2011年11月10日木曜日

水没ミミズ

シマミミズは水の中でも生きていける?答えはイエスである。通常のフルースロー型のミミズコンポストではミミズ液肥は下の方に集められるようになっており、ミミズがウェットな環境の中で生きていけても完全に液肥や水の中で生きていけるかどうかを知らない方も多いようである。我が家の多くのミミズ小屋はどんぶり型のプランター下に受け皿があり、逃亡したミミズは受け皿の中で救出を待つことになる。これまで水分の多い果物を多量に与えたときなどに受け皿に溜まった液肥?の中でみみず君は退屈そうに少しのびきった様子で見つかることがしばしばあった。溺れ死んでいるのかと注意して救ってみると皆生きている。ミミズは通常の液体の中では死なないのだ。ただし、発酵した餌によるプールの中では話が変わる。発酵した悪臭を放つ堆肥の中では悲惨な状況を目にすることがあるが、発酵した液肥の中も同じでせっかく逃げ出したみみず君たちの悲惨な状況を眼にすることになる。ミミズ小屋が悪臭を放ったらすぐミミズたちの救出をはかるべきである。
さて、下の写真は観察小屋1。柿などの餌により堆肥はウェットになりこのところ下の方は完全に水没している。しかし多くのみみず君が水没した場所で元気に暮らしている。ただし、水没しているところにある卵が無事かどうかは不明である。
ミミズが液体の中でも生きていけることは証明されても、ベストの環境ではないはず。
この観察小屋もそろそろ環境改善を図りますか?

0 件のコメント:

コメントを投稿