ヤーコン芋は晩秋からの収穫なのだが、この時期の生育状態もやはり気になる。
昨年は土が痩せていたことと、周りの木が残っていたので日当たりが悪く、今年と同程度の種芋を植えたのだが、ひょろ苗となりこの時期から倒れるものが続出、周りの木をある程度切って日当たりを良くしたら何とか7月くらいから芽が伸び始め、最終的にはまずまずの収穫が出来た。
今年のヤーコンは、この時期としてはこれまででも一番育ちがいいようだ。
我が家のヤーコンは大きな今回を種芋として使っていることもあり、一株から6~7本の芽が出る。
今日はそんなヤーコンの芽掻き作業だ。
今年は太い茎がしっかり出ている。 |
そんな茎が一株から3~4本になるように芽掻きした。
明日の午前中までは天気がいいみたいなので、明日晴れている間は干すことにしよう。 |
さて、今日外に鍋を用意した目的は、久しぶりのネズミモチでの煎じ薬作り。
先日ネズミモチの花が咲き始めたことを報告した。
この花を見て、以前作った煎じ薬を久しぶりに作ってみたくなったのだ。
丁度、長じ薪火をくべる薪は先日も追加で出来ていたので置き場所が困っていた。
花の後に出来る実がネズミの糞に似ていることから日本ではネズミモチというかわいそうな名がついたらしいが、漢方では女貞子とよばれ、中国では葉も皮も根も実も使われ、女貞子の評価は非常に高い。
また、ネズミモチの葉にはエゾウコギやライラックの樹皮に含まれるシリンギンが多く解熱、鎮痛、消炎作用があるとのことだ。
私も興味があったので、30年ほど前に山で大量の茎葉を収穫して、今はない巨大な鍋に葉と水のみを入れ、どろどろの黒い液が出来るまで2日間ほどかけて煮込み、それを薄めて子供たちに飲ませたり、自分も飲んでみたりした。
今日使った鍋は我が家に今ある鍋の中では一番大きいのだが、以前ネズミモチの煎じ薬を作った時の鍋と比べたらはるかに小さい。
この薬は、子供達には嫌われた記憶があるが、香りも味も私は嫌いではなかった。
もちろん、出来上がっても、子供たちも孫たちも飲んでくれないだろうから、私だけが飲んでいるスペシャルティーに加えることにしよう。
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