この花の後に出来る実がネズミの糞に似ていることからネズミモチという名がついたらしいが、漢方では女貞子とよばれ、中国での女貞子の評価は非常に高い。
補肝腎・補腰膝・壮筋骨・強陽腎・鳥髪(頭髪を黒くする)を始め、神経衰弱を治し、風邪や赤眼、結核性潮熱にもよいとされている。
また、ネズミモチの葉も女貞葉と呼ばれ漢方薬材である。
別名冬青葉・土金剛葉・爆竹葉などと呼ばれているが一年中採取可能。エゾウコギやライラックの樹皮に含まれるシリンギンが多く解熱、鎮痛、消炎作用があるとのことだ。
私も興味があったので、30年ほど前に山で大量の茎葉を収穫して、今はない巨大な鍋に葉と水のみを入れ、どろどろの黒い液が出来るまで煮込み、それを薄めて子供たちに飲ませたり、自分も飲んでみたりしたのだが、飲みやすい代物ではなく、子供達には嫌われた記憶がある。
さて、今日も雨は降りそうで降らなかった。
これだけ降らない日が続くと土がカラカラで水やりも大変なのだが、一方、梅雨入りした沖縄では昨日今日と大雨が降っているらしい。
こちらでも、一旦雨が降り出すとどんな感じで降り続くのか恐くなる。
ところで、この時期の葉っぱ野菜はアオムシとヨトウムシにやられやすい。
こちらはヨトウムシにやられたチーマディラーパ。
同じく今年作った畝では、raised bedの中の葉野菜はほとんど虫にやられず元気いっぱいだ。
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