2014年8月5日火曜日

第1菜園の里芋、まだまだ育ちは悪いが一応それなりの形になってきた。今の時期、芽掻き作業をやっておこう。

今年育てている里芋の中で、一番育ちが良さそうなのはこれ。
第2菜園に植えたものだ。
こちらは第2菜園の里芋。ここに植えた里芋の半分以上はカボチャに負けて姿が見えなくなった。
カボチャに負けなかった里芋は数株しかないが、高さは1mを超えた。立派な里芋が採れそうだ。


只、今年植えた里芋の主力は第1菜園の畝だった。
しかし、理由ははっきり分からなかったが、とにかく芽出しが遅れた。

これらの菜園の里芋、種芋を植えたのは3月だった。
下の写真は畝1列に種芋を植えた時のものだ。
奥から6個が親芋の逆さ植え、その手前5個が親芋の順方向植え、さらに手前3個が赤芽大吉の順方向植えと、逆さ植えと順方向植えの優劣が分かるように種芋を植えた
ここ数年、里芋の種芋として前の年の親芋を使っている。
今年はその親芋が小さめだった。
それが原因なのかどうか分からないがとにかく芽出しが遅かった。



そして、7月の初め、遅れて出てきた芽がやっと下の写真くらいまで芽を伸ばした。
しかし、出てきた芽は弱々しく、果たして収穫までたどり着けるのだろうかと心配していた。



また、奥に植えた逆さ植えの6個のうち2個がなぜか芽を出なかったので、ツクネ芋を植えている畝に自然発生した里芋を2株移植した。
移植した翌日、ヨレヨレになっている2株の里芋。
植えた翌日はヨレヨレ状態になっていて、果たしてきちんと根付いてくれるかこれも心配していた。

しかし、ここに来て、畝に植えた里芋は急速に成長し、移植した2株も元気。
一応どの株も形になってきた。
この感じだと何とか収穫まではたどり着けそうだ。

さて、この里芋の畝でこの時期何をやるかと言えば、植えた里芋の芽掻きだ。

順方向に植えた芋では1本立ちさせるものと2本立ちさせるものがある。
芽掻きするのはそれらの周りに出てきた小さな芽だ。

下の写真は1本立ちさせるつもりの株。
周りに出ている5本程の小さな芽を芽掻きした。
小さな芽の下には小さな親芋が出来る
このまま放っていても、その小さな親芋には食べれる大きさまで育つ子芋は出来ない。
そればかりか、主たる親芋に子芋が育つのを邪魔をする。
だから、この時期は出てきた小さな芽の芽掻きが必要なのだ。

そしてこちらは2本立ちさせるつもりの株。
こちらは芽掻きする芽は今のところ1本。
この順方向植えの種芋から出てきた2本の間隔は10cmくらい。
2本の茎のうちで、右の細い方を切るかどうかは迷う。これは残すことにした。
今回は周りにある小さな芽だけを掻いておいた。


一方。逆方向に植えたものは複数茎が出てきた場合、茎と茎の間がかなり広い。
3本以上あれば一番細い茎を切るつもりだった。
しかし今回は、複数茎が伸びているのは4株中2本。それも一株に2本出ているだけだ。

下の写真の株は2本茎が伸びているが、その間隔は20cm近くある。
こちらは芽掻きする芽は今のところ出ていなかった。
親芋を逆さ植えした種芋からはしばしばかなり離れた所に2〜3本の茎が出る。
今回、逆さ植えした全ての種芋から複数芽が出ると予想していた。
しかし、4個植えた種芋からは2本茎が出たものが2株あっただけだ。
この写真くらい離れて茎が出てくる場合はどちらも育てて問題はないだろう。
どの株でも、これから小さな芽が時々出てくるはずだ。
ここまで大きくなってまずは一安心の里芋だが、これからも出てきた芽の芽掻きと芋虫チェックは時にやっておこう。



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