大きさ的には狭いといっても、たった10匹なら何とか生活していけるのではと考えておこなっている実験だ。
しかし、これまでの経験から暑い日が続くと、小さな観察小屋、特に液肥の排水の出来ない瓶の場合、その影響が出てきそうな気がする。
4月26日産まれたと仮定した10匹でこの実験をおこなっているのだが、先月(3ヶ月目)のチェックまでは1匹の減少もなくみみず君ももうすぐ大人という大きさまで成長していた。
そこで先月もガラス瓶の中がウェットになり過ぎないように注意して、餌やドライ気味のココ繊維を入れておいた。
さて今日(4ヶ月目)の結果はどうだったろうか?
下の写真右がその小さな観察小屋、左は今回与える餌(カボチャ)とココ繊維。
観察小屋を横から見ると元気そうなピンク色のミミズ君が見える。
環境はウェットというより、少しドライ気味のようだ。
実際、瓶の中を見てみると。上1/3がほぼ乾燥していた。 これまで環境がウェットになり過ぎて心配したことがあるこの観察小屋。 今回は逆にドライ過ぎ。狭い瓶の中での適切な環境作りはなかなか難しいようだ。 |
まだ、4ヶ月目ということで、当然10匹元気にしていると思いきや、何と8匹に減少していた。
まだ4ヶ月目なのにミミズ君が減少!10匹が8匹になっていたのだ。 |
しかし8匹のミミズは、ほぼ大人ミミズになっていると考えられるが、妊娠ミミズは1匹もいなかった。
もちろん、卵胞はなかった。
ということで、小さな瓶で見ているシマミミズ10匹の寿命実験4ヶ月目、みみず君は8匹(80%)に減少。
さて、この時期にミミズ君が減少した原因だが、
やはり、狭いという因子が、ミミズ君が生きていくのに何らかの不都合を生じさせたのだろうか?いや、10匹という数ならこの狭い空間であっても問題ないだろう。
また、夏とは言え今年のこれまでの暑さはミミズ君がダウンする程ではないと思っている。
今回、観察小屋を見た感じでは環境がかなりドライなのが気になった。
もしかしたら、ミミズ君が減ったのは環境がドライになり過ぎたのが原因かもしれない。
そこで、一番上の写真にある今回与える餌(カボチャ)とココ繊維にはあとで少しだけ水を加えておいた。
kazuさん
返信削除こんばんは
回答ありがとうございました。
「甘い物は発酵しやすい」
言われるまで盲点でした。
ただアリやミズアブが寄ってくるのでほとんど入れてなかったです。
ココ繊維は水の吸収力はすごくて嵩を増しますが
容器の底に溜まった水分を上まで持ってくるような性質というか力?
はないんですね。
私もミミズの湿度環境はたぶん今のところ一番気をつけています。
また質問で申し訳ないのですが、
ココ繊維は排水穴をしっかり空けていても、
容器がウェットになりすぎることはあるのでしょうか?
佐野さんコメントありがとうございます。
返信削除1、まず他の虫の混入予防には、私は100円ショップで買ったランドリーネット(細かい目の大型タイプ)か、座布団収納袋を使っています。それでも堆肥収穫時や餌やりの僅かな時間に小バエなどは入ってくることはあります。佐野さんがおっしゃるように甘い果物などの餌の時は混入の頻度が多くなります。
2、ココ繊維はあらかじめ大きなバケツである程度水を吸収させた後使っています。
ボリュームはその時点で純分増え、ミミズ小屋に入れてさらに増えることはありません。
3、食べ物の種類、たとえばウェットなものの時はあらかじめ乾き気味のココ繊維を十分まぶして水分調節してミミズ小屋に入れます。
4、私のミミズ小屋はどの小屋も排水口だらけですが、環境がウェットになるかどうかはほとんど与える餌によって決まります。
以上、ご参考になればと思います。