2016年6月12日日曜日

今年もハイブリッド野菜がいっぱいだ。初めてのスペインキャベツの種採り。久しぶりの白水鉱泉の水汲み。

今日は、梅雨の合間のミヤマキリシマが咲く久住山歩きを楽しみにしていたのだが、生憎の朝からのしっかり雨。
白水鉱泉の炭酸水汲みだけをして帰って来た。

さて、交雑によって出来るハイブリッド野菜は面白い。
昨年はカボチャに、幾つものハイブリッドが見られた。
今年のカボチャにも、さっそくお目見えだ。
こちらは、白カボチャとロロンカボチャのハイブリッド

こちらは、緑ズッキーニと黄緑ズッキーニのハイブリッドと思われるズッキーニ。
先日、下の写真のような大きなものを収穫した。
もしかしたら、花ズッキーニが大きくなったものの可能性もあると思って、その苗を見ていたのだが、昨日見てみると、やはりハイブリッドで間違いないようだ。
小さいうちから、見慣れない色と模様で現れている。

面白いものでは、一つの苗で、二つの資質が出てくるものもある。
こちらは白ズッキーニの苗だが、
上の写真の左側には通常の白ズッキーニが、
反対側には、少し模様が入って、表面にスジがあるちょっと違った資質のズッキーニが出来ている。
黄緑ズッキーニが混ざったような、まだら模様が入っている。

同じ場所に、色々な種類のウリ類を植えていると、こんな交雑が起こるらしいが、その機序は私にはうまく説明出来ない。
ただ、見た瞬間、“エッ”という感じで、面白い。
これからも、どんなハイブリッド野菜が出てくるか楽しみだ。


ところで、下の写真は種の収穫目的で残していたスペインキャベツ
スペインキャベツは2年前に種をゲットして今年が3年目になるのだが、これまでなかなか思うような収穫は出来なかった。
特に、春に蒔いた種で育ったものは、モンシロチョウに好かれたようで、ネットを掛けていても、モンシロチョウが入ってきて、青虫の天国になっていた。

で、もう育てるのをやめようと思って、最後の種を秋に蒔いていたら、春先に収穫出来た
“ASA DE CANTARO”という種類の巻かないキャベツなのだが、確かに春キャベツのおいしさにはとても叶わない。
が、個人的にはしっかりした味わいが好きだった。

その種取り用のスペインキャベツ、一部に茶色くなった莢が見られるようになったので、そんなものから収穫を始めている。
この時期の葉っぱには、やはりモンシロチョウの青虫がいっぱいだった。
収穫した莢を見てみると、太さがまちまちだ。
今後使う種は、当然大きな莢から取れた種がいいだろう。
で、一部集めてみた種を見てみても、やはり大きさはまちまちだが、どちらにしても、小さな種だ。
大きな種を選んで種蒔き何ていうのは不可能みたい。
種蒔きの時は、適当に蒔いて、元気な苗を残す形になりそうだ。

最終種取りまで、もう少しと思っていたが、これ以上莢を集めても仕方がないか?
今年のスペインキャベツの種蒔きも、昨年と同じく秋の初めに、今回は初めて自家採種種でやってみることにしよう。

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