この小屋も設定してもうじき2年になる。
これまでこのタイプの小屋の堆肥収穫風景は紹介した事がなかったので、今日は、この小屋の堆肥収穫風景をちょっと詳しく紹介してみよう。
新たにミミズ小屋を始められる方には参考になるかもしれない。
ところで、このタイプのバケツ3段ミミズ小屋が以前は3個あった。
昨年の猛暑の時期ミミズ君が激減した時を機に、ミミズ君の管理面からの判断で全体の小屋の数を減らした。このタイプの小屋も現在の1個に減らしたわけだ。決してこのタイプの小屋を減らした理由はこの小屋が優れていないというわけではないのだ。
このミミズ小屋の大きさが小さいことの欠点は1回の堆肥収穫量が少ない事だ。
利点は、場所を取らない事と、虫除けに100円ショップのランドリーネットが使える事だ。
このランドリーネットは他のミミズ小屋で使っている座布団収納袋より耐久性があるのがいい。
下の写真のランドリーネットも、もう2年近く使っているはずだ。
ネットはサイズ的にはピチピチなので上段のバケツは変形している。 ただかなり丈夫なので、ラフに扱っても破れる事はまずない。 |
3段の柔らかいバケツと下に液肥溜めの容器(洗面器)が見える。
それぞれのバケツ容器の底にはミミズ君が容易に移動出来るような穴を多数開けている
上段のバケツには蓋代わりにダンボールが置いてある。 ここには前回の堆肥収穫時の情報が記載してある。 |
まず、上段の蓋代わりのダンボールを外してみた。
表面だけはややドライ環境である事が分かる。
これは上段の様子。 |
ちょっと表面を掘り起こすと、そんなに数は多くはないが、ミミズの姿がチラホラ見える。
ミミズ君の数から判断すると、上段に入れた餌には美味しい餌が少なかった? ミミズ君が餌の少ない下の段から餌の多い上の段の方にもう少し移動してくるとベターだ。 |
こちらの方は、ミミズ君の数が若干多いようだ。
堆肥もまだ完全には出来上がっていない感じだ。
この段(中段)にも、食べ切れていないジャガイモの姿があった。 |
黒々とした堆肥は出来ているが、赤ちゃんミミズを中心に400匹くらいのミミズが残っていた。 ここにミミズ君がたくさん残っていればいる程、堆肥とミミズ君の分別に時間がかかる。 |
受け皿の状態はその時期与えた餌などによりかなり変わる。
今回は、液肥はなく、少しウェット気味の堆肥やダンボールと一緒にミミズ君が約200匹居た。ここにいるミミズは青年ミミズと大人ミミズが多い。
なぜ、上段でなく液肥溜めの方に多くのミミズ君が移動してきたのかは分からない。 ここにあるダンボールがそれほどいい餌とは思えないのだがほとんどが食べられていた。 |
ウェット気味の完熟堆肥とミミズ君が一緒に見えている。 |
上の方から少しづつ堆肥をかすりとって行くと、下の方にミミズ君が集まる。 ミミズが多い場合はこんなやり方で堆肥とミミズ君の分別をする。 ず〜と前に報告したミミズ分別法の一つ、小皿分別法だ。 |
バケツ3段の上段にそれまで下段だった容器を置き直した。
その際、新たな下段と受け皿の間には空気用の隙間を作るためダンボールを挟み込む(下の写真)。
以前、液肥溜めのミミズが酸欠(?)ため死んだ事があった。 ダンボールを上の写真のように挟む事を始めてからその事故はない。 |
最初、右の大きめのバケツには下段にあった内容を全て移動している。 その内容を適量づつ、左下の小皿に移してはミミズと堆肥を分別。 すなわち、ミミズ君は新たな上段に。堆肥は別のバケツに移していく。 |
今回はミミズ君の下から上への移動が今ひとつで、分別に多くの時間(約40分)を要した。 左下のバケツの中には餌などと一緒に上段に入れるココ繊維を用意している。 右下のバケツは収穫した堆肥(やや小さめのバケツに2/3)。 |
最後にダンボールで蓋をして今回の情報を書き入れておく。 おっと、ミミズ君の数の記載を忘れている。 極めていい加減だが600匹くらいだろうか? |
バケツに溜まった堆肥は、このような土嚢袋に入れられて必要時畑へ直行だ。
さて、今日は先日の旅行の写真の最後として、磐梯山麓にある五色沼。
丁度、小雨の中でのウォーキングで磐梯山をバックにした写真は撮れなかった(*磐梯山が写った五色沼は2年前の7月22日の当ブログでアップしている)が、雨にはピッタリの心地が良い湖沼群だ。
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