同じ時期に土嚢袋に種を植えた。下の写真は種を植えて40日、11月12日のものだ。
3袋中、右の2袋が通常の状態。左の1袋はプランターに水が入れてあり腰水法をおこなっている。
ここまでは、真ん中に置いている通常の土嚢袋のダイコンが一番育ちが良かった。次が腰水法をおこなっているもの。なぜか右端の土嚢袋のダイコンは少し育ちが悪かった。
さて、上の写真の時期からまた3週間が経った。
もちろん成長はしているのだが、どの袋のダイコンの成長も私の予想を遥か下回っている。
どの土嚢袋も葉っぱが密集しすぎている。これらのダイコンは全て過密状態だ。 |
それでは、それぞれの土嚢袋から一番太いものを1本づつ抜いてみよう。
土嚢袋を置いている順にダイコンを1本づつ引き抜いて並べてみた。 |
真ん中の土嚢袋では、抜いた1本はまずまずの太さだったが、これ以外のダイコンは腰水法のものより細かった。
右の土嚢袋に植えたダイコンは抜いた1本も細かったが、残っているダイコンはもっと細かった。
ということで、抜いた1本には差があったが、全体の育ちを見てみると土嚢袋で育てているダイコンに、腰水法を行うものとそうでないものでは差はないと考えていいだろう。
また、腰水法でのダイコンが根腐れして傷んでいるなんてこともなかった。
どちらにせよ、土嚢袋に育っているダイコンは少しは大きさの差はあるが皆小さい!
その原因は土嚢袋内の過密状態だ。
この狭い土嚢袋でのダイコンの本数はどの土嚢袋にも8本平均で育っている。
植えている間隔が10cm程しかないのだ!
先日チャリこぎで、よそ様のダイコン畑を見て回ったが、今の時期どの畑でも太〜いダイコンがいっぱいだった。それらのダイコンは植えている間隔が30cmくらいあったように記憶している。
ダイコンの成育に一番影響したのは、腰水法を行う行わないの問題ではなくて、狭い土嚢袋に何本のダイコンを植えるかということだったようだ。
その辺をより正確に知るためには来年、土嚢袋に1本植え〜6本植えくらいでダイコンの育ちの違いを見てみるのもいいだろう。
ただ、実験とはいえ、あくまでもダイコンの収穫が最大の目的だ。
今回の実験は一旦終了ということにして、今ある土嚢袋のダイコンを間引きをして、残す数本のダイコンはもう少し大きく成長させた後に収穫しよう。
ところで、ダイコンの葉に12月になってもまだアオムシがいた。
へ〜この寒さで、アオムシ君まだ元気にしているんだ。 |
他の野菜ではどうだろう。
アオムシが好きなブロッコリーを見てみた。
パオパオに入っているブロッコリー、何もカバーのないブロッコリーともに大丈夫だった。
ランドリーネットをかけた変わり種ブロッコリー(ロマネスコ)は当然大丈夫だろうと思い、ネットを外してみた。
えっ?多くの葉がアオムシに食べられている。
油断大敵、ネットをかける前にすでに卵を産みつけられていたに違いない。 青虫は4匹捕獲。果たしてロマネスコは収穫にたどり着けるだろうか? |
モンシロチョウ予防のためのネットは外してもいいだろう。
ただ、近いうちヒヨドリがブロッコリーやその葉を食べに来るようになるだろう。そうなったらまたランドリーネットをかけることにしよう。
こちらは今朝の東の空。
ただ、近いうちヒヨドリがブロッコリーやその葉を食べに来るようになるだろう。そうなったらまたランドリーネットをかけることにしよう。
こちらは今朝の東の空。
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