2014年11月6日木曜日

今年のショウガは豊作?我が家で消費する分は収穫出来そうだ。沖縄旅行で出会った珍しい野菜。

今年はショウガの出来がいい。
ここのところ毎年種芋を頂いているショウガ農家の方も今年の我が家のショウガの出来を褒めて下さった。
恐らく、今年は我が家で消費するショウガを自前だけで十分収穫出来そうだ。

それでも、比較してみなさいということなのか、そのプロ農家の方が作ったショウガを一株持ってきて下さった。
やはり、全然大きさが違う!
プロの方が持ってきて下さったショウガ。
これが一株、全てが繋がっていた。やはり私が作ったショウガの3倍はある。

さて、我が家でのショウガの利用法は色々だ。

もちろん、おろしたものを色々な料理に使うのが主たる利用法だ。

それ以外ではショウガの甘酢漬けや味噌漬け、おろしショウガの蜂蜜漬けも我が家の定番となってきた。

私専用のスペシャルティーにブレンドする干しショウガも順調に出来ている。
お茶に利用するためショウガのスライスを干しているところ。
左端に寄せているのが十分乾いて縮んだショウガ。
乾いたショウガはそのまま保存。ペットボトルにウコンとともに放り込んでいる。


さて、先日の沖縄旅行中、いくつかの珍しい野菜に出会った。
私が家庭菜園をやっていることもあり、見たことのない野菜には興味が引かれる。

まず興味を持ったのは、行きの飛行機の中で読んだ雑誌の中に載っていたターンム(田芋)という芋
田んぼの中で育てる里芋らしいが、豚肉と椎茸をあえたデゥル天という沖縄料理があるらしい。食べてみたいと沖縄料理の店で捜してみたのだが、残念ながら見つけることが出来なかった。
しかし、那覇市内の市場でこの芋を見つけることができた。
本に出ていた通り、栽培の中心とされる宜野湾市で採れたターンムだった。
聞いてみると、今年は台風の影響で収穫が少なく、出回っている芋がとても少ないのだそうだ。
この芋が種芋として使えるかどうか聞いてみたら、全て湯掻いているのだそうだ。
ターンムは収穫したら間もなく芋が硬くなるので、売り物の芋は収穫後すぐ湯掻くらしい。
この芋を水耕法に近い土嚢袋(腰水法をおこなっている土嚢袋)で育ててみたいと思ったのだが、そのもくろみはこの芋が全て湯掻いたものであるということで夢と消えた。
次回の沖縄旅行で宜野湾市付近を通ることがあったら、種芋になる芋を捜してみよう。

続いて宿泊施設のサラダに出てきて気になった野菜がハンダマウリズン豆
裏側が紫色をしたこの葉野菜がハンダマ。
よく似た水前寺菜より硬さと厚さがあリ歯ごたえがいい。
同じく、うりずん豆のスライスが出ていたのだが、どんな野菜なのか気になってホテルの方に聞いてみた。すると、親切にもスライスする前の豆を一つ持ってきて下さった。
そのまま生でバリバリ食べてみたら、渋みが舌に残った。
また“ウリズン”とは沖縄で4月頃を指す言葉らしい。
これらの野菜の種を仕入れようと旅行中、ホームセンターに行ってみたのだが、残念ながらそれらの種はなかった。植える時期が違うのだろう。
葉野菜ではハンダマはなかったが“しまな”や“エンサイ”という野菜の種がたくさん売られていた。これらの方が沖縄でポピュラーなのかもしれない。


同じホームセンターではパパイヤやドラゴンフルーツがいっぱい売られていた。
さすが沖縄だと実感した。


帰りしな寄ったスーパーマーケットでハンダマが安く売られていた。

さっそく家に持ち帰り頂いたが、熱を通すと紫色が緑に変わったようだ。
私にはおいしい野菜に思えた。



さらに、懐かしかったのは市場で見かけたサトウキビ。

小さい時は九州にもあったのだろう。田舎の祖母に頂いて、必死にしゃぶり付いていたのを覚えている。
最近は歯も弱くなったので、今回懐かしの味にトライするのは遠慮しておいた。


さて、家に帰ってハンダマについて調べてみると、沖縄では古くから血の薬、不老長寿の薬と いわれ、増血、止血、貧血に効果があり、目の病気や胸焼けにもよいとのこと。何ともいいことずくめの野菜だ。
そして、水前寺菜と同じものとも書かれていた。どう考えても別物のような感じがするのだが。。。
一方、ウリズン豆についても調べてみると、本土でも四角豆という名で苗が売られているらしい。種から育てるのは難しいとのことだ。苗を手に入れる機会があったら植えてみよう。

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