昨年の暑さの影響のためか、結局8匹のミミズが13匹。2倍にもならなかった。
そこで、その時の大人ミミズ8匹(ほとんど妊娠していた)で、この6月から再度繁殖実験にチャレンジしてもらうことにした。
1ヶ月目は餌だけを与えて内容のチェックしなかった。
あまりに小さな赤ちゃんが見られたので、チェックすることで生まれたての小さな赤ちゃんを分別出来ず失ってしまう可能性があったからだ。
さて、2ヶ月目の結果はどうだったろうか?
大人ミミズは8匹元気にしていたが、なぜか環帯が膨らんだものは少なかった。
只、只、びっくりしたのが赤ちゃん〜子供ミミズの余りの多さ。
赤ちゃん〜子供ミミズが52匹もいたのだ。
赤ちゃんと子供ミミズで52匹もいた。 特に生まれて2週間くらいに見える小さな赤ちゃんミミズがたくさん居た。 |
ということで、繁殖実験第3弾は2ヶ月目で何と60匹(7.5倍)に増えたのだ!!
これは8匹の大人ミミズが月2〜3回程卵胞を産み、それらのほとんどが孵化した計算だ。
考えてみたら、卵胞をよく産む時期にはこれくらいの増加は当たり前のような気がする。
ただこの2年間、8匹で始めたいくつかの繁殖実験があったが、それらではなぜかこのような爆発的増加が起こらなかったのだ(2匹で始めた繁殖実験では先日2ヶ月目で5倍)。これまでの1年間の増加率は3.5倍が最高だった。
この観察小屋ではたった2ヶ月目でその増加率をはるかに凌いだのだ。
しかし、今回の観察小屋の中にはたったの2個しか卵胞が見つからなかった。
ということは、大人ミミズの環帯の膨らみが少ないことも合わせ、今の暑くなった時期はミミズ君が励んでいないということだろう。
これから数ヶ月は、この観察小屋での数の増加はないかもしれない。
たった2個しか見つからなかった卵胞。 ということは、これから先しばらくはこの小屋のみみず君は増加しない? まあ、これから数ヶ月は環境悪化で数が減らなければいいだろう。 |
可能性は秋の繁殖シーズン、11月頃だろうか?
“1年間でシマミミズは10倍くらい増えるのだろうか?”
という疑問に対しておこなっているこの繁殖実験だが、もしかしたらはるかに増える可能性も秘めているのだ。
楽しみに見て行くとともに、これから2ヶ月暑さによる被害がでないことを期待しよう。
今回の餌は、昨日大量に出た白ズッキーニが中心だ。
おいしそうな餌だが、環境が少しウェットになり易いような気がするので注意しておこう。
次回からは1ヶ月ごとのフォローをやっていこう。
それにしても、今日は朝からよく雨が降っている。
今週の天気予報を見ると、ずっと天気はよくないようだ。
丁度、屋上菜園の土嚢袋が先日カボチャなどを撤去して何も無くなっている。
カボチャを撤去したあとのプランター艦隊。寂しくなっている。 しばらく空模様が悪いので、明日は時期遅れのサツマイモの挿し穂をしよう。 |
明日はそれらの土嚢袋に時期遅れのサツマイモの挿し穂をしよう。
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