2013年12月6日金曜日

ミミズ君の餌:大量のツルムラサキ、結果。

ツルムラサキは繊維が柔らかく、適度な重量感もあって、みみず君にとって美味しそうな餌と思われる。
しかし、これまでツルムラサキをミミズ君の餌実験として一度も使ったことがなかった。
そこで、かなり前の話になるが、ツルムラサキの巨大な蔓葉を撤去した9月中旬に、ボックス3段重ねで、多量のツルムラサキを入れてミミズの餌実験をやってみた。

9月中旬、ミミズ君にとって美味しそうに思えるツルムラサキを多量に与えてみた。
ボックス上段に溢れる程に入れていたツルムラサキは、3ヶ月近くどうなっただろうか?今日チェックしてみるとツルムラサキは太い茎数本を残してきれいに食べられていた。
堆肥も立派に出来ていた。

下段に残っていたミミズ君は大人ミミズが50匹程度、卵もそれなりにあった。
ということはこの段で繁殖行為もしていたということで、ツルムラサキは予想通りミミズ君にとってはごちそうだったみたいだ。

堆肥収穫作業が終わった後は、新しい餌を新たな上段に入れる。
今回は、まずこの時期多量に出ているサツマイモの蔓葉を入れた。
サツマイモ収穫後には大量に蔓葉が出る。そのままではちょっと置き場所に困る。
そこで、みみず君がすぐ食べそうな柔らかそうな部分だけはいくつかのバケツに集めている。
そして、最近のミミズ小屋チェック時にはこれらの蔓葉を餌の一部として必ず加えている。
そういえば、昨年の今頃も、大量のサツマイモの蔓葉とツクネ芋の蔓葉の保管場所に困り、かなりの量をミミズ君に処理してもらった。
その頃の印象では、結構1〜2ヶ月では食べきれずに残っているものが多かった。
また、同じ頃、観察小屋でこの2つの食材(?)の食べ比べ実験もおこなった。

思い出してみれば、サツマイモの方がツクネ芋の繊維の強い硬い蔓よりは幾分いい餌だったが、今回のツルムラサキの食べっぷりには遠く及ばない印象だった。
どう考えてみても、サツマイモの蔓や葉だけを与えるのではみみず君が栄養不足になりそうだ。
そこで、今回の上段には解凍キクイモや他の野菜も十分量餌として足しておいた。


とにかく、ツルムラサキがミミズ君にとってかなりいい餌であることは証明された。
来年は撤収後大量に出るであろうツルムラサキの蔓葉は、余すところなくミミズ君に与えることにしよう。





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