さな木片を打ち込んでいった。 上の写真は打ち込みが終わったところ。 |
もちろん、今回の遮光ネットの遮光状態は文句ないだろう。
とにかく、椎茸の原木栽培は初めての経験なので分からないことだらけだ。
だが、全てが楽しい経験。今度こそはうまくいってほしい!!
ところでこの時期、本当に日が暮れるのが早くなった。
家に帰るこの時間帯、ついこの前まで田んぼにまだたくさんの鳥が遊んでいたが、今では鳥もいなくなり何となく寂しい。
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